第13話 みんなでお話ししましょ1
私は驚きすぎて変な声が出た。
「えぇ、ライが一緒に仕事してるのかい?一番の驚きだよ。だってずっと魔物狩りを仕事にしていたよね。」
そう言った私にルルさんは笑いながら「歳をとるんだよみんな。ライだってずっと第一線で戦う魔物狩りは無理だよ。今あの子が何歳だと思ってるんだい?もう30は越えてるんだよ。」
それを聞いて年月の経つ早さを感じていると、またルルさんに笑われた。
「何しみじみとしてるんだい。しょうがないだろう人は歳をとるんだ私らみたいなのは珍しいんだよ。」
その言葉に妙な寂しさを感じた
「そうだね、ついね普段考えない事を突きつけられたからびっくりしただけだよ。ごめんね話しを進めよう。」
そう言った私に少し笑って、ロルカは机に座り紙に何かを書いて、窓を開けた。紙に軽く息を吹きかけたら紙は鳥に変化し窓から飛び立った。
私はその鳥を見ながらロルカに言った。
「ライには言っているのかい?君が魔法使いだと?私は何を気を付けたらいいかな?」
そう言った私にルルさんが答えた
「知ってるよ、一緒に仕事をする事になったからね私らの事は取りあえず伝えてあるよ簡単にだがね。」
「そうなんだね、私はライには少ししか会ってないからね。なんたって何故か尊敬と言うか、神聖視されているような気がして居心地が悪くてね。」
そう話した私にルルさんとロルカが大笑いしていた。
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