第4話 大掃除

先生「よし!2限目は大掃除だ!出席番号で分けるからな〜1~25番は廊下を26~50番は教室を掃除してくれ〜」

廉「改めて聞くと人多いな」

雪野「ね!その分教室も大きいもんね!こんなに人を取れるのはやっぱり東京だからかな?」

廉「そうかもな、高専生は基本大人しい奴が多いのも関係あるかもな」

〜〜〜

廉(掃除めんどくさいな...そうだ)

 廉「なぁ柏木さn」

 柏木「タメ口で良いぞずっと敬語は疲れるだろう?」

 廉「そうか、柏木魔法で廊下を綺麗にできないのか?」

 柏木「言っていなかったか?【現実を改変する魔法】で地球の魔力をほぼ使い切ったからな。自分以外のものを動かしたりする魔法はほぼ使えんぞ。」

 廉「...は?魔法って体内の魔力を使うもんじゃないのか??」

 柏木「まぁ、それも半分正解だな。体内で完結する魔法や魔力の消費が少ない魔法は自分の魔力を使うぞ。」

廉「現実を改変する魔法は消費が大きいということか?」

 柏木「そうだ、現実は今から未来へと無限に続いている。【現実を改変する魔法】はその無限に続く未来にも影響を与える魔法だ。地球の魔力を継続的に使わないといけない。」

 廉「なるほど...じゃあ廊下を綺麗にする魔法は消費が大きいということだな」

 柏木「そうだな。月には汚れが少ないから最適化されてないんだ」

 先生「コラー!浮かれる気持ちは分かるが喋ってないでちゃんと掃除しろよ〜!」

 柏木「さぁ、働くか」

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