おわりに

 私は自分の出身高校が好きではない。でも高校に通えたこと自体に後悔はない。そもそも中学から不登校を繰り返して学校にも親にも迷惑をかけてきた田舎の子供が、せめてもの高校卒業資格を獲得できるチャンスが底辺高しかなかった、それだけだ。


 ただ、もし高校卒業後の進路に進学ではなく就職を選んでいたら、勉学を馬鹿にし、資格を持たず、イベントは怠け、他人の個性を受け入れず、他人を笑いものにしながら生きる大人になっていた可能性は充分にある。


 最底辺だった私のQOLを爆上げしてくれた短大生活は、私の礎になってくれて、今の私を生きやすくしてくれている。

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底辺高から短大進学したらQOL爆上がりした話 未琳 @shine7

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