カラーページから目次、それからプロローグまで

 冒頭のカラーページ、これからのハイライト、どうやらいわゆる美少女ばかりがずらずらと並ぶ、いわゆる萌え系というか、ギャルゲーの日常ものみたいなノリなのはわかりました。


 こういうの好きな人は好きなんでしょう。


 次、目次ですが、かなり細かく分かれてます。


 短いところだと3ページほどでの区切り、本としてみる限りではやりすぎな気もしますが、ここのようなネット小説の場合は1エピソード長くしてまとめてよりも細かく区切って毎日投降が良いとされてるらしいのでそういうのが影響してるのかもしれません。


 プロローグ、寒い。そしてくどい。


 文章のノリとしてはネット掲示板のアレ、一つの物事に対してやたらと長々と聞かれてもないたとえ話とかつなげてくる感じです。内輪ノリとしてなら楽しめる人もいるかも。


 主人公の男に関しては中学生の妄想をそのままもってきた感じ、リアリティとかそういうの無視して『そういうもの』をへばりつけた、歩く設定、ギャグみたいな軽いノリでやるならこういうのもいいんだろうけど、推理ものでやるとなるとトリックにおけるリアリティーラインがちょっと心配。


 それとヒロイン、美人らしい。


 美人をどう表現するかは書いてて悩むところではあったのですが、普通に『美人』って書いて置けば美人になるってのは素直に感心しました。ラノベなんてその程度でいいんですよね。


 で、ちゃんと死ぬ。


 死んでから日にちが立っての物語、謎解き要素の始まりとしては、まずまず?





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