人はなぜ生きるのか_。
@hiiragi_000
第1話 命の在り方_。
なぜ人は生きるのか。なぜ自分は生きているのか。私はたまに分からなくなるときがあります。皆さんはありませんか?ほんの一瞬だけでも感じることや、考えることはないでしょうか?夜は特に気分が沈んで感情的になってしまうといいますよね。私も毎日のようにありますよ。夜、一人になった瞬間。ベッドに入って眠りにつくまでの間は特に多いのではないでしょうか?
私は一人が好きです。いろいろとゆっくり考えることができますし、妄想なんてものもしますよ。人間ですから。
ただ、その中にふと浮かび上がるのです。“なぜ私は生きているのか”。意味が分からない人も多々いることでしょう。私だって正直分かりません。なせそんなことを考えてしまうのか。だって、勝手に脳内に浮かび上がるんですもん。気分が悪くなりますよ。
「生まれたから生きなけてばならない」私は、この言葉はあまり好きじゃない。
生まれてくる場所、自分の居場所は自分で選ぶことが出来ない。当たり前のことですね。じゃあもし、生まれた自分の居場所が本当に息苦しいほどに最悪な場所だったら?周りの助けの手を伸ばすこともできず、自分一人で耐えなければならないそんな場所だったら?しっかり自分の人生を歩んで寿命が尽きるまで生きることができるのでしょうか?
人は言います。『いつか必ず、幸せが訪れるよ』と。
そんな無責任な言葉を簡単に投げかけるものではないと思います。
人の耐えられる大きさは一緒じゃないです。限界がいつ訪れるかなんて知りえません。だから、自分の身を投げて解放されることにより幸せを感じることもきっとあるのでしょう。間違ってなんかない。生まれてからの自分の生き方なんて自分の自由。「死ぬな」なんて言葉は知らない。じゃあ、苦しみながらこれからも生きていけってこと?ふざけるな。この先息苦しくても人の心なんて分かるはずがないんだから。
もし、同じ環境で同じ苦痛を感じていても「気持ちが分かる」なんてものは嘘。分かっているようで分かれていない。分かることが出来ていたとしてもそれは、ただ辛い状況だということだけ。そんなの全く正反対の環境で暮らしている人でも分かることだ。だって、自分がつらいって言ってるから。そのつらいが、“死にたい”の合図かもしれない。
生きるのってそんなに大事なことなのでしょうか?そんなこと誰が決めた。そんなこと誰も決めちゃいない。使命でもない。もう少し生きてみようかな?でもいい、息苦しく考えなくていい。もう死んじゃえだっていい。
ただ一つ忘れないでほしいことがある。これは、自信をもって伝えます。
あなたがいなくなることで悲しむ人はゼロじゃないということ。
家庭環境が悪かったとしても、悲しく思う心は同じ人間だからあると思う。うまく愛を伝えられない不器用なだけの人もいる。
そして、友人、恋人、あなたに想いを馳せている人もいると思う。
ゼロじゃない。
そんな人たちを置いて行ってしまうことになるということ。
どうか、忘れないでください。
自分の命の在り方は自分の自由。
幸せの掴み方は自分の自由。
“死にたい”
そう思った瞬間に少しだけ立ち止まって、どこか思い出の場所に旅するのもありですね。そうすれば何か変わるものがあるかもしれません。
何も変わらなければ、自分がしたいように行動すればいい。
さて、色々と文字にして私も少し気持ちが落ち着きました。文字にするのもいいものですね。 これを読んでくださったあなた。何か変わりましたか?何を考えましたか?何も感じないことはきっとないでしょう。これから先どんな未来が待ち受けているのか。そんなことを考えても未来は変わりますからどうにもなりませんよね。
今この瞬間。今日この一日をどう過ごすかくらいが丁度いいと、私は思いますね。
では、本日もお疲れ様でした。
最後にもう一度だけ。脳に焼き付くように言わせてください。
あなたがいなくなることで悲しむ人は、ゼロじゃないです。
あなたを思う人が残されてしまうこと_。
忘れないで。
一度立ち止まってみましょう。
そうすればきっと何か変わるかもしれませんよ。
_End_
人はなぜ生きるのか_。 @hiiragi_000
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
これからの自分_。/@hiiragi_000
★0 エッセイ・ノンフィクション 完結済 1話
正しいとは何か__。/@hiiragi_000
★0 エッセイ・ノンフィクション 完結済 1話
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます