第4話 理系のあの子とBBQ 後編 side茅野柳
「こ〜ら〜姉さんピーマンもしっかり食べなさいよ。 野菜もしっかり食べなきゃ体によくないよ」花奈は姉さんに言っていた。「やだー野菜食べたくない。肉肉肉肉こそ至高。肉だけ食ってれば生きていけんだよ。」姉さんはそう言っていた。「美緒の姐さん相変わらず野菜を食べないんですね。」姉さんと前から関わりのある玲がそんな感じで言っていた。「玲ちゃ〜ん相変わらず小さくて可愛らしいじゃないの〜。」姉さんもそんなことを言って頭を撫で回している。「姐さんいつも言ってるじゃないですか。頭は撫でないでくださいよ。撫でられたら身長伸びないじゃないですか。」玲はそう言って姉さんが頭を撫でているのを止めていた。「玲君もそう言ってないで姐さんに野菜食べさせるのを手伝って欲しいんだけど。」花奈はそう言って野菜を食べさせようと野菜を乗せたお皿を持っている。「おい玲肉食え肉。身長伸びないよ。美緒さんと同じように思いわっれるのは心外だけど玲は肉を食え。成と柳は野菜とお肉をバランス良く食べろよ。」永遠は珍しくまともなことを言っていた。「お前がまともなことを言うなんてことがあっていいはずがないお前偽物だろ本物の永遠をどこにやった?」成はそんな馬鹿なことを言ってジョ⚪︎ョ立ちをしてキメていた。「俺に偽物なんているはずがないジャマイカ。」永遠はいつも通りに返事をしていたので僕は少なくとも本物だと思った。「ごめんね永遠本物なのに偽物みたいなこと言っちゃってごめんね。頭撫でたいから屈んで。」成は相変わらず撫でたいので永遠を屈ませている。少し申し訳ないのか頑張って背伸びしていた。
BBQ終了後
管理事務所にある男子シャワー室にて永遠にそんな感じの質問をした。
「まぁいるけれどこのキャンプが終わったら好きなやつ教えるから。」永遠はそんな感じで好きな人がいることを言っていた。
「玲はいないの?」僕は玲が好きな人がいるのか確認してみた。「特にいないかな〜。」玲は以外にもそんなことを言っていた。「ごめんだけどあんなに成と距離近いのに好きとかそのような関係でないかな」玲はそのようなことを言っていた。
30分後
「シャワー借りれてよかったね。体洗わないと不快だし。」姉さんはそう言いながら伸びをしていた。
「姉さんがそんなこと言うのは珍しいね。いつもは家に帰ってきたらそのままソファーで寝てるのに。まぁ体を洗えて気持ちよかったですけど。」花奈はそう言って先にテントの方に走って行ってしまった。
「柳君この後自動販売機のところで待っているからね。」凛さんはさっぱりとした表情でそう言っていた。「わかったよ。自動販売機のところに行くよ。」僕はそう言ってとりあえず着替えた服をテントの中に置いてあるスポーツバッグに仕舞いに行った。「柳、和泉さんとふたりで話せて良かったな。とりあえず俺が代わりに荷物をしまっておくから先に凛さんのところに行ってこいよ。」永遠はそう言いながら俺から荷物を取って玲とニヤニヤしながら言っていた。
15分後
自動販売機の近くにて「お待たせ少し待った?」凛さんがそう言いながらこっちにやってきた。「特に待っていませんよ。ところで凛さん相談したいことって何?」僕はそう答えた。そして凛さんの相談事について聞いた。
「私、親に知らない金持ちの子供と婚約させられそうになっているの。断ったら親からの仕送りも全部なくなるから今住んでいる部屋にも入れなくなる。柳君どうしよう。」凛さんはそのように相談事について打ち明けてくれた。「僕は無責任なことを言うんだけど自分が本当にやりたいことを選択するべきだと思う。もし凛さんが今住んでいる部屋に住めなくなったり学費が払えなくなってしまったら僕たちのことを頼ってほしいと思う。」僕はそのような返事をしながら凛さんが本当にやりたいことができるように応援したいと思った。
「わかった。親から言われた婚約は無視してとりあえず自分でどこまで出来るかやってみようと思う。」凛さんはそう言って微笑んでどこかに電話をかけた。プルルル『何、凛ようやく覚悟が決まったの?』電話に出た人物はそのように言っていた。
「母さんその件だけど私は婚約は絶対したくないし仕送りが切られても頑張って自分で生活していこうと思う。もう電話かけないで。」凛さんはそう言って電話を切った。「柳君に相談して覚悟が決まったよ。ありがとう。」凛さんはそう笑って言った。
「みんなテントにいるしテントに戻ろうか。」僕はそう言ってテントの方に歩いて行った。
◻︎◻︎◻︎
キーボード壊れてかけませんでした。買い替えたのでこれからも頑張ります。
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