#078「セラスランカの秘密」



「で、決闘なのか」

「そうよ。分かりやすいでしょう?」


 セラスランカが剣を抜いていた。

 ふたりで馬に乗り、いつものようにある程度のところまで走らせた後。

 〈学院〉の裏手に広がる雑木林。

 有無を言わさず連れて来られ、まさかの開口一番。

 寂々とした木々の帳に、黒曜石の輝きが浸透する。

 俺は困惑しつつも、注意深くセラスランカの様子を観察し、ゆっくりあとじさった。

 このあたりはロクな管理もされていないため、足元の雪は深い。


「……分からないな。どうして決闘なんだ?」

「理由ならさっきも話したでしょう?」

「たしかに聞かされたけど」


 剣を突きつけられて、半ば脅される形だった。


「アンタは私に〝話さない〟と言った」

「言ってない。正確には、俺は〝何のことだか分からない〟と言ったんだ」

「同じじゃない」


 セラスランカは冷めた瞳で言う。


「私ね、これでもちょっとは期待してたの」

「期待?」

「もしかしたら、私が訊けば、アンタは案外すんなりと話してくれるんじゃないかって」

「…………」

「アンタって人間のこと、未だによく分からないし、おかしなヤツだと思ってるんだけどさ」


 両腕がぶらりと下がる。


「これでもいろいろ世話もしてやってるし、アンタも私に感謝してるはずだし? ああ、いいの。べつに貸し借りの話がしたいワケじゃない──けど」


 人が本気で頼み込めば、少なくとも、アンタは私に変な嘘をついて誤魔化すような真似はしない。

 そう、思っていた。


「私ともあろうものが、ずいぶんと迂闊よね? 思えば顔も知らない相手に、何を幻想していたのかしら」

「嘘をついたのが気に入らなかったのか?」

「気に入る方が稀だと思うけど」


 ごもっとも。


「とにかく、アンタは私に何も話さないって選択をした。だったら、後の流れは至極簡単でしょう?」

「決闘をして、無理やりにでも口を開かせるって?」

「私たちはダークエルフだもの。種族の掟に従って、何事も実力で話を付けてしまった方が早い」

「俺はいささか、野蛮過ぎる風習だと思うけど……」

「笑える。それ、アンタが言う?」


 セラスランカはスっと腰を落とした。

 俺は頬が引き攣るのを感じ、仕方なく腰元の斧を抜き放つ。

 レザーカバーの留め金は外さない。

 セラスランカが剣を抜いた以上、こちらも得物でそれなりに身を守る必要が出てきてしまったが、俺はまだこの状況にまったく納得し切れていないからだ。

 だって、


「ティアドロップとはべつに、何も無かったって」

「じゃあどうしてッ、あの子があんな顔したのよ!」

「あんな顔ってどんな顔だ……」

「どんな!? そりゃそんなの……ッ〜〜! 私に言わせないで!」

「断言できる。君は絶対に勘違いしてるからな」

「だったら! その勘違いを解いてみせなさいよ!」

「ッ!」


 黒曜石の剣が左の脇腹を狙い閃いた。

 俺は慌てて飛び退き攻撃を躱す。

 セラスランカは本気だ。

 本気で俺とティアドロップの仲を懸念している。

 しかし、俺にはどうしてもセラスランカの考えが正しいとは考えられない。


を視たティアドロップが……?)


 俺に恋する?

 そんなのは百パーセントありえない。

 セラスランカは誤解している。

 誤解した上で、怒っている。

 大切な妹に悪い虫がついた。

 この子の中では俺は完全に悪者だろう。

 それもこれも、


(フィロメナ・セレンディバイト……!)


 アイツが俺とデート(虚偽)したことなどを大声で話すものだから、余計に怒りが増幅している。

 おのれ。

 この誤解、こじれているのはアイツにも責任の一端があるぞ。

 だが、


「ッ! フッ!」

「はや──!?」


 右から左、左から上、カワセミのように風を切る黒刃。

 深い雪に足を取られそうになりながら、何とか身を捩って躱していく。


「チクショウッ、真剣マジだな!?」

「さっきから、そう言ってる──ッ!」

「ッ、ぶねッ!」

「避けるな!」

「無茶言えよッ!」

「っぅ!?」


 俺は隙を突き剣を弾いた。

 その衝撃でセラスランカが数瞬、バランスを崩してたたらを踏む。

 悪いが純粋な力技なら、俺の方が上。

 木立を数本挟み、間合いの外にすかさず退避した。


「いいか。まず、嘘をついたことは謝る。すまない。べつに悪気があったワケじゃないんだ」

「……」

「ティアドロップのことも心配するようなコトは何も無い。事情があって、あの日何があったかを教えることはできないけど……よく考えてみてくれ」


 そもそも俺だぞ?


世間知らずの田舎者ラズワルド・スピネルだぞ?」


 貴族というより蛮族。

 王朝剣術も使えなければ、魔術すら発動経験無し。

 メラネルガリアの上流価値観において、俺の恋愛市場的プライオリティは最低辺に近い。

 ネビュラスカ・ブラックオパールなど、それこそゴミを見る目つきだ。


「だからティアドロップに限らず、他のどの女性だって俺には靡かないさ」

「セレンディバイト家の美髪姫は、そう思ってなさそうだったけど」

「それこそまさかだよ。王太子殿下の婚約者候補筆頭が、俺なんかを歯牙にかけると本気で? ハッハッハッ──ありえん」

「どうだか」


 セラスランカはぐるりと目を回してみせた。


「スゥ──ダメか。めっちゃキレてるな」

「おかげさまでねッ!」


 黒曜石の剣が鎌鼬のように虚空を踊る。

 その動きはしなやかで素早い。

 メラネルガリア王朝剣術の剛毅な直線動作を基本としつつも、長剣の利点である重心の操作性、手元で行う機敏な動作を、確実に自分のものにしていた。

 兵装院の首席候補者がなんて大人げない。

 俺は防戦一方になった。

 なのに、


「チィッ……! アンタ、何なのよ!」


 セラスランカは数合打ち合った後、さらに機嫌を悪くして、大きく舌打ちまで披露する。


「何なの……って、なにが?」

「アンタがヤツなのは分かってたわ」

「……」

「初日の決闘稽古。アンタはスネイカーとディープを相手に、恥をかかせた」


 武器破壊。

 それは戦士階級にとって、最も屈辱的な宣告。

 大剣など使えなくとも、オマエら程度なら余裕で殺せる。

 ラズワルド・スピネルはあの日、意図してかせざるか、ふたりの戦士に激しい畏怖を与えた。


「でも、私はべつに不思議じゃなかったわ。スネイカーもディープも、戦士としては二流だった。高慢な貴族にありがちな、プライドばかりが先行しているザコ」

「いや、そこまで言ってやらなくても……」

「黙って。アイツらは弱い。弱いってことは、つまりそれだけの怠慢があったってコトよ」


 武器を破壊される。

 それは、戦士ならば誰でも実感できてしまう絶望だ。

 断絶的な力量の差。

 彼我の乖離。

 セラスランカはゆえにギリリッ! と奥歯を軋ませ激昂する。

 剣が正眼に構えられ、場の雰囲気が一段階重さを増した。


「アンタ、私にも同じコトができるでしょう?」

「……さぁ? それはどうだろう」

「バカにして」


 とぼけるんじゃないわよ。

 決闘を始め、奇しくも判明した互いの実力差に、セラスランカは悔しさからつい対戦相手を睨んだ。

 薄々そうじゃないかとは察していた。

 この男には様々な部分が欠けているが、実際に刃を交えれば、恐らく今期の〈学院〉の誰より戦闘巧者なのではないかと。


「でも、それはあくまで、純粋な素の技量での話」

「え?」

「これならどう?」

「!」


 須臾しゅゆ、セラスランカが加速した。

 一太刀の鋭さが遥かに増して空を割断する。

 ギリギリで避けた刹那の振り下ろし。

 刃の抜けた軌跡には、〝無〟が残っていた。


(なんだ──?)


 雪が、吸い込まれる。

 斬撃によって生み出された〝無〟の中。

 足元から舞った微量の雪。

 斬撃を取り囲む無数の大気。

 産み落とされた〝無〟を埋めつくさんとして、周囲のものが、一斉に引き寄せられる。

 それはさながら、剣筋の轍に向かって、寄せては返す波のごとく──


「ッ」


 ──足が、僅かだが地面から浮いた。


「まさかこれは……真空!? なのかッ!?」

「詳しい原理りくつなんか知らないわよ」


 慌てて地面を蹴りつけ、大きく距離を置いた俺に、セラスランカはそのまま静かに二撃目の構えを取った。


「ただ、私にはができて、もできるってだけ」

「!」


 セラスランカの姿が消える。

 否、目視では消えたとしか思えないほどの速さで雪上を駆ける。

 それは縮地。

 あるいは、神速通。

 常人には不可能な高速転移。

 ともすれば、瞬間移動とも見紛う歩法。

 俺は不意を打たれ、攻撃をいなすのが遅れてしまった。


ゥ……ッ)


 打たれた右腕が痛い。

 咄嗟に外套を翻し、何とか直撃は免れたものの、裏に鉄板を仕込んでいたワケでもなし。

 畜犛牛オーノックの毛皮がいかに厚手でも、長剣の一撃は鈍痛となってダメージを生んだ。これは間違いなく痣になる。

 しかし、


「今のは……」

「気づいた? ま、さすがに一撃浴びれば分かるわよね」


 そう。その通り。

 少女は威圧的に微笑みつつ、いとも容易く種明かしを開始する。

 そも、


「不思議には思わなかった? 女の私が、そもそもどうして兵装院の首席候補者なのか」


 筋力に劣る女が、職業戦士を鍛える学び舎で、なぜ多くの男を差し置いて首席と目されているのか。

 大剣を使う男たちに囲まれ、女の細腕でなにゆえ他を寄せ付けぬのか。


「柔よく剛を制す? たしかに、それも一理あるけど」


 セラスランカは首を振り、鼻で笑って自身の長剣を見る。

 黒曜石の煌めきは美しく、切先は鋭い。

 だが忘れてはいけない。

 黒曜石とは、硬いが脆いのだ。

 純然な力勝負では、先ほども演じた通り、ほとんどの男相手に敵いなどしない。

 仮に、血の滲む修練の果て。

 幾年月をかけて培い続けた技量があろうとも、それで上回れるのは〝常人の枠〟に収まる者だけ。


殿

「──そうか。そういうことか」


 俺は納得し、舌打ちした。

 セラスランカにではない。

 己の迂闊さ加減に怒りを覚えたからだ。

 なぜ思い至らなかった。


(ナハト・アダマスはまだ十歳程度にしか見えない)


 ダークエルフは長寿種族で、ホモ・サピエンスとは成長速度が違う。

 ならば必然、肉体年齢に伴い筋力その他の身体機能も相応に未熟なはずで──然れど。


「彼は魔法で、デタラメな筋力強化をしているんだったな」


 だからこそ、兵装院にはセラスランカの他にもうひとりの主席候補者が存在する。

 そして、その首席候補者は圧倒的にセラスランカより強い。

 地位、権力、名誉、血統、性別。

 持たざる者と持つ者の対比。

 本来であれば、セラスランカなど一顧だにされないほどの差が刻まれている。

 なのに。


「ずいぶん上手く隠してたんだな?」

「当たり前でしょ」

「まさか君が、『超人』だったなんて」

「その呼び方はやめてくれない? バカっぽくて好きじゃないの」

「魔法は使えるのか?」

「残念だけど使えない。私、こっちのが性に合ってるみたいだからッ!」


 再びの神速。

 セラスランカは音を置き去りにし黒剣を振るう。


(──内向型の存在使い)


 魔力を持ちながら魔法を使わぬ者。

 この手の人種は、ときに素手で岩をも砕き、ときには遠く離れた所から刀を振っただけで斬撃を飛ばす。

 空を舞う木の葉を両断。

 水面を沈むことなく疾走。

 人の身でありながら、埒外の技能を獲得した達人。

 求道じみた修練の果て、いつからか自らを超常的な〝そういう存在〟として定義し直してしまった狂気の徒。


(……ああ、もちろん知ってる)


 俺はそれを、すでに学習済みだ。

 だから、


「!? なっ、アンタ……!?」

「悪いな! 付き合ってられん!」


 俺は二度目の痛打を甘んじて受け入れ、痛みに顔を顰めながら強制的にセラスランカの動きを止めた。

 そしてすかさず、黒曜石の剣を力任せにへし折る。

 零距離拳打ゼロインチパンチ

 あるいは、なんちゃって寸頸。

 強引な暴力で、セラスランカの得物をボキリッ!! と破壊した。


「くっ、この……!」

「勘弁してくれ」


 セラスランカはそれでも、なおも決闘を続行しようと折れた剣で殴りかかってくる。

 俺はジンジンと響き始めた激痛で涙目になりながらも、仕方なく少女の腕を拘束した。

 んで、グルリと周って背後を向かせ、足を払いカクンと地面に押し倒す。

 クソっ、なんて軽い。


「諦めろ。こうなったらもう俺が有利だ。君に勝ち目はない」

「ッ〜〜〜!」

「オイこら、ジタバタ動くな! 大人しくしろこのじゃじゃ馬め!」

「誰がじゃじゃ馬……!」


 キィーーッ! と。

 しばらくの間、本当に大変な時間が続いた。

 俺は周囲に人気がなく、マジで良かったと安心する。

 そうして、


「…………もういい。離して」


 長かったような短かったような。

 ともかくひどく疲れた時間が終わり、空からは粉雪がチラチラ降り始めた。

 鐘楼の鐘も遠くから鳴る。

 セラスランカはムスくれ、えらくご機嫌斜めな顰めつらを浮かべていたが、そこでようやく自身の負けを認めたらしい。


「離した瞬間、もう一回は無しだぞ?」

「分かってるわよ」

「じゃあ離すが……ホントに無しだからな?」

「しつこい男ね……早く離さないと撤回するわよ」


 俺は恐る恐るセラスランカを解放した。

 少女は無言で立ち上がり、衣服についた雪をパシパシはたき落とす。

 その最中、物言いたげな視線はなおも未練たらしく送られてきたが、どうやら結果は結果。

 自分から決闘を仕掛けて来た手前、セラスランカは約束を反故にするつもりはないらしい。


(私たちはダークエルフ。種族の掟に従って、か)


 どんな形であれ、実力による勝負はついた。

 誇り高いこの娘のことだ。

 先日の事件について、これ以上は決して俺に問いただそうとはするまい。

 少なくとも、しばらくの間は我慢を続けるはず。


(やれやれ……)


 休日に〈学院〉に行って、そこから数日とんだ災難続き。

 秘文字の謎を追求するのは、俺にとって鬼門か何かなのか?

 はぁ、と肩が急降下する。

 そんなこちらに、


「で?」

「あ?」

「アンタは私に何を望むの?」

「……はい?」


 セラスランカはそっぽを向きながら、おかしなことを言った。

 俺は急に何の話なのか分からず、間抜けな声をあげて首を傾げる。

 少女はきまり悪げにうめいた。


「だからッ、決闘に勝ったのはアンタでしょ。負けたのは私」

「ああ」

「なら分かるでしょ? 普通、決闘ってのはお互いに何かを懸け合うものよ」

「だから?」

「ッ、私の懸けは不成立。けど、アンタは勝ったんだから、勝者は敗者に要求を通すことができるの!」

「──おお。なるほど」


 君はそこまで律儀だったか。

 俺は感心して笑った。

 けれど、


「何を望むと言われても、急には難しいな。だいたい、こういうのって勝負を始める前に取り決めておくものだろ?」


 今回の場合、俺は有無を言わさず無理くり仕掛けられたワケで、言うなれば辻斬りに遭った感覚に近い。


「ぐっ」

「だからそうだな。ここはひとつ、詫びの代わりに許可をくれないか?」


 ひとつだけ思いついたことがあるよ。

 俺は少女に言った。


「許可って……なによ」

「セラスって呼ばせてくれ」

「は? ……はぁッ!?」

「君たち姉妹の名前は長くてさ。実は結構前からいいなって思ってたんだ。ほら、ふたりはお互いに略称で呼び合ってるだろ?」


 セラスランカならセラス。

 ティアドロップならティア。


「短くて呼びやすいし、舌も疲れない」

「わ、私たちの名前に文句があるって言うの!?」

「文句はないよ。けど、略称で呼べた方が楽だ」

「こ、こいつ……!」


 セラスランカは信じられないものでも見るような目つきになった。

 が、


「ッ〜〜、分かったわよ! 好きに呼べば!?」

「嫌なら無理しなくてもいいが」

「ぜんぜん嫌なんかじゃないし!」

「……そうか? なら良かった。これからよろしくな、セラス」

「ッ〜〜〜〜! ええ、よろしく! ラズワルド!」

「なんか自棄になってない?」

「気のせいねッ!」


 フンっ、と。

 セラスは明らかに誤魔化す素振りで語気を強めた。

 ……まぁ、本人が言い張るなら大丈夫なのだろう。

 ともあれ。


「じゃ、これで一件落着だな」

「不本意ながらそうねッ」


 俺たちは握手をして仲直りを確認し合った。

 外は雪が降り始めるほど寒いのに、セラスも俺も、体を動かしまくっていたせいで手のひらが温かい。

 そんなふうに互いの体温を感じた、その刹那とき──




「ウアアアアアアアアアアアアアアアアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァーーッ!!」




 命に軋みを感じさせる絶叫が、〈学院〉より響き渡った。






────────────

tips:超人戦技


 魔力を持った者が、魔法使いではなく戦士・武人として尋常の理を逸脱した時に身につける技。

 いわゆる「素手で岩を砕く」「斬撃を飛ばす」「空を舞う木の葉を両断する」「水の上を走る」など。

 自らを〝そういう存在〟として作り変え、人の身でありながら埒外の技能を身に修めた一種の狂気。

 魔法は第八の神の広めた呪文を使うことで、第八の法則下に置かれることを受諾する太古の盟約だが、超人戦技はあくまで『己一つ』で完結した奇跡のため、魂への影響はない。

 普通から例外へと転変する初期の蛹。

 英雄という蝶へ生まれ変わる最初のきざはし。

 とはいえ、ここまでならまだまだ人間の延長線。

 起こり得る結果は、何も現実を侵食しない。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る