①勉強

 勉強したいから進学したのは当たり前が、とにかく周囲の環境が180度変わったことが勉強への意欲は段違いに上がった。

 勉強して馬鹿にされない。これに尽きる。

 底辺高は勉強したら馬鹿にされるのだ。教科書を投げ捨てて、「勉強したって社会に出たら意味ないじゃん」と周りから呪詛を吐かれて笑われる。とにかく勉強がやりづらかった。自主学習なんてやれっこない。

 漫画でよくある「勉強してないけどテストで満点取る奴」に憧れる時期も分かるが、それは本当に漫画の世界の話だ。凡人は勉強しないと点数を取れない。だが底辺高は本気でそれを狙う奴らがゴロゴロいる。


 他人に邪魔をされずに課題を進める。なんと快適だろう。

 現在30歳過ぎてそれなりに社会人を経験して思うが、勉強は社会に出たら使いまくっているので、勉強できない奴らの妄言はほっといて良い。

 なんなら仕事なんて常に勉強と課題の日々。学生のうちから得た知識は誰にも奪うことができないので、未来の自分を助ける糧になると私は思ってる。

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