第18話 どうして、荻原博子《おぎわらひろこ》さんは、新NISAに否定的なの? を分析
Q:どうして、
A:残当。だって、この方の顧客は、投資どころか「節約さえままならない」領域にいるから。
オレも、この方の発言はヤフーで読んだ。
最初はオレも、「また陰謀論を撒いているのか?」と考えたが。
とはいえ偏見はイカンと、ちゃんと読んでみた。
人によっては、至極真っ当なご意見である。
おそらく荻原さんは、「自身の顧客に投資を勧められないんだろうな」と思った。
だって「ひるおび」見ていた人なら、「あー」て思うはず。
「せやな」と。
今もやっているかはわからないが、荻原さんは「ひるおび」という情報バラエティにて、
「家系お助け」
コーナーを持っている。
荻原さんのコーナーに出てくる人って、
「ケータイは三キャリ当たり前」
「しょっちゅう飲みに行く」
「しょっちゅう外食にも行く」
「ローンもまともに払えない」
「タバコ・ギャンブルがやめられない」
「ムダ遣いが多い」
とった、投資どころか節約もロクにできない人ばかりだ。
そんな人のリスク許容度が、高いわけがない。
投資に目を向けている人なら、投資は「余剰資金でやるもの」というのが常識だ。
しかし、こんな節約も貯金もできない人が投資なんて初めて見たとする。
かならず失敗するのは、目に見えている。
新NISAひとつとっても、信託報酬など色々考えなければならない。
「NASDAQ100がいいよ!」
という声もあるが、ちゃんと調べてみた。
そしたら、「大和-iFreeレバレッジ NASDAQ100」だと信託報酬が0.99%。
「eMAXIS Slim 米国株式 S&P500」の0.09%と比較したら、約10倍よ。
「三菱UFJ-eMAXIS NASDAQ100インデックス」もあったけど、信託報酬は0.44%。
クソ高い。
eMAXIS Slimじゃないと、こんなもんかも。
ないわー。もっと安い投資信託が出たら考える。
荻原さんの顧客の場合、こういうところにも目を向けないだろう。
ただ流行っているってだけで飛びつく。
極端かもしれないが、新NISAにまったく関係ない「FX」とかに手を伸ばすかも知れない。
ウソだ、極端すぎると思うかも知れない。
しかし、それくらいお金に対する知識は低いと予測される。
だが、本当に恐ろしいシナリオは、これからだ。
仮に、顧客が大損失を出したとしよう。
その場合、責任は荻原さんにいくのだ。
「あんたのいうとおりに買ったら、大損したじゃないか」と。
ウソだと(同上。
なので、荻原さんは「『あなたは』、投資をやめておけ」としか言えないんだろうなと。
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