第40話 かまってちゃんの気持ちがわからない
ネットでもリアルでも、時々見かける。
彼等彼女等は、いずれ死滅する存在だろうと思っていたんだけど、一向に減っている気配はない。
他人とのコミュニケーションを気嫌いしているわたしにとって、彼等彼女等の気持ちは全く理解できない、というか想像するのがとても難しい。
他人にかまわれたい、なんて記憶に残る範囲では感じたコトのない欲求なんだもの。
独りの方が楽チンだと思うんだけど、彼等彼女等はそう感じてないんだよねきっと。
かまってもらう方が、気持ちいいとか嬉しいとか、思ってるってコトかな。
ネットで見かけるのは例えば、しょっちゅう「自殺します」っていって全然生きてる人。
まあそういう気分になったから書いたんだろうけど、そういうの繰り返して実行できない自分がイヤになる不快感は、気にならないのかな。
いやむしろ何度も思ってるのかも。
でまた自殺宣言しちゃうのかも。
でも思いとどまったのか。
死にますっていうのって、結構最後のカードじゃん。
そのカード切れるっていうのはつまり結構強いってコトなんじゃない?
生命力つよいなって思うんだよね。
その強さ、ちょっと欲しいもんわたし。
世界には自分とは全く逆の状況を望んでいる人もいるんだなあって、リアルに感じた。
かまってちゃんの人にいってあげたいのは、2回やって効果がなかった方法はもう今後未来永劫効果はないから、違う方法に変えた方がいいんじゃない?ってコト。
わたしは自殺します宣言したコトないから知らないだけで、その宣言をすると何度も繰り返したくなるような、他人からのリアクションや接触があって、それが好きになっちゃうとやめられない、とかかな。
なんども書くけど、わたしはかまわないでちゃんだからね。
遠くから観察する程度でお願いします。
---
つづく
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます