第4話 アブダリ・フチャの戦い
さすがに彼も、残る二軍団だけで
父親の
そして、
元々慎重に兵を進めていた
しかし、すでに敵地の奥深くまで進攻していた
「くそ、もうそこまで来ていたか。意外に脚の速いことだ」
その報を受けるや、ヌルハチは
「ダイシャン、そなたに命じる。
ヌルハチは次男ダイシャン率いる主力部隊を派遣。両軍は3月4日、ヘトゥアラ南方のアブダリで遭遇した。
また、
この時、
時の朝鮮王は第十五代
彼は新興の
しかし、
出兵に先立ち、
「やむを得ぬ場合は無理をせず、
「よ、よろしいのですか、
「兵を出すことで
「承知いたしました、
これに対し、ダイシャンはホンタイジを先鋒に立てて攻め寄せる。
しかし、
乱戦の中、朝鮮軍はその半数近くの兵を失い、また明の
ダイシャンは生き残った朝鮮軍5千に対し降伏勧告の使者を送り、
残る
しかし、この時
まだ敵影も見えぬのに撤退することを不審に思っていた兵たちは、これに驚き
「ば、馬鹿者! あれはただの脅しだ。この近くに敵などおらぬ!」
本拠地の
「おのれ、
翌年、
かくして、敵に数倍する兵を動員した
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