第3話 自己紹介

いろいろあって学校がついに始まったぞ!

廉「…俺たちと同じコースにしたんですね」

 柏木「勘違いするな偶然だそういうお前らは自ら同じコースを選んだのだろう?付き合っているのか?」

雪野「バッそういうんじゃないから!」

 柏木「ハッハッハッ!相変わらず面白いやつだな」

 雪野「じゃあ私友達作ってくるから!!」

 柏木「廉...お前は行かなくていいのか?」

 廉「俺が自分から話しかけられるようなやつに見えますか?」

 柏木「お前は悲しいやつだな、調査のために仲間は多い方がいい私は行ってくるぞ」

廉(...女子はみんな外向的だな、男子は全員椅子に座っているというのに)

〜〜〜

先生「よーし時間だな!それじゃ!1時間目は自己紹介の時間だ!各々自分の好きなもの、名前、出身地とかを話してくれ!じゃあ出席番号順に行こうか!」

 廉(柏木心配だな...)

 先生「じゃあ次8番柏木!」

柏木「柏木紗良だ。趣味はマジック、出身地は北海道のド田舎だ。5年間よろしく頼む。」

 雪野(おおおお!!!)

 廉(しっかり高専が5年制ということをわかってる!魔法をマジックと誤魔化すための布石まで!すごいぞ魔法使い!!!!)

 授業後~

 高田「君が廉くんだよね?」

 廉「えーと...誰だっけ?」

 高田「ははっ自己紹介聞いてなかったな?高田結斗だよろしくな!」

 廉「えっと...なんで俺なんかに話しかけてきたんだ?」

 高田「ゲームが好きなんだろ?趣味が合いそうだと思ってな!...ところで授業前仲良さげだったけど雪野さんとはどういう関係だ?」

 廉「どういうって…ただの幼なじみだぞ」

 高田「じゃあ柏木さんは?」

 廉「なんでそんなにこっちを見てたんだ」

 高田「俺はカプ厨だからな…男女が話していると気になってしまうんだ」

 廉「なるほどすごく気味が悪いが仲良くなれるかもしれないな」

 高田「やっぱりな!お前からはカプ厨の波動を感じたんだ!」

 廉「現実世界でもカプ厨を発動して人に近寄るのはあんまりよくないと思うぞ。これからよろしくな!」

 高田「よろしく!」

 雪野(廉から友情を感じる!?)

 柊「?雪野ちゃん向こうばっかり見てどうしたの?」

 雪野「なっなんでもないよ!今日はあと掃除したら終わりだよね!?」

 柊「うん、そうだよ。なんでそんなに焦ってるの?」

 雪野「ほっほんとになんでもないから!」


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