第13話 仲間?

メキルの視線の先にピンク色の豚の魔獣が2足歩行で立っていた、凶悪そうな豚面で




「ふふふ、子供を虐めて楽しいか人間」




「そいつは子供なのか、狼の魔獣にしか見えないのでね」




(子供ね、魔獣の歳が人間に分かるか)




メキルはそう思いながら視線を狼の魔獣から豚の魔獣に目を向け、豚の魔獣に走り出した




「悪いがここでお前に死んで貰う」




「ヒイィィィ!来ないでくれ!」




剣をいつでも耐用できるように手で持ち豚の魔獣に斬り掛かろうとして豚の魔獣は脅えたような声を出して両手で頭を庇うようにしていた




「悪いがお前の言うことは聞けない」




メキルは豚の魔獣に答えあと少しで斬りかかれる間合いまで近い付いたが、豚の魔獣が庇っていた腕の間から、先程までと売って変わった表情に顔色を変えて良い放つ




「良いのか、俺ばかり構っててよ」




「ッ!まさか!」




メキルが左目の視線を横にずらすと、街の中に撤退していた兵が地面からいくつも出てきた植物の蔓に襲われていた、兵達は悲鳴などを叫んだり、蔓に足を掴まれて暴れたり、剣で蔓を斬ろうとしても硬くて斬れなかっかたりして、皆なんとか使用としていたが、メキルと豚の魔獣には彼らの抵抗は見る限り意味が無いと判断できていた




「て、テメェ!」




メキルは豚の魔獣を斬らずに後に引き返した、物凄い早さで




「懸命だな、そのまま来ていれば、俺は斬れずに、仲間もろくに助からなかったからな、踊れ小僧」




豚の魔獣は独り言をぼやきながら言葉を述べた、それから豚の魔獣は狼の魔獣を見た




「あ、あんたは」




「時間を稼いでやる森に逃げろ」




「・・・すまない」




狼の魔獣は遅い足取りで森に必死で逃げていた、メキルはそれを横目で見て




「あの怪我が治ってきてやがる、クソッ!」




メキルはなんとも言えない顔をしていた




「あの蔓だけじゃあ逃げ切るのは無理だな」




『あれをやるんだね』




「あぁ、いくぞ!大地を分け与えたグリーンサラダボール・人




豚の魔獣は地面に右手をいきよい良く叩き付けた、大地が揺れ始め大地の割れ始めから更に蔓が大量に辺りに関して現れた人を遅い始めた、メキルは苦虫を噛み潰したような表情に変わり駆け出し蔓の伸びる方向に向かった




「あのやろう!」




「誰が助けてくれ!」




「くるな、来るな!」




「門を閉じろ!侵入させるな!」




「魔法が使えるものは火を放て!」




彼らは抵抗するも余り意味が無かった




豚の魔物が馬鹿にしているように口元をニヤつかした




「もう、遅い!」




豚の魔物が手を門に向けて上に手を突き上げ、叫んだ




「巻き付き硬化しろ!」




「くそおおおぉぉぉぉ!」




メキルが叫び、外と内両方の地面から蔓が伸び門に巻き付き蔓の成長を辞め絡み付き門が動かなくなっていた、更に門の外の地面からも無数に伸びでて兵士を襲い始めた、蔓は門と門の外の地面と豚の魔物の近くから生え出てきた蔓があり兵達は蔓を断とうとするが何をしても効かず恐怖の色が集に広がっていた




「斬れろ!」




「クソォ!」




メキルは門の蔓に剣を振り下ろしたが余り効果がなく一言吐き捨てた、すぐに門の外に歩みを進めた


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る