第11話 怖い女性
ラ「ねーサンドラ」
サ「なんですか?」
ラ「サンドラって何歳だっけ?」
僕はふと思ったことを聞いてみた。
綺麗だけど年齢が全くわからないこの人。
僕は多分怒られるだろうなあと思いながら聞いた。
サ「...若いですよ」
すごいにっこりで笑うサンドラが怖い怖い。
ラ「すいませんすいません」
とりあえずちゃっちゃと終わらせて寝よ寝よ。
サ「今日もお仕事お疲れ様です」
ラ「なんか今日仕事おおくね?」
サ「気のせいですよ。ははは」
これから歳はやめるか。
まあでも綺麗な人なんだけどね〜。
ラ「まあでもサンドラさんはめちゃくちゃ美人だし、どんな年齢でもみんなが目を取ると思うよ」
サ「嬉しいことをいいますね。もしかしてラドさんもわたしと付き合いんですか?考えますよ?」
少しいじわるのように言うサンドラ。
ラ「んー、サンドラと付き合いたいとはおもわんね。なんかいやだ」
サ「つれないですね」
ラ「そんなんだから勘違いするやつが多いんだよ
サ「お疲れ様です」
僕は急いでハドのところへ向かった
シ「何を隠れているるんだ。出てこい」
僕は草むらのほうに声をかけた。
ハ「ちゃんと気配とか音とか隠しているのに」
シ「私は気配の感じ方が得意だからね」
ハ「ちょっと待ってー」
服が引っかかって出れそうにないハド。
まったくしょうがないな
シ「なぜ、わざわざここに入ったんだ、まったく...」
僕は周りの草木を一瞬にして粉砕した。
一瞬にして周りを燃やして風で火を薙ぎ払えばできる芸当。
これがまた格好いいんだ。
ハ「すごい」
シ「なーに一瞬にして魔法を使ったまでだ。ハドもすぐにできるようになるからな」
ハ「とりあえずおかえり」
可愛い笑顔で出迎えてくれた。
そういや何族だっけ?
まあいいや
シ「さーて魔力上げる特訓するぞ」
ハ「わかった」
僕は早速特訓を始めようとした。
するとハドが
ハ「ねえ、ちょっとみてほしいものがあるんだけど」
ハドはあの研究所から持ってきた数少ない資料に目を通した。
シ「これは...」
ここに書かれているのは質の良い子供を育てて実験体にする非道的なことが書かれている資料だった。
シ「開発の目安は...一年後か」
ハ「今回あの人たちを殺しまくっても多分この研究所は一年後には作られる」
シ「そうか...それでどうしたい?」
ハドは決心したかの声で
ハ「もちろん、助けたい!」
シ「そうか。じゃあ助けようか」
まあハドにはハドなりの信念があるのだろう。
多分裏の世界を崩壊させる的な何かが。
シ「じゃあ、ハドにも動いてもらうぞ?」
ハ「今度はわたしが助ける番だもん」
シ「そうか、では一年後に向けて頑張るぞ」
ハ「もちろん。やろう!」
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