第2話 過去に転生
目を覚ますとそこには幼い元婚約者のヨークが目の前にいた。私はその状況をうまく理解できなかった。
「ジェリアンヌ良かった!ケガは大丈夫なのかい?」
どうやら今の私は、走って階段をふみはずしてケガをしたらしい。
「大丈夫です。ヨーク様」私は、必死に作り笑顔を作った。
「なぜヨーク様がここに?」
「なぜって婚約者が大ケガをしたんだから来るに決まったいるだろう」
来るに決まっているか…
「あ、そうだ医者を呼んでくるから少し待っていて」
ガチャ 「お嬢様!?ケガは大丈夫なのですか?」慌てて入ってきたマーサの顔を見ると泣きそうになった。マーサは私が幼い頃に付きっきりで世話をしてくれた侍女なんだけど、12歳の頃に窃盗未遂で辞めさせられてしまうのよね…
「マーサ、心配かけてごめんね」
「私は、お嬢様が無事なら大丈夫ですから」と言い泣き崩れていた。
その後お医者様に診てもらい何も悪いとこがないが当分は安静にと言われた。確かもうすぐにヨーク様の誕生日パーティー…。
「マーサ!今日って何日?」
「今日は⚪︎月✖️日ですよ」
えー!!!?明日じゃないまだ心の準備ができてないのに…
ここまでまで読んでいただきありがとうございます!これからもジェリアンヌのフラグ回避していく姿を暖かく見守ってください。よろしければいいねの方を宜しくお願いします!!
悪役令嬢は婚約者に処刑されるフラグを回避します!! @maple33
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