第二章まで
『蹄の音を聞いたらシマウマではなく馬だと思え』
語源はアメリカの医学会だそうで、意味としては「とある症状があったなら、最も普通な原因からまず疑え」と言ったところでしょうか。
ただこれは現実に対しての格言であって、それを乗り越えてこそのエンターテイメントだともわかっています。
その上で「いやそうはならんだろ」が感想です。
例えばキャラ付けでつけてる左目のアイパッチ、その割には動けるし見えてる風にも見える、となれば普通考えるのは透視能力などではなくてただ穴空いてるって方です。
事実がどうであれ、まず馬を疑ってこそのシマウマ、それがすっぽりの抜け落ちてます。
一言で言えば全部が後付け、ご都合主義です。
間話にある過去のバトルも、相手が毒を仕込んでると見切るまではまだしも、擦りとった正体不明の注射器ぶっさすって考えが浅すぎる気が。
新キャラなんてまさにまさに、アイドルで金持ちで透視能力、主人公へ好感度高めでサービス精神旺盛、それでいてキャラとして個性があるかというと疑問のお人形さん、物語を動かすためのギミック、物語的な意味で使える女って感じです。
それから作者はアイドルとか大好きなんだなーと思わせといて書いている内容浅いからファンというほどでもないんだなーとは思いました。
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