第一章まで

 色々と訂正、まずこれは探偵ものでも推理ものでもありませんでした。


 アクションシーンやバトルシーンもあるのですが、アクションものでもバトルものでもないです。


 むしろその逆と言いましょうか、馬鹿にするジャンルでした。


 一応それらしいものはるにはあります。


 ただ漠然とした問題に対し、あてずっぽうとしか言いようのない回答、それも混世があるわけでもないのを出して、全問正解、とされるのを何というかです。


 バトルも、相手が改造人間なのはもういいです。耳がいいから蝙蝠というコードネームもまぁいいでしょう。それで耳が改造されてるから耳から触手が出るって、色々と考えることを放棄している感じです。


 必要最低限の条件をなぞっただけでそう名乗ってる感じ、その上でメタ的に「そうじゃないよ」と書いて置けば許されると、作者は考えておられるようです。


 その上でのオチ、感動路線、死人が出てたけど残ってるものもある、とのお涙頂戴、個人的にはこれを『感動ポルノ』と呼ぶんだと思います。


 全体として唐突に出てきた点が勝手に他の点とつながって行って、その不自然さを「探偵だから」の一言でごり押していく。こんなんでいいなら書く方も楽だろうなーとは。


 正直、得られるものは乏しい感じです。

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