第12話 学年末テスト

夏休みまであと23日…

 先生「あと1週間もしたら前期末テストだな!赤点だったら夏休みに補習がはいる教科もあるから気をつけるんだぞ!補習があるだけありがたいと思うがな!」

 雪野「?柏木?どうしたの?」

 柏木「まずいぞ、補習なんて聞いてないぞ全くテスト勉強をしていないこのままでは旅行を計画どうりに行けないではないか」

 雪野「やっぱポンコツじゃん!ってか廉もやばくない!?なんか赤点とってたじゃん!」

 廉「まぁ、なんとかなるだろ」

 雪野「楽観!!!」

 廉「暗記すればいいだけだろ?」

 雪野「それが出来ないから赤点とってるんでしょ!?ってか柏木はその感じじゃ中間も勉強してなかったでしょ!」

 柏木「ああ、だが私は500歳を超えているんだぞ?地球の歴史以外は余裕だったな」

 雪野「経験が違う!!!てか歴史は補習ある!!!2人とも!今日は帰ったら勉強会ね!」

 〜〜〜

 雪野「はい!これ過去問!とりあえず解いてみて!」

 1時間後…

 雪野「じゃあ採点ね〜柏木満点じゃん!なんで!?」

 柏木「私は地球の調査に来たんだぞ?歴史なんて既にマスターしているに決まっているだろう」

 雪野「じゃあ中間テストはなんで赤点だったのよ!?」

 柏木「来たばっかりで紀元前の調査しかしていなかったからな、仕方ない」

 雪野「来る前に言いなさいよ!ってことは問題は廉ね!7点って…進級する気あるの!?」

 廉「俺はここから追い上げるからな」

 雪野「意味わかんないこと言ってないで!勉強しなさい!」

 廉「お母さんかよ…勉強しろなんて言われたことないけど」

 2日目〜〜〜

 雪野「そもそも廉が落としてたのって歴史だけじゃなくない?」

 廉「そうだな、保健も赤点だった」

 雪野「何堂々としちゃってんの!はい!これ過去問!」

 廉「ありがとう」

 3日目〜〜〜

 廉「なぁ、雪野ゲームしないか?」

 雪野「そーゆーのは私が帰ってからすればいいでしょ?」

 廉「お前とやりたいんだ」

 雪野「…いいよ、やろ」

 5日目〜〜〜

 雪野「土日終わったらテストじゃん!やば!」

 廉「さすがに赤点を取る訳には行かないからな、今週の土日は勉強するよ」

 雪野「ほんとに!?」

 廉「ああ、とりあえずラムネ買ってくる」

 夏休みまであと16日...

 テスト当日〜〜〜

 雪野「ついに私たちの努力の結晶を見せる時が来た!」

 廉「ああ、これから1週間長いな、」

 雪野(テスト期間もずっと一緒に居れて楽しみだな♪♪)

 柏木「なんかお前機嫌がいいな?テストが楽しいとか言う魔人か?」

 雪野「テストは楽しくないよ!」

 放課後〜〜〜

 廉「テスト期間はいつもより早く帰れていいな」

 雪野「2限か3限しかないもんね!」

 廉「ああ、帰ってちょっと休んで勉強だな」

 雪野(なんか心を入れ替えてる!?)

 雪野「うん!明後日は保健と歴史がどっちも出てくるからね!頑張らないと!」

 テスト3日目〜〜〜

 雪野(すごく集中してる…話しかけないでおこ!)

 放課後〜〜〜

 雪野「廉!どうだった!?」

 廉「ああ、解けたぞ」

 雪野「…クールだね…もっと喜んでいいんだよ?」

 廉「いけたと思っててダメだった時が1番ショックだからな、ちゃんとテストが帰ってきた時に溜めておくんだ」

 雪野「なるほど!」

ほかのテストも無事終わり、安寧の土日がやってきた

 雪野「いや〜、テスト終わったね!何する?私みたい映画あるんだよね〜!」

 廉「今日は疲れたから家で遊んで明日高田たちを誘って行こう」

 雪野「やった!楽しみ〜!」

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