第34話 消耗してるの?

小説、漫画、アニメ、映画、ゲーム、の話。





ありとあらゆるエンタメ・コンテンツに答えを求めたがる勢がどのジャンルにもいる。


製作者が意図して作品に織り交ぜた、気付いた人にだけ用意された楽しみとか、問いかけ?みたいなものってあるじゃん。


それを、自分から気付くように考えたり良く見たり聴いたりする事なく、誰かのタネ明かしめいた文章や動画に頼り切る気満開で、ネットをウロつく凡愚のコト。





ブログを誰でも簡単に公開出来るようなサービスが氾濫しているから当然と云えば当然の流れかもしれない。


でもわたしは思う。





自分の頭で探らない君は楽しみ方が解っていないと。





うん、確かに他人の楽しみ方なんかどうだったとしても、わたしはなんにも困らない。


それでもわたしは彼等を蔑まずにはいられない。





娯楽にさえ能動性を失ったとしたらどこで頭使うのよ?





思考しない人がわたしは嫌い。


それは何も娯楽に対してとかに限って思うわけじゃない。


あらゆるコトに対して自分から思考するかどうか。





思考が停止した人とは死ぬまで関わり合いを持ちたくない、できる限り。


思考停止状態の人間は、無自覚に周囲に迷惑をばらまき続ける、ような気がする(←ちょい弱気)。





君よ。


思考するのよ。


---

つづく

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