#17 悪魔憑き

(著者の言葉——本作は海外の著者が執筆し、自ら翻訳した。生存環境の違いによって、理解できなかったり誤解したりする可能性があります。著者は知らない生存環境を何の評価もせず、自分が生活してきた慣れた環境だけを評価する。また、この章では、多くの異なる文化の典故、さらには異なるイデオロギーの書籍を引用します。日本の皆さんには必ずしも正しいとは限りませんが、自己認識能力のある皆さんご自身で判断してください。)

前の事件が一段落した後の1ヶ月間、羽衣は私と魂を入れ替えることが多かった。俺の体を鍛えてくれたり、俺の体格に合わせて戦うときに使うということらしい。俺も筋肉を鍛えるのがおっくうなので、その提案を受けた。

ただ、彼女がトイレから帰ってくると、いつも顔を赤くしていた。おかしいと思えば、彼女に問い詰めた——

「取り戻した記憶は、ちょうど無限EDが起きた時だった。性別意識の一部を取り戻したかもしれない」

「一部ってどれぐらい?」

「50%くらいかな」

「……俺の体が、好きにいじられる女に晒されることになったのか?」

「この言い方って、それをつまむつもりで手を出したわけじゃない。狙うのも難しいし、散らかしたら、清掃員に迷惑かけることになるだろ」

「なんて事だ!?」

どうツッコミを入れたらいいかわからない。これからは体を変えることを言わないで、用があれば朴信義に頼め!

ちょっと、もういいから。朴信義さんに頼むのはなんだか嫌な気がして——この気持ちの原理は分からないけど、なんとなく俺の体と入れ替わるしかないと思う。

「賢者モードって言えば、実際に愛ちゃんの能力も賢者モードをオフにして、性別意識を一時的に取り戻すことができるんだ」

「なるほど。それなら、前の奇妙な行動が納得できる」

羽衣にそう告げたのは、彼女自身も性別意識を持っているからだ。身に掴まされれば、【この世には持鈕人だけが性別意識を持っているわけではない】ということを理解できるはずだ。早く彼女に愛ちゃんの状況を伝えることで、彼女が愛ちゃんの身分を誤審することを避けることができる。

そしてそんなことを言っていると、愛ちゃんはちょうど後ろを通っていた。

「なんで私の秘密を他の女子にバラすんだよ!怒った!ふんだ!」

「それはお前を守るためだよ。早く言ったほうが、彼女がお前を疑うよりましでしょう。何を怒っているんだ」

「怒ったのは、その日私の前でこうしたり、ああしたりしたから」

「でも俺も受け身だもん」

「で!も!駿ちゃんは抵抗してなかったよ。さらに『あ、キスされたんだ、まあこんなもんかな』って平気そうな顔してるんだよ!」

「まさか俺が彼女を殴るのか」

「拭き取らなかったんね!せめて拭き取るぐらいするだろう?」

「拭いてないの?俺」

でも人の前で拭くのは失礼だよね、女の子には特に。羽衣はいつも強がってるけど、実は心が繊細なんだ。

さらに、直接水たまりで唇を洗うって、悪役の対処だろうそれ。

「はっきり見えた、拭き取らずに飲み込んだ!ふんだふんだ!浮気者!」

それで逃げてした。

浮気者はどんな言葉か?初めて聞いたけど。

俺は即座に追いかけたんだけど、羽衣に身体を鍛えられたばっかりで、脚が乳酸溜まっててなかなか追いつけなかった。

おかしい、前にも愛ちゃんは矛盾を広げないタイプだと言っていたのに、どうしてこうなったの?

とにかく最近の俺と愛ちゃんの関係は、前に抹消された2つの世界線よりもずっと悪い。どこが間違っているのか今までも分からないけど。

例えば、俺は彼女に俺にプレゼントしたヘアピンを要求してみた。

「これ、くれない?」

「なんで?」

「【なんで】はないよ」

「【なんではない】はどうして?」

「なぜダメなの?」

なぜ今はダメなのかな。

昔はできたのに。

「あなたのは私のもの」と言ったでしょう。俺たちはプレゼントを交換しあうのもいいと思うんだけど。

「もしもし?夢ちゃんか、変な人に会った。ああ、大丈夫だよ。しばらく警察に通報しなくてもいいあの変な人があなたの兄、知らないとこで変態になっちゃったんじゃない?ヘアピンが欲しいって言うなんて、変だよね……彼は女装したいかもしれないと思わない?わあ……怖い」

「おいおい……愛ちゃん、夢の電話をかけていないのをはっきり見たよ。携帯はまだ画面閉じたな。でも、俺って本当におかしい者じゃないよ」

「駿ちゃん、変わったね」

「なんだよ、また性別意識をこっそり取り戻したのか。言うこと聞いて、お前は本当にそれを取り除くべきだろ。お前のためにならないから」

「あなたの羽衣は、私が合理的な方法で意識を取り戻したことを知っているのではないか。今更消す意味って何?それに、私は駿の言いなりになる必要はないと思うん」

「ああ……俺はお前のためやで」

「うわぁ、【あなたの羽衣】という話まで反対しなくなった」

「は?そんな細かい、どうでもいい言葉……」

「大事だと思うなら、大事だ!ふんだふんだふんだ!!!……ダダダ!!!」

マシンガンがお前?

コミュニケーション失敗した。

しかし、どこが間違っているのか全然分からない。

何かを壊しちゃったから、早く直さなきゃとなんとなく思うんだけど、努力すればするほど失敗しちゃうんだ。

そのうち良くなるかも――夏休みが近づいて、愛ちゃんはどうしても宿題をダラダラやりがちだ。普通は夏休みの末期になってから彼女に一緒に宿題を書いてほしいと頼んでくるので、その時はいい機会になるはずだ。しかし、これは2ヶ月も延ばす必要があるから、さすがによくないよね。

困っている間に、羽衣が来た。

夏休みに愛ちゃん以外の女の子が訪ねてきたのは、初めてだ。

彼女は白いキャミソールのワンピースを着て、細くて白い腕に汗をかけて、小さな麦わら帽子を頭に被っていた。

「なんで来たの?」

「最初の言葉は【入ってください】じゃないの?」

「ああそうだ、どうぞ」

彼女は靴を脱いで裸足で入ってきた。愛ちゃんと同じく、スリッパを履くのが好きではない女の子。

そして夢ちゃんは彼女を見たんだ。

「しまったしまったママ、お兄さんは他の女を家に連れて帰った!」

「何言ってんだよ……夢ちゃん」

「うわあ、修羅場が始まるから、早く電話して愛ちゃん姉さんを呼んで」

「薪を足しているんでしょう?」

「お兄ちゃん、この浮気大根!」

「フル賢者モードで浮気大根という言葉を聞いたのは初めてだ。どこで習ったんか?」

「6年前の台湾アイドルドラマ!」

「そんな不健全なもの、どこで手に入れたんだよ!」

とにかく夢ちゃんは愛ちゃんに電話してない。彼女も俺と同じように、性別意識を持っている愛ちゃんがたぶんすごく不愉快になると本能的に予感しているだろう。だから反応を見るために俺を脅しただけだ。そう願いたい。

床台のそばに座った。

「あの……これは……愛ちゃん姉さんの席だけど」

「えっ……分かった」

羽衣は反対側に座ったんだ。

そして夢ちゃんはお茶を出しに行っちゃった。愛ちゃん以外の女性が単独で家を訪れるのは少し排斥的だが、彼女は見知らぬ人に対する基本的な礼儀を保つことができるようだ。

帽子を外した羽衣は、それを自分の襟元に向かって扇いで……さわやかなイチゴのような甘酸っぱい味が空気中に漂っている。

「少し適当にしてくださいよ」

「賢者モードで、いいじゃない」

横顔で邪魅に俺を見ている。

こいつは愛ちゃんと同じパターンで遊んでいた。ただ、愛ちゃんは本気で俺を親友にしているだけで、無意識に性別の違いを見落としてしまうだけだ。こいつはわざとぼんやりしているが、実際に俺が困っている様子を見たいと思っているでしょう。

——彼女は確かに俺が性別意識を持っていることを知っている可能性がある。しかし、それが低いだ。

「ところで、知ってる?世界をコントロールする真理のボタンを奪うと、私たちの誰かが世界のルールを操れるようになるんだ」

「それ初めて聞いたけど」

「勝者は人間社会を計画することができる。一度使用したので、既存のルールを置き換えることはできるけど、削除を空にすることはできない。今、ハッキリ言わないといけないと思う。この世界のためにルールを作るって言ったら、有益なものを追加できると思う」

なるほど、やはり四択だから、自分の世界観に合ったことをするためには、こういうやりとりが必要なんだよね。それなら、聞いていても構わない。

「でも自分に有利だと思っているものを勝手に入れてしまうと、持鈕人と何の違いもない」

「ちょっと、あなたってさ、どうも持釦人を邪悪だと思ってるみたいな感じがするよ」

「勝手に世界を変えてるんじゃないか? 」

「彼が正しいかどうかは別として、少なくとも彼は自分なりに世界を美しくしたいって思ってるんだ。それは誰でもあるものでしょう」

「人間が最も憎むべきことは、これまで悪事を働いたり私利私欲を持ったりすることではなく、裏表があったり正義の看板を掲げて人間性に反する行為をしたりすることだ。彼はすべての人の観念を変えて、自分だけが例外を免れた。他人の命を革し、自分のつまらない正義感を満たすことだ」

わざわざ自分を排除しているわけでもないけど。

しかし、彼女はこのように俺をむせて、普通の人としていつも反撃したくなるんだ。

「まあ、それは別にして、新しい規定を置き換えるって言った以上、俺は考えてみたんだ——文化作品の制作に関して特に暴力やポルノなどを規制すること」

羽衣のいる国が文化侵略を専門としているのは知っていたが、彼女がどう言うのか聞きたかった。

「文化の伝播を制限する?」

「伝えるのではなく、作ることだ。伝播だけでは意味がなく、根本的に解決しなきゃいけない。あなたの国や一部の西側諸国が作ったものは、若い世代の模倣を招く文化侵略だ。同性愛や暴力犯罪など、影響は非常によくないんだ。東アジアの俺たちサラン島などアジア諸国にはすでに一定の迷惑をかけている、特に保護者からの通報が多いだ」

「私が提案したいのは、たとえば禁煙など、人間のためになることだ」

「まるで、俺の提案が人間にとって害になるみたいな感じ?」

「確かに有害だ」

「じゃあ、どうやって有害なのか言ってみろ。どうして禁煙にかなわないんだ」

めっちゃ邪道じゃない。

俺はタバコを吸わないけど、吸うか吸わないかは個人の自由ではないの?

しかし、いくつかの不健全な作品は、確かに若者を汚染するだろう。

「あなたは文化侵略、という面白い言葉を使いましたね。

日米が互いに文化侵略を行い、ことを文化交流と呼ぶ。

日韓は互いに文化侵略を行い、これも文化交流と呼ぶ。

一方的にやられてこそ、文化侵略だ。

あなた方サラン島は文化侵略されるしかないか。どうしてまず自分を強くする方法を考えないのか。

では、どうやって文化を輸出するのか?決してあなた方のサラン国の自身でも学びたがらない国学に頼ってはいけません。サラン島は海外に数億ドルを燃やす【国学学院】を建てたが、少しも効果がなかった。自分が強い政治目的を持っていて、色眼鏡をかけているから、他国が稼ぐ文化製品はすべて政治的目的を持っていると思っている。

文化自強は誰に頼っているのか。文化自強はこの世代のサラン若者の奇想天外な考えに頼るべきだ。

しかし、今では文化的な束縛がますます激しくなっている。

旧正月のサラン人が大好きだった春の漫才コントの夕べは、枠が多すぎるため、いわゆるプラスのエネルギーを過度に提唱し、結果としてサラン人自身が皮肉の対象となった。「見たい人いないだろうよね」、「こんなに気まずくて、誰が耐えられるんだろうかな」は、食後に共通認識を求める共通語となっている。

『東京の○○』というタイトルの小説が大量に流行しているが、日本人が東京を書くのはおかしくないが、なぜサラン島の人は南京北京西京あるいはサラン自身を書かないのか。それは、近年暴力や妖魔化は許されず、クリエイターは自分の努力が制限されるのを恐れているので、他国を書くのは安全だ。赤線を超えて自分の努力が水泡になることを恐れて、赤線が多すぎると海外を書くと安全になる。ともすれば、彼らはサラン島の現行政策よりも控えめな作品を作ることになる」

「じゃあ、俺たちはいいものだけでいい、だめなものはやめて、ルールに佳作を書けないのは捨ててもいんじゃない」

「でも――

糟粕がなければ何の精華も得られない、

基礎がなければ何のビルも得られない、

山麓がなければ何の山嶺も得られない。

サッカーと同じように、大衆の基礎がなければ、11強人もなくなるんだ。

中空楼閣は造りにくく、山上小亭は千尺も高い。(空中樓閣不易造,山上小亭百尺高)【いいものだけ】と言ってるけど、実際には土台がなければ、佳作もそんざいしないんだ」

しまった。この日本人がなんと俺に詩を作ってくれた。なんと、中国語で書かれていて、しかも韻まで踏んでるって!

「文化砂漠、勝手に雨が降ったら侵入になるんだ」と羽衣は続ける。

「我がサラン島を侮辱するな。嵐も大雨もなければ、平和だ」

「これは、チビが背の高い人が嫌いなので、背の高い足を切ることをお勧めだ。これは実際には敵八百を傷つけて1万を自損したことだ。我が国にとってサラン岛側が発表できるかどうかは単なる额外収入だけだ。しかし、あなたたちの本土の文化にとって——サランの様々な作者は、小説でも漫画でも映画でも、本土の市場を失ったら、死刑に等しいと言える。文化的制限は、自分の著者が足を縛って発展しないことにつながるだけだ。

仮に規制するとしても、画一的に規制するのではなく、少なくとも白紙黒字の細則を出して、境界を明示しなければならない。主観的な要素を除いてこそ、文化人はどの限界内で手かせをかけて踊るべきかを知ることができる。

刑を知らなければ威は測れない(刑不可知則威不可測)——これは法家『春秋左伝』の『猛を以て民を服従する』思想であり、二千百年以上前にすでに罷免されていた非主流の観点であり、もっと古くて時代遅れだ。

民主的な国では、法律は王である。専制の国では、国王は法律である——とカールマルクスは言った。

王たちの考えは変幻自在で、代替わり選挙のたびに基準が激変したが、本当に書いたことはないじゃあ、境界ってどうやって判断するの?創作者が審査に失敗した作品を何度も犠牲にして聖意を推し量るしかない。現代文化で挫折教育をして、一度太陽の下で他の健常者と競争して、勝てばそれこそ奇跡だ。

生命の安心感のない子供は、蓬勃と成長することは難しい。

創作の安心感のない文人は、何を創意工夫して創作することを期待できるか?

頑固な旧社会の生き物たち、頭をたたいたりだけで生死が決まる作品、誰が本当に時間をかけて彫刻修繕に行くのだろうか。戦々恐々としている文人は、文化をよくできない。本当に背筋を伸ばすことが必要だ」

ますます話が遠くなった。とにかく話を戻そう。

「俺は、俺たちの国や世界中の若者に危害を加えることを止めたいんだ。彼らを夢中にさせ、奮い立たせたくなくて、先代の人が苦労して奮闘する優れた伝統を全く受け継いでいないのだ」

これらの精神アヘンがなければ、若者は自然に国の物質建設に身を投じることができる。

「あなた方サラン国の若者は判断力がないのか。作品の中の同性、暴力行為に毒を盛られることができて、選別せずに模倣するのか。若者って未来の希望と言われてるけど、実は潜在意識の中では何かあったら何かをマネする人だと思ってるんだ。

子は父を信じず、父は子を信じず、家の道は睦まじくない。(唐・武則天『臣軌・誠信章』より、子不信父,父不信子,則家道不睦)

比較すると、あなたの口の中で言う汚物製作国として、私のいる国は防犯窓も設置していないんだ。サラン島近くの韓国地区、台湾地区も何でも見ることができるが、若者も見終わってすぐに悪魔になるわけではない。では、あなたの結論はまた変わったんじゃないかな——日本や韓国などの青年は世界で最も優秀で独立した人格を維持できる青年だから?そして、あなた方サラン島の若者が欠陥品か?

20、30年前にはテレビでエヴァンゲリオンなどが放送されてたが、今では血がどんなものか見えなくなったのは、このサランの若者たちが退化したからなのでしょうか?それとも、発言権を握っている年寄りたちの道徳的潔癖さが増しているのでしょうか?」

「そんなこと言ってない」

「他国の人としては、私もそうは思わない。この学校内で会った人は、愛、米雪文傑たちを含め、健全で向上心のある三観を持っている。

私はこの世代の若者が、十数年前の世代よりも劣化する傾向にあるとは思わない。

私もサラン若者が、『香港マカオ台湾日本韓国』若者より劣っていて、悪くなりやすいとは思わない。

橘生淮南は橘、橘生淮北は枳?そう思っている人は間違っている。(『晏子春秋・雑下の十』より、同じ人が生きてきた環境によって、善人や盗賊になることです。オレンジのように、生育環境によって優劣がある。)

世代間で信頼すべきであり、『己をもって人をはかる』のは間違っている。

文化作品の暴力的とポルノに帰結することは、教育の失敗を他人に八つ当たりする行為だ。一部分は既に下限がない悪人を制限するため、ほとんどの若者の上限を抹消した。

人間が人間であるのは、判断力があるからだ」

外国人のくせに、まさか本気でサラン島を救いたいと思ってるわけじゃないでしょう?自国民だけが、心から生存環境を変えようとしている可能性がある。文化は俺たちの家事であり、お前に何の関係があるの?

しかし、タバコは、国の基幹産業である。危害があっても、それは喫煙者の自発的な選択だ。

「あの汚い作品は、タバコを吸うよりも何百倍も気持ちが悪い」

「人間の生命権はすべてより大きい。生命権を守ることより何が大事なんだろうね。正義を語る上で、あなたの主張はいつまでたっても禁煙には勝てないんだ。正義と正しさを語るなら、まず最も正義で最も正しい禁煙と生命権を先に解決してもらいたいね。中毒性のあるものがもたらす経済的利益を見るべきではなく、他方では他人の文化的自由を奪うことで自分の正義感を満たしたいだけだ。

まして暴力や同性愛などの模倣コストが高い。まず人を見つけないとだめだ。一人でプライベートでやってるのはエロじゃない。そして本当に事故を起こしたのは以前は密生と呼ばれていたが、今は増産報国と呼ばれているので、時代が変わったのは必ずしも悪いことではない。

しかし、私が提案した禁煙には、直接的な世代間伝承がある。先代の喫煙を見て、自発的または受動的に慢性的な自殺の仲間入りをしただけの若者がどれだけいるだろうか。これはあなた方のサラン島では特に深刻な状況で、男性の喫煙率は55%で、人口は500万人未満なのに、毎年1万人以上がタバコで死んでいる。割合の高さは世界に2カ国しかない。古い世代が身をもって次世代に『タバコはクールで特別』という意識を伝えていることも、未成年の模倣につながることは確かだ。親として、もしかしたら自分も次の世代を毒するようなことをしているかもし」

彼女は本当に多くの人の記憶を吸収しすぎて、混合体になってしまった……このような人と議論するにはほとんど活路がない。しかし明らかに彼女はある悪いやつの考え方を吸収したが、情報を選別するための十分な確固たる立場がなく、思考が完全に汚染されていた。

「鉄を打つには自分自身が硬くなければならない、文化戦争は硝煙のない戦争であることに同意します。しかしながら、俺は依然として、あなた方の文化汚染が存在しなければ、サラン島自体の本土文化は躍動的に成長すると考えます」そう言いた。

「あなたの言う本土文化は、昔の文化であって、現代の文化じゃない。

しかし、石器は良いが、石器の時代は過ぎており、新しい剣が文化を守る必要がある。

石を持って鉄騎に対抗するのは不可能で、弓矢を持ってガトリンに抵抗するのも現実的ではない。

封建時代も過ぎ、若者はクールなものが好きになった。伝統文化の名作は『ハリー・ポッター』『ドラゴンボール』をベンチマーキングすることはできず、更新する必要がある。

(PS:【封建】漢字における古代に対する蔑称。【旧社会】清朝終結後30年間の蔑称、それに対応するのは、絶対的に正しく絶対的に幸せな新社会)

サランの孫悟空老年芸術家は——【西遊】は【大話】を許さない、【戯言はでたらめではなく、改編は乱編ではない】と皮肉でした。香港スター周星馳はでたらめをでっち上げているのか。彼のようなスーパースターに成長してこそ、このような皮肉を無視することができるかもしれないが、より多くの未来の周星馳たちの天馬行空は古い観点の古物たちに育苗期に殺されている。面白いのは西遊最大の2つの改編で、いずれもサラン陸地の外にあり、1つは大話西遊、1つはドラゴンボールと呼ばれている。

そこで自国の伝統文化は磨きと更新を許さず、新しいものは他国の路線を引き継いでいると皮肉られた。どっちにも行けなくて、立ち止まるしかないんだ。

この世界はとても公平で、各業界の誰が強いかは誰のものだ。

ブラジルを見てサッカーを思い出すが、サッカーの原産地はどこか。

卓球を見て中国を思い出して、卓球の原産地はどこか?

メキシコの万人がドラゴンボールを見ていた時、金の箍棒を持って筋斗雲を踏んでいた孫悟空がどこから来たのか覚えている人はいるか。世間の人が覚えているのは誰か?セカンドイノベーションを起こす日本人だ。

誰かがうまくやっていれば世間は誰かを覚え、形にこだわると立ち止まるだけだ。偏狭な文化ナショナリズムは自分を守っているように見えるが、実は両手を縛っている。両手の保護を失うと、顔に馬乗りになってたたかれる。

唐の文化は非常に開放的で、民衆に寄り添い、現実を重視し、古制を堅固にしなかったために、東アジア文化圏の基礎を形成しさえしたのです。今世紀初頭に、サラン島は日韓欧に20年遅れていた文化が、十数年の追い詰めを経て、今では半世紀遅れに成功しています。今の時代の人たちは、いつにも増して新しいものを受け入れる包容性を持っているはずだが、多くの人たちは敏感で劣等感があり、清朝とあまり変わってない。本当の自信は自分が優れていることを知っていて、同時に他の人の優れていることを受け入れることができて、しかも学習と吸収の方式で自分を発展させたいです。魯迅先生の『看鏡有感』は排外主義を捨て、外来文化と競争を客観的に見ることを言う」

は?唐の時代?なぜ唐は俺たちを非難する例にまでなったのでしょうか。

「あなたが俺たちの国にこんなに不満を持っていて、憎しみに満ちているとは思わなかった」

「ではお聞きしますが、あなたたちは全国の80%以上がサッカー協会に文句を言ったり、悪口を言ったりしている。だからあなたたちは国を裏切ったのか。なぜサッカー協会は罵ることができて、文化局じゃダメなのか?」

「サッカー協会は民間組織だから」

「国家編制人からなる民間組織なのか?うまくいかなければ「民間組織」を強行し、ついでに社会の不満を漏らす標的になる。文化局もうまくできないのに、なぜ「民間」しないのか。だから私の業界に対する意見を「敵視」に拡大する必要はない。よくなってほしいからこそ、意見を言い、促すのだ。すべてのサラン人が黙り込んで、物事が一歩ずつ悪くなっていくのを見ているのがいわゆる愛国なのだろうか。

正常な社会の自然状態はきっと多元的で、矛盾して、騒がしい。正しい思想が『正しいように見える思想』に打ち勝つことができ、社会は永遠に旧態依然としているのではなく、進歩することができる。もしあなたが『万民一心』という言葉をいいことだと思うなら、きっとあなたは10001番目の声ではないからだ。頭の中がからっぽな復読機だけど、自分も人間だと偽る必要はないんじゃないかな。」

は?復読機?俺は復読機か?

ひどいよ、お前はひどいな!

「ましてや、文化局にサッカーと同じく試合をさせたら、前半は0-10になっちゃうよ。彼らは真剣に外国へ行って勝負する必要がないからこそ、問題を隠すための恥のカバーを与えたのだ」

「たとえそうだとしても、あなたは言うべきではないんだ。ましていつかは良くなるでしょう」

「車が進んでいれば、遅かれ早かれ目的地に着くでしょう。しかし、車が滑ったりバックしたりしている場合は、車に乗っているすべての人が運転手に注意する義務がある。あなたが言わないし私も言わないし彼も言わないから、それではいつ全体の車は溝の中に入って、車の中で1人の無実な人はない」

「じゃあ言ってみろよ。いったいどこができていないのか?どうして車を滑らせてバックしたんだ?」

「この国のサッカーみたいに、素人が玄人を指揮してるし、古文化と現代文化の区別がよくわかんない。自分が正しい導きをしてると思ってるのは、実は素人じゃないかな?それとも、彼ら自身がなんでクリエイターになれてなかったのか。清掃員をコーチにしてメッシのサッカー指導をさせるのか。創作者自身が若い人の好きなものを探して面白い作品を書くのも容易ではないのに、様々な審査の試練を経て、足枷をはめて他国のボルトを追い抜くように要求することが、可能だろうか。

ましてそこで指揮を執っている人は、アニメは子供にしか見せられないと思ってたけどさ。なぜ『戦争嫌いではなく戦争に参加したいと思わせるいわゆる愛国主義映画を見た』のに血肉が飛ぶことが許されたのか。21世紀になったのに、文化媒体が受け手を決めると思っている人もいる。このような浅はかな脳は本当に驚嘆すべきものであり、急いで表装して博物館内に置き、千年後に人工知能でスキャンしても、まだ先史時代の地主の発育が完全ではない脳だと思っていた。

ある人がむやみに指揮を執っているからこそ、テレビを見る人がいなくなり、ゲームの版号が時々止まって、若者は娯楽手段を失って最も無意味な短いビデオに陥るしかなかった……若者はゲームをしないと、何するの?彼らは物質生産や学習に参加しないだろう。二十年前には、トランプをしたり、ナイトクラブに行ったり、騒動を起こしたり、麻薬を吸ったりしていた。ゲームの存在は若者の余分なエネルギーを発散させ、社会を安定させる礎となっています。

——ゲームは、高圧的な教育で一部の生徒の唯一の魂の拠り所だ。サラン島の青少年の自殺率は世界2位で、勉強が人の意に及ばなければ、自分の人生は価値がないと自認している。他国の若者は来週の漫画週刊誌を読むために生きたり、ゲームのキャラクターをもっと強くするために生きたりすることができる。未成年者は週末の固定時間に1時間しかゲームをできないように命令され、一部のゲームはまだ更新されていないのに。

若者の保護を旗印に掲げ、実際には煩雑な審査承認手続きで海外ゲーム販売を阻止し、貿易赤字を防いでいるだけだ。利益の前でこそ、もともと浅はかな大脳皮質が活性化され、種の瞬時の超進化を実現することができる」

だめだ、反撃しなきゃならない。彼女が俺の国を中傷するのは許せない。

「文化的側面はさておき。つまり、あなたの国の何かしら、もっと汚くて下品なものが、このサラン島の公序良俗をぶち壊してるってことだ。それは精神文化に必要なものではない。無限EDの前からそうだったけど、もし復元されたら、あなた方の精神アヘンがまた大量攻撃するかもしれないと思うわけだ」

「精神文化必要とは何?高雅な精神文化の需要とは何か、低俗とは何か。

最近、『遺伝子戦争』という本を読んだけど、この本では、結婚や不倫、子育てなど、人間のあらゆる行動は遺伝子によって伝えられるために生まれた考え方だと解釈した。結婚とは何ですか?生物の最も基本的な生理的需要と付き添い需要であり、生理的需要は誰もが理解でき、付き添い需要はまた生物の最も基本的な生理的なニーズから派生したものだ。趣味が通じる同性ではなく、異性をパートナーに選ぶ人が圧倒的に多いのはこのためだ。同性愛は遺伝子による生理的需要が偏在しているためです。

そこで私たちは結婚や恋愛など、美化されたものが実際には遺伝子の伝達によって生み出される感情であるということを理解する必要がある。昔、娘を教え子と結婚させたある父親がいて、披露宴が終わって部屋の外に座って空を見て『あいつは淫靡無道なことをしている』とため息をついた。花燭の夜のことは淫靡無道なのか?道徳性の頂点に立って言えば、そうだ。

だから子供を産んだ保護者たちは、まさに生理的需要が満たされている。粉飾されているだけだ。しかし、それでも彼らの多くの人は、実はこっそり『低俗』な作品も見ている。

また、別のグループは、時代の配当金を食べていない家を買えなかったために生理的需要を満たすことができず、その需要は移転されなければならない。社会全体が手で目を覆って盲目を装わない限り、この需要は無視できないんだ。

そこで今問題になっているのは、なぜ家と車を持って時代のボーナスを享受してきた人たちが、自分たちの生殖行為を美化し、道徳の高みに立って満足されない底辺労働者を一方で非難することができるのかということだ。これは理屈がない。表向きは正義のように見えるが、切り開いてみると、他人の皮を剥いで自分の正義感を満たしている。

天の道、余り有るを損じて而(しか)して足らざるを補う。人の道、則(すなわ)ち然(しか)らず、足らざるを損じて以(も)って余り有るに奉(ほう)ず。孰(た)れか『余り有り』て以て天下に奉ずるものぞ、唯だ有道者のみ。——老子『道徳経』から。政策が『余り有り』で『足らざる』を補わなければ、それに逆手に取って行うことは、『有道』とは言えない。

それが、全世界が個別のアジア諸国を除いて暴力ポルノを禁止しない理由だ」

「めっちゃ見聞を広げてるんだよ、俺は……公序良俗をこんなにひどいことを言う人がいるなんて」

「もし本当に公序良俗であるなら、人々は既に試験管ベビーのような安全かつ信頼性のある文明的な方法で赤ちゃんを生産すべきだった。そんな破廉恥なやり方で赤ちゃんを産んだサラン島の大人が、とっくに自分鼻で笑っているようなことをしているのに、ビジュアル作品を見ているだけの若者を非難する顔があるのか。

ご覧のように、【無限ED】以降、世界的にもサランを含めて出生率が断崖のように下がっています。公序良俗を叫んでいる人たちは、彼らが口にする家畜のような繁殖行為ができなくなると、すぐに結婚さえ考えなくなった。彼らの結婚の目的は単純か。みんな汚濁した凡人である以上、自分を飾り立てるべきではない。ましてや他人の皮を剝いて、自分の道徳的なコートを飾ってはいけない」

皮を剝いたなんて、2度言いましたね……

「道徳的な問題のように見えるが、実際には性資源公平な問題だ。

この批判は「低俗」に聞こえるが、実際には「私の方が高尚」という意味だ。

でも本当に私たちより高尚なのでしょうか。

無限EDがない時点で……もしカメラを持って、下層の独身男性と金持ち二世の一生をそれぞれパノラマで記録するとしたら、二者択一であなたの子供にどのビデオを見せるのか?毎日スクリーンに向かっている底辺の男性なのか、夜な夜な忙しい金持ち二世なのか。誰がもっと汚れているのか、皆心の奥で知っていると思う。しかし、禁止されているのは片方の需要だけではない。

法律は統治者の道具に過ぎないことは既に分かっていたが、これらの分野で二重基準を続ける必要があるだろうか。一括決済は違法だが、月払いは一転して愛人関係に?貧乏人は公序良俗によって処理し、金持ちの供養は現代の西洋世界の自由な恋愛によって、どちらが上位者に有利かはどちらかに行く。こんなにも直視できないほどの二重基準を持ち、泉下の祖先は知っていても涙を流し、旧社会の地主黄世仁は聞いても五体投地するだろう」

黄世仁が誰だか知っているなんて!俺さえ黄世仁が誰だか知らない!

この島国人は明らかに島国人らしくなくなったのではないか?ある異世界の人が突然俺の前に飛び出してきたようなものだ。

…………

……

ところで、自分が根本的なものだと思っていたものが、例えば公序良俗どか、彼女に猛批判されるとは思わなかった。

屁理屈ばかりだ!

でも彼女はまだ言い終わらないようで、お茶を飲んで喉を潤して、続け——

「なぜサラン島では、性売買が違法なのでしょう?」

「女性を守るために、性売買に関与してはいけない」

「なぜサラン島では、ポルノビデオが違法なのでしょう?」

「女性を守るために、ポルノビデオを撮影してはいけない」

「なぜサラン島では、ラブドールは違法ではないのか」

「それは偽者だから、守る必要はない」

「なぜサラン島では、二次元エロゲーが違法なのでしょう?」

「俺たちは仮想キャラクターや紙切れ人間を守るため、生きている人の自由さえ代価にすることもある……ええ!?」

「ロジック問題は、あなたも気づいたでしょう。なぜこの4つの問題で法律がこのように分断されているのか。

だって、ラブドールは持ち帰り用だし、二次元ポルノゲームなどはサロン島のイメージを台無しにしてしまうかもしれない。みんなの利益を犠牲にして、彼は無意味なイメージを演じていた。そしてそれはすべて女性を守るためだと言った。存在しない二次元女性を守りる。

村人を守るためイノシシを撲殺して八箇月の刑に処するのも理解できるが、貴方の国ではイノシシは人よりも大事で、イノシシ本位だ。人が多すぎるので、自分でも人が大切だとは思わない。今では生きている男性よりも紙切れの女性の方が大事になるなんて、下積み男性は犬以下ですね」

その隙に、こいつは俺を犬だと罵ったのか!?

ムカついた!

「でも二次元のエロ暴力系ゲームって、子供たちの行動に影響を与えるんだよ!」

「すごいなー!戦場は女性を守ることから子供を守ることに変わったのか。さすがサラン人、弱者を利用して目的を隠すのが上手だ。

では、血生臭い作品を見る=子供が見たら人を殺す?

サラン島では今まで血生臭い作品を見て直接招いたという事件は一例もない。ゲームの中で銃で撃たれて血が出るシーンを見て、彼らは真空から銃を取り出して、人の群れに向かって射撃するのだろうか。

ポルノを見る=子供はすぐに増産報国するか?

あなたたちの子供たちを過大評価しているのではないか。無限EDの前に、あなたは彼に恋をさせても恋人を見つけるとは限らない。ましてこれは低出産率環境での良いことだ。

むしろ、人前でタバコを吸う=次世代の学習喫煙の確率を高める=より多くの人が吸う=人命を粗末にする。この等式は完全に成立しているのに、かえって放っておいたのか。お金の分を見て、二重基準の精神分裂が現れたのか。

【……短い袖を見ると、すぐに白腕を思い出し、すぐに体を思い出し、すぐに性器を思い出し、すぐに交尾を思い出し、すぐに私生児を思い出した。これらの国民の想像はこの層だけでこのように躍進することができる。】魯迅小雑感

これは旧社会の人々が封建社会を続けてきたことを皮肉った旧思想で、ポルノと聞くと驚く。現在はサラン島も同様に適用されているようです。魯迅先生はさすがに先見のある文豪だ。」

「お前は、前朝の剣で本朝を斬った官だ。魯迅は我々サラン島の人ですらない!」

「旧社会の封建残滓に国籍を分ける必要があるのか」

「君の悪口はあまりにもひどい……」

なんでうちのサラン島にそんなに文句つけるの?それなら何しに来たんだよ?

ああ、そうだ、俺に復讐するためだったっけ。来たくて来たのではない。

「あなたたちはいわゆる真善美教育で一つ一つ温室を作って、大人になって急に大逆転し、社会の嵐はどこよりも激しくなった。そこで彼らは驚いて、憂鬱になって、教えていることと現実は全く違うと思った。教育は理想主義者を育成し、そして理想を粉々に踏みつぶし、それを成長と呼ぶことを彼らに伝えた。何の意味があるのか?これは温室ではなく、現実魔幻主義の悪作劇だ。結局、彼らは社会的な試練を経験していないことをあざ笑うことを忘れず、少しも粘り強さがない。頼むがら、そのギャップを無限に広げたのは一体誰なのか?

あなたたちが次の世代を育てるのは、彼らをもっと社会に溶け込ませるためではなく、スプリット感を作り、嘲笑してもてあそぶためではないでしょうか。では出産率が暴落して、罪のない魂が二度とこの地に生まれてこないようにするのも、善行のひとつなのかもしれませんね」

「じゃあ、映像レイティングは?映像のレイティング制度があったらいいんじゃないかな?」

「サラン島では無理だ。もし私が格付けを査定する役人だったとしたら、査定が甘くて格付けが低かったら、問題が起きた時に責任を取ることになるんだ。自分の椅子には保証が必要なので、すべての作品に百パーセント最も厳しい評価を与える。そして格を付けたのは付けなかったのと同じだ。権本位制の管理の下で、まだ前進することができるか?

民間組織に権限を委譲しなければ、映像レイティングは永遠に生まれない。封建思想を取り除かなければ、永遠に文化に侵略された分だけで、何を言っても意味がない」

「あー……もういいよ、もういい。でも、それはみんなが通報したやつで、みんなは不適切だと思ってる。全国民の思想が時代に合わせて進んでいないのです」

「最後に申し上げますが、本当に通報者は存在するのでしょうか。通報が役立つなら、なぜサランの根強い12時間6日勤務制は根本的に直らないのでしょうか。虚空からでっち上げた人たちが告発してるかもしれないんだよね。ただ虚空の標的を立てて、サラン人に自分で標的を撃って噛み合うように教えただけだ。あなたたちがお互いを疑ったり恨んだりする間に、自然と大きな棒を手に取って勝手に叩くことができる。

叩いてふるいにかけると何が残るのでしょうか。子供を「白黒思考」に変えた作品が残っている。

白くてきれいなのは羊のようにいい子で、成績が悪いか群れに合わないか黒いのは狼で、みんなで囲んで、わけのわからない正義感が湧き上がり、無制限に孤立させたり殴ったりしても良い。学校暴力やいじめの悪種になる。

醜い坊主頭はアルバイトをして木を切って自分の底辺を養う必要があり、勝手にいじめられることができ、ボスたちに対する態度はまた別のものだった。ダブルスタンダード教育は真善美な偽装を被り、サラン島のいわゆる資本主義の資本家は見ても感極まって涙を流す。

しかし、10年以上前に好評を博した『虹猫青兎八侠下天山』のような佳作もあるが、善人にも欠点があり、悪人にも理由があるから悪くなるのであり、子供たちが自分で見分けることを考える必要があり、それほど『白黒思考』ではない。結果は?逆に撤去されてしまった。

最後に、対立を生むのが得意な子供たちが大人になり、男女が争い合い、出産率が激減した。左派と右派が争い合って、誰も相手の考えを許さない。そして、あなたはとても傷ついて無実だと思っていますが、なぜ大衆はこうなったのでしょうか。頼むから、彼らをこんな風にしたのは誰がよく考えてみょう。

わがままで勝手に人を圧迫する全力を尽くして作った作品は、後から来たクリエイターたちがこの道を続けることができないようにした。後に『虹猫青兎八侠下天山』まで復播して、業界は依然として弓の音にも怯える鳥のようでただ勇気を出して正のエネルギーの命題の作文を書いて、武俠漫の風はこれで止めた。

誰が文化人の膝をえぐり取って、また『なぜ立ち上がらないのか』と叫んだのか。

誰が産業に重い足かせをかけ、また『お前どうして走れないのか』と叫んだのか。」

「お前、我が国の文化作品について詳しすぎるだろ!何かに取り憑かれてんじゃないのかって言ってんだよ!」

魂をリンクすることで相手の知識を得ることができ、羽衣は何か変なやつの知識を吸収しているに違いない。道ばたのものを拾って食べたら腹を壊すよ!

「我が国では、サラン人だらけの料理アニメ『サラン一番』を放送していたが、唯一の東洋人は顔に傷があるお笑いキャラクターでした。

逆に、サラン人がサラン人お笑い担当のアニメを作ることで、東洋人ばかりの料理アニメで、クリエイターが批闘台に上げられる可能性が心配だ。

もし全身が敏感肌で、道徳的潔癖性という物差しで測り合っていたら、機械のように生まれて勉強して仕事をして死んでいくしかなく、世代は退屈な循環に陥って、この世代に属する現代文化を持つことはない。

カール・マルクスは、ものづくりが最も盛んなところは、人間が最も考えないところだと言っています。そこでは、働く場所は機械と見なすことができ、人間で構成されています。」

なんてことだ、『資本論』まで出てきちゃった。東洋人がこの本読むわけないぞ!

「古代も現代も、我々自身の文化やんけ!あなたが口出しすることではない。古い文化を発展させたいのか、現代文化を発展させたいのか、我々全員の選択だ!」俺は反論した。

「私は不思議なことに、なぜサラン人は古代、識字率が今の10分の1未満で過疎の時代、この世代の若者より芸術文化の創作に詳しいと思っていたのか。寿命も短くメッセージも少ない昔の人に比べて、この世代の知恵はそんなに取るに足りないものなのでしょうか?あなたたちの若者をこのように軽蔑しているか?

答えは——死者長已矣(唐・杜甫『石壕吏』より、死んだ人は永遠に生き返らない)、何を言ったことがすでに定格した。一方で、生きている人間には無限の可能性がある、ということは恐ろしい。人を助けるのが好きな模範道徳、国を憂う文学泰斗は、人生のどのあたりで宣伝を始めたのでしょうか。

だから古い文化を重視するしかない。

一人当たりの福祉といえば、『建国してまだ数十年』。文化といえば、『何千年も古い文化を受け継いできた』。基準を統一できるか。古代人の文化は自分の無為を隠すことができるのだろうか。

百年後、あなた達の子孫はあなた達が世界に残した痕跡を尋ねて、それで——『もともと彼らに我々の国学文化を学ばせようと、世界中に何百もの国学学院を金を払って建てたが、彼らが興味を持たなかったせいだ』そうとしか言いようがない。ああ、なんて悲しい世代なんだろう!

政治を目的としたすべての作品は、決して認められないが——面白い作品を作ることは自然に世界に受け入れられ、出発点は必ず正しくなければなりません。

持鈕人も同じ。持鈕人はこの世界現在の実際の支配者として、出発点がいつも個人の好みであれば、彼の存在が世界にプラスの変化をもたらすことを期待することはできだろうか。世界は彼の作品のように、道徳的潔癖さを排除し、世界の未来のためにこそ、人々に語り継がれるのだ」

「あなたがこれだけ言ったら、反対の意見を言ったことがサランの民に知られても嫌な思いをするでしょう?」

「ステゴモア症候群?確かにサラン人には世界に乱暴に干渉する持鈕人に崇拝している人が多いので、ステゴモア症候群の人は少なくないようね……彼らの足かせを解こうとすると、かえって排斥される。

魯迅先生は『ナポレオンとエドワード・ジェナー』という文章の中で、人々がナポレオンやジンギスカン、ヒトラーなどの殺戮を行った星に対して常に崇拝することを指摘した。自分の祖先は奴隷になったのに、ジンギスカンをお世辞に言っている。殺人者が世界を破壊しているのに、砲灰とされる民衆は、殺人者をお世辞に言っている。

自分のいる群体のために声を上げないで、かえって権力者と情を共にするようになったのか?奴隷根性がこんなに強いとは、文化業界が縛られていることを良いことだと思っているのでしょうか。ロバでも首輪がきつくなれば遠吠えをするのに、あなたは他の人があなたのために声を出すことを止める必要があるか。人がここまで生きていれば、腕の一つだね。魯迅先生は泉下に知っているが、おそらく自分の努力の成果が非常に少ないと感慨するだろう!」

なぜまた魯迅なのか?魯迅は必ずしも正しいとは限らない。彼は全く【主流世論】【統一思想】【万民一心】の立場で問題を考えたことがない!とっくに時代遅れだ!

そんなに達弁で、複雑に考えている人は、きっと善人ではないでしょう。

この域外勢力が俺にこんなに多くの悪魔のささやきを言ったのは、決して我が国の文化事業が本当に国際と結びつくためではなく、島内団結を破壊しようとしたからだ。

そう、これが悪魔の囁きだ!

羽衣あなたは悪魔とりつかれたなああああああ! ! !? ? ?

「あなたの言葉ひとつひとつが、サランの国の尊厳や民族感情を傷つけてるんだよ!」

「あなたの考えるサルーン島は、精神も感情も脆くて、ちょっと人に何か言われただけで傷つくと憂鬱なのか?なぜ、個人や個々の集団への意見を、民族全体への敵視に昇華させることが得意なのでしょうか。

テコンドーチームが韓国に行ってゾンビダンスを披露したが、韓国人はそれを好意的に思っていたのに対して、自分たちはこの若者たちを批判したり罰したりしてた。自信を持ってよ、いつまでも心配の中で生活することや、外国人がまたどのように自分を見るかを恐れたり、外国人が喜ばないことを恐れたり、外国人が自分に満足しないことを恐れたりする必要はない。あなたがいわゆるポジティブエネルギーショーを放つと、外国人はあなたを好きになることができるか。こんなに身内を拘束すると、外国人に笑われないか。

尊厳は自信から生まれ、他の人に自信を与えるように求めるものではない。

一般市民に自信を求めるの専門家や学者たち——

曾子の曰わく、士は以て弘毅(こうき)ならざるべからず。(『論語』より)

先秦諸子はこれまで主に権力を戒め教えてきたが、これらの専門家や学者は士族としての気骨さえ持っておらず、完全に失格でした。上に向かって忠告することもできないのに、サラン人全体に【サラン人は自信を持て】と告げる顔があるのか。

なぜ奇怪千万なことが明清時代に漢唐宋より明らかに多かったのか?諌官がいないからだ。諫官がいないので、権力は30年上朝しなくても明君を自任することができるので、権力は贅沢を尽くして鎖国して文字獄して古書を燃やしてミャンマーに殴られても【十全武功】を自負することができる。人を鏡とすることは損得を明らかにすることができ(『旧唐書魏征伝』より)、彼は鏡がなければ、自分が何ものか分からない。

子は父に対して諌言することなくてはならず、臣は君に対して諌言することなくてはならない。ただ命令に従うだけでは、孝行とはいえない!——孔子の『孝経』にはこう書かれています。

士人は今から私のように——世論て文字で信念を用い、権力に自信を取り戻すよう指導する。このようなやり方こそが文化の核の伝承であり、民族全体に責任を負うことでもある」

下心!絶対に下心がある。

更に日本人は『孝経』を読んで?これ、合理的か?俺も読んだことないよ!『あなたは古い文化の素晴らしさを知らないから、そんなことを言うんでしょ』って反論できない。

「孔子は言いました、君子の徳は風なり、小人の徳は草なり。草、これに風を上(くわ)うれば、必らず偃(ふ)す。 (『論語』より)

草は風に乗って動く。

食の安全に自信があれば、民衆と同じ食品を食べる。

治安に自信があれば、街頭に出て民衆と演説し握手する。

あなたがどうであれ、サラン人もどうなっていく。

あなたが何であるか、サラン人も何だ。

あなたが明るいなら、サラン人も暗くないん。

言葉の粉飾だけでなく行動を通じて、民衆を精神的に本当に立ち上がらせることができるようにしなければならない。自分で立ち上がることから始め。

自信があれば、法律は詳しくなり、筆が下ろす根が生える。

自信がないと、法律が曖昧になり、自分将来の「臨機応変に自由に解釈できる」という権限を増やすことになる。

天地は不仁、万物を以て芻狗(すうく)と為す。聖人は不仁、百姓を以て芻狗と為す——『道徳経』

天には仁義も道徳もなく、万物は平等に扱われ、自然の流れに身を任せてればいい。聖人も仁義道徳にこだわる必要はなく、自然の営みに倣い、人間性や天性に従って社会を治めるべきだ。

車が高速道路に乗っていると、ハンドルをあまり修正せずにもまっすぐ走れる。一方、初心者が頻繁に左折右折して修正を繰り返し、走行ルートが蛇行しているのは、そもそも自信がないからだ。左になったり右になったりまだ左になったり、産ませたり産ませなかったりまだ産ませたり、燃費が大きすぎるのは燃料のせいではない」

彼女は眉を上げ、お茶を一口飲んで、この話題を別の戦場に移したいようだった——

「もちろん、君子は堂々としている。正々堂々としているからこそ、自信が持てるし、人を信じることができる。自信があってこそ、他者を信じることができ、民衆も他国の民衆と同じように自己認識力があり、彼らは世界中の普通の人のように様々な文化作品を見ることができると信じている。

2015年6月に発表されたサランアニメ作品のブラックリストのうち、38本の外国アニメのうち、ほとんどがサランで放送されたり、放送を申請したりしたことがない。子供の親は隣の家の冷蔵庫に壊れたケーキがあると叱責したが、どうして壊れていることを知っているのだろうか。全身が敏感肌で、乳糖不耐性の食いしん坊の奴は、どこの家の冷蔵庫にいいものがあるか知っているのは、それ自体が泥棒だからだよ」

「待って……それはもしかしたら、誰かに通報されたのかもしれない?」

「なるほど……サレンの法律は、捜査立証をスキップして、そのまま判定できるんだね?彼自身も見たことがないのに、これがどんな作品か特定できるか?」

「まあ、多分、見たことあるかもし……しかし、別の可能性ある——彼は冷蔵庫の修理屋なのに、どうして中に何が隠されているのかわからないんだか?」

「冷蔵庫は壊れたことがないし、外国人を誘って修理したこともない。盗んだら盗んだで、子供もいつまでもお腹を空かせてはいけないだろう。親は盗んだものを分類しているので、嫌いなものを二度と盗まないために、自分で味わっていなければならないと思えない。まして、彼らは本当にいわゆる親なのだろうか。」

「突然にお前が我が国の文化部門にこんな大きな意見を述べる目的が何か分からない」

「サラン島の年に1度の全国祭りのパーティーでも、盗作癖のある常習犯が2回登場したり、全国の人々の前で盗作を公演したりしていて、すべての歌手が口パクをしている。文化部自ら主導した祭典なのに、道徳的な地滑りはこのように直視に耐えられないほどになった。人に教えたり指摘したりする前に、鏡を見て自分の姿を見てみることをおすすめします。

いわゆる――人を正す前に己を正し、事を為す前に人を処する。私が今日あなたに言ったことはすべてこの言葉にほかならない」

いいからいいから、きりがないでしょ。

サラン島を愛している者は誰も我慢できないよ。

君たち外国人はどうしていつも上位者の政策についてあれこれとしゃべることができて、彼らに対して少しも尊敬していないのか。思想的に砂が散乱して、何かあったら看板を掲げて彼らの決定に反対するのは、あなたたち自身の国に泥を塗っているのではないでしょうか。うちのテレビでもこれらを毎日報道しています!それに比べて、俺たちは国のイメージに迷惑をかけたことがない。これ以上の困難と非現実を、一人ひとりに割り当てるのは小さな問題で、克服すればいいのではないでしょうか。

だからさ!これらの悪い習慣をうちのサラン島に持ってこないで。

「もういい!上位者は私たちよりずっと頭がいいのに、俺たちのような人に忖度できるか?」

「『史記』によると、秦の始皇帝は丞相李斯の車の運転が多すぎて不満だったという。そこで皇帝の周りの人々は李斯にこっそり伝え、李斯はすぐに車馬の数を減らした。その結果、秦の始皇帝は発見して場にいた従者全員を殺した。

人々を恐れさせ、未知感を作り出すことで、【上位者は凡人であり、権力にだまされていることが多いので、その知恵は大衆にも及ばない】という欠点を隠すことができる。肉食者卑(『左伝・荘公十年』、高位にある人の目が短いこと)、メディアの陰に隠れて、原稿を持っていないとすぐに何を言えばいいか分からなくなる。自分が普通の人よりずっと頭がいいという虚像を作る。

是を以て聖人は、為して恃まず、功成りて処らず、其れ賢を見(あらわ)すことを欲せず——『道徳経』、大いに箇人崇拝をやって、必ずしも聖人だ。

『史記』によると、商鞅は法を変え始めたばかりの頃、いくつかの法律を公布しなければならなかった。秦の国の人がこれらの法律をほめたり、貶めたりしたが、商鞅はこれらの人々をすべて追放したが、そこで誰も帝王の政令についてコメントする勇気がなくなった。

2千年後、老年秀才の呉英は減税の建議を提出して、それにより乾隆皇帝から凌遅刑を命じられた。同時に彼の2人の息子と甥も処刑された。政府の是非を議論してはいけないということを民衆に伝えているのであり、批判してはいけないだけでなく、ほめてもいけない。最終的に人民は帝王が公布した政令を全面的に受け入れ、正しいか正しくないかを考えなくなり、完全に盲従するようになった。これが馭民五術の一つ『愚民』である。

幸いなことに、古代王は絶滅した。時政を論じるために訳の分からない法が適用されて刑務所に送られたりはしない。私たちの後ろには強大な祖国があり、その強さは私たちを保護するためであり、黙らせるためではないよね?そうじゃないか?」

「ストップストップ! ! !俺たち普通の人は自分をしっかりすればいいのに、そんなことは専任者が担当して、なぜそんなに考える必要があるのか」

「みんな知っているように、サラン島のすべての労働組合の存在意義は、本当の労働組合の成立を防ぐことだ。サラン島の6つの民主党派の専任者たちって、なんか存在意義がよくわからないんだけど。私は、1も取らずにこれだけの意見を出して、一人で何万人の機能を発揮したものだから、まさに春蚕死糸方尽、春泥に化けていっそう花を護る。私に感謝する必要はない。他人が果たさなかった義務を代わりに果たしているだけだ」

言ってるうちに、なんでお前こそサラン人だと感じるのか?間違いじゃないか?

「でもお前が言っていることは全部間違っているじゃん!お前の提案は現実離れしてるよ!」

「家庭では、親は『責めのは良くなってほしいからで、叱らないのはお前をあきらめているから。間違って叱っても、親のせいにしてはいけない。本願はいいです』、と言いました。

学校で、先生は【責めのは良くなってほしいからで、叱らないのはお前をあきらめているから】、と言いました。

入社して、社長は「責めのは良くなってほしいからで、叱らないのはお前をあきらめているから」、と言いました。

これはサラン島の社会運営の準則だ。

何千万もの人々がこのサラン国を構成し、人民はサランの主人だ。同時に羊毛は羊の体から出てきて、公僕たちは光合成することはできなくて、人民は彼らの衣食住の親だ。では、衣食住の親は公僕に対して責任を果たし、共に成長するよう促すべきだ。人民が意見を出す時は——誤りがあればこれを改め、なければいっそう努力する。忠告は謙虚に聞き入れるものだ。

150年以上前に福沢諭吉は、一国の独立自主は国民の自立心から生まれ、国を挙げて古来の奴隷根性を持ってきたら、国はどうやって維持するのか、と説いている。(内容は2度翻訳されていますので,『福翁自伝』の原文に準拠してください)

「人民……こそ主人?」

「そうでないと?世界のルールを勝手に変えて、民の意見を聞かない持鈕人こそが主人なのか?全員が付属品か?

まして議論してこそ真の知識を得ることができる。どちらも言わせないとすれば、現行のルールに問題があることを証明するしかない。太陽の下で見直すこともできないし、どんな試練にも耐えられないからだ。

誰があなたを支配しているのか知りたいのは、あなたが誰を批判できないかを見るだけだ。世界のほとんどの国が設立した初志は、人民が主人公になるためであった。あなたが私の批判を阻止する行為は、表面的には権力を擁護しているように見えるが、実際には権力誕生の初心を否定してる。

先人たちがサラン国を建てて、首を投げて血を流して、あなたたちが自分の利益を守る勇気を持つためであり、あなたたちが封建皇帝の文字獄を心配する必要がないようにするためだ。それなのに、せっかく手に入れた権利を自分と同じように放棄しろと叫んでいるのだから、あなたは亡くなった先人たちに申し訳ないか?彼らがあなたのために流した血は無駄でしたか?

もし亡くなった人が再び蘇り、生きている人々がその言葉に相応しいのであれば、それは【信】と呼べましょう(使死者反生,生者不愧乎其言,則可謂信矣)——『春秋・公羊伝』より。所業は、亡くなった人やかつての誓いに値する必要がある。

時代が変わって、人民は主人になったんだ。あなたは主人たちが意見を言う資格さえないと思ってるが、根本的には、あなたの脳が封建社会の奴隷として彫刻されて、ある人々や集団を自分の皇帝と見なしているからだ。一日跪かず一日拝まずにいると全身が苦しくなる、これは軟骨病だ、治さなければならない。

自分を軽蔑し自分を卑下し、同時に愛国心を誇る連中がまったく理解できない。なにしろ——牛馬には祖国はなく、彼らはただいわゆる主人の勢力範囲内で生まれただけだ」

つまり——俺という持鈕人は、自分を世界中の皇帝と見なし、同意を得ずに他人の性福を犠牲にして、自分の正義感を満た、のか?俺を批判する権限は誰にでもあると言いたいの、のか?

こんなに大回りしなくてもいいんじゃない?今、どこまで話してるの?

まして、あなたとこんなに長く論争してるけど、本当に説得される人いるの? 最後にはやはりそれぞれの家に帰って、それぞれが異なる意見を持っているのではないでしょうか。

しまおう。

話が続かない。

勘弁してください。

頭がかゆい、脳が生えそうな感じがする。

「昼寝に行く。先に帰ってください」

「一緒に?」

「結構です」

「私もここで寝たいと言ったんだ。部屋はこんなに多いのに、寝てもいいよね。何考えてんだよ」

「いいから」

「でも、主神に会う前に、注意しなきゃいけない……愛ちゃんも信義ちゃんも自分の神は仏教だって主張してるんだ」

「一つの宗教に一人の使徒。これは確かだ。朴信義は俺たちをだましただろう」。

「私たち全員が主神にだまされた可能性もある」

神って、嘘かもしれないかも?

では、何が目的なのでしょうか?

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