第4話 文系のあの子とBBQ前編 side和泉凛

キャンプ場に着いた私たちは美緒さんが施設の人の所に行ってチェックインをして私たちは美緒さんの案内で自分たちのスペースに移動してそれぞれBBQの準備と今日泊まるテントの設営などの作業を行っていた。柳君を含めた男子三人が男子の宿泊用テント、女子の宿泊用テント、全員の共有スペースのテントの3つのテントを設営するらしい大変そうだからこっちの作業が早く終わったらテントの設営の手伝いに行こう。私を含めた女子四人の作業はBBQで食べるものの下準備をした。「凛さんってなんであんなにぃさんのどこが好きになったんですか?」花奈ちゃんがそのような質問をしてきた。「花奈ちゃん、このことはまだ柳君に言ってないけれど私は母親に勝手に婚約者を決められそうになってるの。まぁお金のためだよね。そんな状態になる前は私のお母さんとは絶縁状態だったの、そんな中柳君が私のことを好きだと言ってくれたの。まぁ誰からも必要ないと言われていたなか自分のことが必要と言ってくれるような人物がいたら好きになるに決まっているよ。」私はまだ柳君にすら行っていない柳君のことを好きになった理由を花奈ちゃんに伝えた。「凛さんって大変だったんですね頭いっぱい撫でてあげます。」花奈ちゃんは私が今までの苦労を知ったのでなんでか頭を撫でてくれた。花奈ちゃんは頭を撫でるのがめちゃくちゃ上手で心地よかった。「凛ちゃんってそんな大変だったんだね〜。これからは私たちが一緒にいて悲しませないからね。」美緒さんもそんなことを言って頭を撫でられた。美緒さんも花奈ちゃんも2人とも私のことを大切に思ってくれた。「凛さん今まで大変だったんだね。これからは私と永遠と玲にも悩みを相談して欲しい。私たちは凛さんのことも柳と同じように大切な友達だと思っているよ。」成さんはそう言ってくれて嬉しくて泣きそうだった。「私も成さんのこと大切な友達だと思ってるよ。そう言ってくれてありがとう。」私は泣きながらそう言って成さんに抱きついいた。「そんな泣かなくてもいいよ。泣かなくてもいなくなったりしないから。」成さんがそう言いながら頭を撫でてくれた。今の私たちの状態は花奈ちゃんと美緒さんと成さんの三人に頭を撫でられていた。




10分後

それぞれ準備をした後、川に行ってみんなで川釣りに挑戦。「おい柳どうすんだよこれ、やばいほど引いてるってこれ。」玲君は柳君にそう言いながらリールを回して釣り上げようとしていた。少しの間、魚と格闘していたけれどバラしてしまった。「助けてよ柳、永遠2人のせいで釣れなかったジャン。」玲君は涙目でそんなことを言っていた。こんなことがあったりしたけれど結局玲君以外の全員が3匹ずつ釣り上げた。そして釣った魚を捌くために柳君と一緒に包丁とまな板を取りに行った。「柳君、今日夜みんな寝た後に会わないちょっと相談したいことがあるの。」私はそう言って美緒さんと花奈ちゃん成さんの三人に言ったことについて相談しようと思ったらちょっと悲しい気持ちになった。「いいよ。凛さんに悩みがあるなら相談して欲しい。」柳君はそう言って笑いかけてくれた。柳君と私は包丁とまな板を持ってみんなのところに戻った。魚は柳君と花奈さんと私の三人で釣りあげた魚の内臓をまず取り出した。そこから今日食べる分を

捌いて今日食べれそうな分を残して全部クーラーボっクスに入れた。玲君も最初は捌こうと思っていたが何故か返り血が顔に飛んでしまい近くの公衆便所に顔を洗いに行った。永遠君は捌かず素潜りで捕まえようと考えて川に潜っていた。「よくこんなに釣れるよね柳。なんで俺だけ釣れないの?」玲君がそのように柳君に怒鳴っていたが柳君はツボに入ったのかずっと笑っていた。「玲はやっぱり花奈ちゃんより見た目が幼いし見た目相応に飽きっぽいところが一つの原因だと思うよ。」永遠君はそんなばかなことを言っていた。「そうだよ。30分で飽きて『うわぁ〜い』って言いながら前周りをして遊んでいたのは流石に小学生と同じだろ。高校生扱いされたいなら学生証と保険証とマイナンバーカードを持ち歩いとけ。後、玲がバイトの面接で小学生を働かせていると勘違いされるからって落ちてたろ。」永遠君はそう玲くんに現実という鈍器でメッタメタにしていた。流石に玲君が可哀想になっているし玲君は涙目でぷるぷるしている。「永遠、流石に玲が可哀想だよ。玲おいで頭撫でてあげる。」成さんはそう言って玲君を連れてまだ誰もいない共有テントに行った。「成は多分ショタコンなんじゃないのか?玲を撫でるの楽しいっぽいからね。」柳君は成さんがショタコンなのかもしれないと考えていたのがわかりきっているかのように永遠君に話しかけていた。「柳、成はショタコンじゃないよ。友達のことが大切なだけだよ。」永遠君は成さんのことを考えて言っている。


10分後 BBQ開始

「こ〜ら〜姉さんピーマンもしっかり食べなさいよ。 野菜もしっかり食べなきゃ体によくないよ」花奈ちゃんは美緒さんに言っていた。「やだー野菜食べたくない。肉肉肉肉こそ至高。肉だけ食ってれば生きていけんだよ。」美緒さんはそう言っていた。


次回に続く 

to be continued


◻︎◻︎◻︎◻︎

しばらく書けてなくて申し訳ございません。明日から一週間ぐらい更新出来ないと思います。韓国旅行に行ってきます。もし思いついたら韓国編も書いてみようと思います。

もしよかったらハートマークの所を押して⭐︎もつけてくれたら嬉しいです。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る