第2話 喋るコト

学校とか仕事場とかね。


人間がたくさん集まる場所では、オシャベリが得意じゃないのに、無理矢理喋らされる場面が結構あるでしょ。





それが嫌い。





どうしてオシャベリが不得意な人間にそんなコト求めるのか意味がわからない。


 そしてわたしはオシャベリがヘタだ。





オシャベリが嫌い。





女は全員無条件でオシャベリが大好きとか思ってる?


そういう「○○○なヤツは全員こうだ」みたいコトいっちゃう人いるよね。


話聴く気が全くおきないんだけど。





まあそういう人に限らず、誰かと話をするのがとにかく嫌い。


だって全然ヘタなんだもの。


上手になる努力をしてないからダメだ、っていわれると 、あ、もう分かり合えないなって思う。





同じ量の努力でも、人によって結果は変わるじゃん?


そこは明らかに不平等じゃん?





でもそれは別にいいかなって思ってる。


個性って考える方がしっくり来るし。





でもその違い、というか個性的な差を否定する人が結構いるんだよね


他人の人生に口出しできる神経が理解できない。


喋るのが得意な人とそうでない人がいるってコトは、せめて理解してくれないかなあ。


その代わり、君が苦手でわたしが得意なコトは入れ替わってあげてもいいから。





あそうだ、苦手なコトは、取り替えっこするのイイんじゃない?


みんなハッピーシステムじゃない?コレは。





あとはこのコトを、どうやって喋らずに誰かに伝えるかだな。


難しそう……。


---

うづく

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