第15話みんなでお話ししましょ3
私とルルさんはいきなり話し始めた二人に驚いた。その私たちの様子にロルカは笑いすぎて噎せてしまいなかなか話しにならなかった。
「ロルカおちついたかい?」
ルルさんの問いかけに、噎せていたロルカは落ち着いてきたのか
「ごめん、ごめん、とりあえず話しを始めようか、ライ、サリーいいかな?ええとね、ルルは知ってるから紹介はいいだろう。もう一人と言ってよいか悩ましいんだけど、私の友人がルルの横に立っているんだけど、ライは知ってる人だよ。姿は光って見えるみたいでね。声は聞こえると以前言ってたから知ってるけど、はっきり声は聞こえるかな?そして英霊様って何?」
そう言って何故か私の方を見たので反論してみた。
「私は何もしてないよ!以前会った時は一緒に居ただろう、それ以外に会った事は無かったような?」
そう言った私がいる方を見てサリーさんが、頭を左右に振って言った
「あの、小さな声が聞こえるのですがルル様の声では無いような…」
表情を硬くしているサリーさんを見てルルさんが声をかけた。
「ここに居るのは、私達の古い友人さね。浮遊霊って言うのが正しいのかね?難しいね、ただ魔物ではない事は確かだよ。」
そうルルさんが話した事で、サリーさんの表情が少し和らいだ。ただ表情が和らいだのは、ルルさんがサリーさんに向けて話したからかもしれない。
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