和泉さんに呼び出された放課後、僕は指定された場所である屋上の扉の前で少し前に買った小説を読んで待っていた。「茅野君、きてくれてありがとう。呼んだ理由なんだけどL⚪︎NE交換しない？帰った後も話したりできるから、どうかしら？」和泉さんはそう言いながらスマホを出していた。「ありがとう。断る理由なんかないよ。帰った後にも連絡したりできるし嬉しいよ。」僕は正直にそう言ってスマホをバッグから取り出した。「これ僕のLI⚪︎Eのアカウント。これで連絡できるね。」僕はL⚪︎NEのQRコードをスマホに写して和泉さんが僕のLINEのアカウントを追加した。「今日もし良かったら一緒に帰らない？」僕は和泉さんに提案してみた。「いいよ。今日、茅野君に話したい事があるの。」和泉さんはそう言って帰る準備をしにいった。僕も教室に帰りの荷物を取りに行った。

10分後

校門前にて「茅野君お待たせ。少し待っかしら。行きましょ。」和泉さんが来たから学校を出て商店街方向に歩き始めた。小さい頃父さんから言われた通りに車道側を僕が通るようにした。偶に寄り道したりしながら帰っていると和泉さんが「茅野君もし良かったらこれからも一緒に帰らないかしら。」そんな事を言ってきた。「うん。和泉さんと歩くの楽しいからそう言ってくれて嬉しいよ。」僕はそんな事を言いながら和泉さん可愛いとずっと頭で考えていた。「茅野君、あなたの家どこら辺かしら？」和泉さんがそう言った。「僕の家はもう少し歩いたところにある和風な一軒家だよ。和泉さんは？」僕は家を聞かれて素直に言って和泉さんに聞いた。「私はここの近くのアパートで一人暮らししているよ。」和泉さんは日通り暮らししていることを知った。「私はここを右に曲がったところだから。またね。」和泉さんと分かれ道でそれぞれ家の方に行った。

10分後

「ただいま〜。」僕は家の引き戸を開けて玄関で靴を脱ぎながらそういった。「おかえり柳にぃ。お風呂洗っといてくれない？後、今日の洗濯担当柳にぃだから。」妹の花奈（はな）何故か僕にだけ厳しいことを言ってくる妹だけど可愛いと思う。「わかったよ。洗濯物出しといてくれない？」僕は今日和泉さんと途中まで帰ってきて気分がいいから妹のきつい言葉にもイライラしない。「柳にぃ、もしかして彼女できた？」花奈がそう言ってきた。「ギクゥゥ。何、僕に彼女ができるわけないジャマイカ。冗談はやめてくれよMy sister ．」僕は花奈に言われて慌てて誤魔化した。「玲君と成ちゃんと永遠君が言ってたけど。玲君たちとババ抜きをして負けた人が好きな人に告白するって話じゃないの？」花奈はなんでそんな事を知ってるの？「なんで花奈そんな詳しい事を知ってるの？まさか玲から聞いたとかじゃないかな〜？」僕は花奈に玲から聞いたのかを確認した。「玲君達以外誰がいるの？」花奈がそんな当たり前みたいに言ってきた。プルルルルルルルプルルルル『どうしたんだい柳なんかようかい。今日は特に課題出てないよ。』玲はそんな事を言った。「おい玲、オメェ花奈に告白したこと言ったんだよ。クソッタレ。」僕は玲に文句を言いながら台パンした。『荒れてんな〜柳。まぁその反応を見るのが楽しみだったよ。また明日な〜ブツッ　ツーツーツー』玲が電話を切りやがって「花奈、このことは母さんや父さん、姉さんには絶対言わないでね。お願いだから。」僕は姉さんたちにバレないようにしたい。「なになに柳、私に隠したいことでもあるの〜？」オワタ。　

to be continued