第35話 35話 Side:KAMI

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「ふぅ、焦ったよ、3人とも引きこもらなくてよかった。本拠点作って満足して終りじゃ、誰とも接触せず終わるところだった」

 3人とも力があるからと、容赦なくやり過ぎた。


「とくに調子に乗って開拓編だと、魔物のいない孤島に飛ばしたのが駄目だったかな」

 レイジたちは、孤島を開拓し、現代技術+魔法満載の島を作り出した。


「島の開拓で満足しちゃうかと思ったよ。でも、」

 転移魔法や飛行魔法を使って、孤島から大陸へと来た。


「大陸中に移動可能になったし、順調に世界の中心になりつつあるし」

 メイド部隊には、大陸中へ転移先を設置させた。

 例え大陸の端から端だろうと、気軽に移動できる。


「レイジ君も家族と無事会えたみたいだし、大丈夫か」

 最初は距離を置いて接しようとしてたみたいだが、何だかんだ子供たちとも打ち解けていた。

 家族のためならと、問題が起きても解決してくれるだろう。


「なにやら奥さんに内緒で計画してるみたいだし……ニシシ」

 レイジはチハヤに最高のプレゼントを贈ろうと計画していた。


「予定通り、完全完璧なハッピーエンドに向かってる……」

 この物語の完結まで、大きなな一歩を踏み出せた。


「レイジ君じゃないけど、バッドエンドなんかいらない。ご都合主義でいい」

 泣き要素なんていらない。

 全員で幸せになるんだ!


「頼んだよ、主人公/レイジ君」


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