応援コメント

三:来訪」への応援コメント


  • 編集済

    拝読させていただきました。

    やっぱり思うのがリーダビリティが向上しているような気がします。
    以前にも先生の著作をいくつか読ませていただきましたが、なぜでしょう、こちらの作品はとても読みやすい。

    そのなかの著作では、かなり尖ったものも多く、私個人としては新しいものを見せてもらった感覚でした。
    婉曲な表現や長々と続く一文は、それだけ仔細に、丁寧に、けれど暴発したみたいに、登場人物たちの心情や情景を描いているところが良い、と思っております。

    ですが、今回で文体は打って変わったように思えます。一文は短く、比喩は簡潔になって、珍しく写実的な文体だなと思っていました。それは 『客観性』に優れている、という三人称視点の特性も関係しているのかもしれませんが。

    ……と、まあここまで書いていると、流石に萎縮してしまいますね…長々とありますが、要は「うっわ、読みやすっ、なんか腹立つなぁ」ってことです。(さらに失礼いたしました)

    ストーリーについては、この矜羯羅街の犯罪を取り締まる立場にある、『自警団』こと【破邪庭番(はじゃのにわばん)】が登場しました。

    なんとも奇抜な外見をした男女二人組でしたが、作品内の設定的には違うのかもしれませんが、おそらく彼らが自警団の代表的キャラとしてストーリーに大きく関わってくるのでしょうね…ワクワクしますわ…。

    次回はいよいよ街探検!
    新しいキャラも新しい設定も出てくるでしょうし、序盤だからこそのワクワク感がたまりません!(用語解説にあった【異形】も出てくるのでしょうか…)

    やっべ、もう好きかもしれんこの作品。


    P.S.
    (ルビ振りありがとうございます😊)

    作者からの返信

    静沢先生、毎度ありがとうございます。今回は自分の新しい文体の開拓と描写力の限界に対する挑戦ですから、めちゃくちゃ頑張っております。一人称の作品でない分、客観的な写実性が求められるので、そこら辺の訓練に最適です。もちろん、自警団はこの後の物語に大きく影響してきます。是非とも楽しみに待っていてください。