掌編小説・『CURRY』

夢美瑠瑠

(これは、今日「カレーの日」にちなんでアメブロに投稿したものです)



 …日本ほど、国民がカレー好きな国は珍しい、とか言います。


 インドはどうかな?とか思いますが、その辺はあいまいです。インドにも別の料理もあるだろうし、外国の日頃の献立の事情などには無知で当然だが…


 自分自身も、カレーは幼少のころから無数回食べてきたと思う。ルーとライスが同じ皿なのがカレーライス、で、別の、あのアラジンの魔法のランプみたいな容器にルーが入っているのが、ライスカレー、とかも聞いた覚えがある。


 最近は自分でよくカレーを作りますが、料理は割かし得意なほうなので、だれが作るよりも自分で作る方がおいしい気がする。

 スパイスを入れて、本格的に作る時もあるが、スパイスがあまり売っていないので、だいたいは市販のブロックになったカレールーのもとを使う。

 具は、平凡に玉ねぎ、にんじん、ジャガイモ。肉は適当に、多い目に入れる。予算に余裕がある場合はキノコも入れる。あとはまあ、ヨーグルトや味噌、梅干しとか、コクを出すために入れる。リンゴかバナナ、蜂蜜も入れます。

 

 最近は黒にんにくをよく食べるが、卵に黒にんにく、豆乳、養命酒とかをミックスしてミキサーにかける。

 それを何にでもトッピングするわけです。


 毎日でも「カレーを食べるといい」とか言う人もいて、テレビでおなじみのH先生という人も、「私ほどカレーをよく食べる人はいないと思う」と、話していた。何がどういいのかを具体的に聞いてみたいものだ。?


 普通にはまあ、クルクミンとかターメリックとか、これはウコンというスパイス等のことですが、体を温める、肝臓を強くする、ボケ予防にいい、そういう効能を耳にします。スパイスは和訳すると「薬味」であって、つまりクスリになるようなものが多い。漢方薬の材料と薬味は共通していることっが多い。薬膳、というものに、カレーは近いのだろうか…


 漢方薬とか薬膳についてウィキペディアで調べたことはありますが、至極複雑で込み入った話になっていて、一朝一夕にはとても消化しきれない内容でした。理論では、気血水とか、そういう言葉を漠然と知っているが、本格的に勉強するとやはり何年もかかるのかなと思いました。


 経絡とかツボとかもそうですが、中医学とかは西洋のそれとは根本から違った理論体系で、だいたいが、経絡もツボも、解剖学的には相当する器官が無いそうです。


 何でもそうだが、何か神秘的な香りが?やはり東洋のものには漂っています。


 そういう神秘的な健康作用、滋養作用が、あのカレーの独特の、曰く言い難い芳香、他のメニューと置き換えがたいおいしさとして表れているのか…そう思うと、ホンマ、毎日でもカレーを食べたくなるなあ?


 健康オタクで料理マニア見習の、ささやかな独り言でした。😊


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