第12話 最悪の結果
死んでた、かと、思ってた……?
なにそれ……お母さん…?
『どういう、…こと、ですか?』
[あら?あなた、何も知らないの?あの人から何も聞かされてなかったのね~]
『あの人…?』
[私の元夫。あなたのお父さんのことよ。]
[じゃあ~何も知らないまま、ここまで生きてきたの?笑 凄い神経~]
『なん、で、…?なんで、お母さんがそんなこと、言うの…?どういう、こと、?』
[それはね~。あなたは、]
「やめろ!もういいだろ。みき、家まで送る。」
[ちょっと~れん~。何言ってるの?その子は聞きたそうよ~真実を~
あ、そうだ!ついでに私とれんとの関係も知りたそうね~。]
「いい加減にしてくれ。これ以上、みきを混乱させないでくれ。」
[混乱?笑 ねぇ~れん。よく考えてみなさいよ。この子が、家に帰ったところで何か気持ちが変わるとでも言うの?ここで色々ぶちまけた方がその子のためにもなるんじゃないの?
私、本音を隠すのって嫌なのよ~]
『教えて…ください。全て…。』
「みき、…。」
[いいわよ笑
特別に教えてあげる~]
今から知る真実は私の心を深く、より強く傷つけた。
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