第28話 無駄な会話をとにかくしたくないんです
無駄をなくそうとすると抵抗勢力とぶつかるコトがある。
でも無駄をなくすコトは一見良いコトのように思えたり人から見えたりするみたいで、あまり強気な抵抗にはなりにくい、ような気がする。
抵抗する人は抵抗する人で、無駄がないならソレはいいコトだと認めている、って感じなのかな。
とにかく社会には、無駄が多い。
会社なんかは、その最たる例でめちゃくちゃ無駄が多い。
会社の30%は無駄でできています、といってもイイくらいに無駄が多い。
その無駄の半分くらいは無駄コミュニケーションなんだから、もう死にたいレベル。
そもそも30%くらいの無駄を「無駄」として感じるコトが間違っているという可能性もあるかもしれない。
「そういうもんだ」といわれたらそうなのかもしれない。
でもわたしのようなある種の人間には、この30%程度の無駄をなくしたくて仕方なくなるから困ってしまう。
無駄だと思えるものは思いっきり主観が混じっているので、客観的かといわれると自信がない。
その無駄をなくすコトで、圧倒的に効率が上がったり関わる人間の数が減ったり決定のスピードが上がりそうって思ったら、実行してみたくなるんだよね。
で、抵抗勢力とのうすら生温いバトルがやんわりと始まるわけ。
「やるならやってもいいんだけど本当に効果があるのか」的なコトいい出す人たちがあらわれたりする。
突然、何厳密な効果を気にしてんの?
こういうスタンスって当事者意識を放棄していて、とてもズルいなといつも思う。
あくまで自分は中立の立場を崩さないって人は、集団の中ではクズ扱いしてもいいんじゃないかな、いいよね、うん間違いない、確定。
集団をより良く改善したい(無駄な会話を減らしたい)なと思っているわたしに対して、安全地帯からただアドバイスという文句を垂れ流す人類は、今すぐ去ってください。
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つづく
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