第10話 確信の感触

 なにかが小石を擦る音が聞こえ、ようやく真琴は我に返った。すぐさま振り返り、公衆トイレの入り口――この狭い空間唯一の出入り口に視線を走らせる。

 そこには誰もいない。だが、なぜか言い知れぬ強烈な“圧”のようなものが、建物の外側から伝わってくるようだった。


 薄い石造りの壁の向こう側に、“なにか”がいる。警察官として今日まで歩んできた独特の直感が、真琴にその事実を告げていた。肌の表面をチリチリとした焼けるような感覚が走り、五感が鋭敏に研ぎ澄まされていく。


 しまった――自身の置かれた状況に、思わず歯噛みしてしまった。パトロールのためとはいえ、うかつに公衆トイレという狭い空間に足を踏み入れたことを、今更ながらに後悔してしまう。

 ここでは誰かに襲われた場合、まともに立ち回ることができない。逃げるにしても出入り口が一つしかない以上、立ちはだかった“なにか”を突破しなければ、退避することすら許さない状況に陥っていた。


 じゃりり、と明らかに足音が聞こえた。真琴は腰を微かに落とし、身構えてしまう。眉間にしわを寄せ、男子トイレの入り口を注視した。

 まだ、外にいる“誰か”の姿は見えない。だが、無色透明の空気から伝わってくるある種の“気”のようなものを、真琴は黙したまま感じ取っていく。


 過去にも何度か、似たような体験をしたことがあった。警察官という役柄上、時にはなにかしらの凶悪犯罪に立ち向かうこともある。相手が抵抗してくる場合もあれば、時には刃物のような凶器を携えているケースもしばしばだ。


 そんな緊急事態と同様の――否、あるいはそれ以上の濃厚な“敵意”を、すぐ外から感じ取る。

 真琴はゆっくりとポケットに手を伸ばし、スマートフォンを取り出した。悟られないように、しかしできるだけ迅速に動かねばならない。今できる最善は、まずはこの場に誰か応援を呼びつけることだ。


 真琴が同僚――今の時刻ならば、同様に村の別箇所をパトロールでしているであろう、巡査に連絡を取ろうと画面を操作し始めた、その時であった。


 外の気配が一気に動く。足音が急速に近付き、男の声が――“歌”が距離を縮めてきた。

 戦慄し、呼吸を止めてしまう真琴の目の前に、あまりにもあっさりと“彼”は現れる。


「上をむぅ~いってぇ、あ~るこぉ~お~よぅ。な・み・だがぁ~、こ~ぼ~れ~、なぁいよ~おうに――っとぉ」

「――えっ?」


 意気揚々とトイレに踏み入ってきた“彼”は、一拍遅れて「あぁ?」と素っ頓狂な声を上げた。男子トイレのど真ん中で身構えたままの婦警を見つめ、赤ら顔のサラリーマンが目を丸くしてしまう。

 突如現れた陽気な“酔っ払い”に、真琴も完全に肩透かしを食ってしまった。しばし、なんとも気まずい空気が流れるが、唖然とした彼に向かって慌てて真琴は頭を下げる。


「し――失礼っ! パトロール中でして……ご迷惑おかけしました!!」


 少し顔を赤らめ、真琴はその場から逃げるように立ち去ってしまう。サラリーマンも酔ってこそいたが、予想だにしなかった婦警の姿を見つめ、口をあんぐりと開けるしかなかった。


 トイレの外に躍り出ると、夜の冷たい風が真琴の頬を撫でた。今まで無駄に警戒心を強めていた自分のことが、途端に恥ずかしくなってしまう。

 犯人を――“タケ爺”という存在を追いかけ続けるあまり、居もしない殺人鬼の気配に縛られ、怯えている姿がどうにも滑稽だった。真琴はたまらず自身の両頬を叩き、気合を入れなおす。


 背後の男子トイレの中では、先程のサラリーマンが再び“鼻歌”を歌い始めるのが聞こえてきた。仕事帰りに用を足すために立ち寄ったのだろう。微かに聞こえてきた小便の音に、真琴は殊更ばつが悪くなり、少し公衆トイレから距離を取った。


 人気のない公園のど真ん中に立ちながら、真琴は改めて考える。予想外のアクシデントはあったものの、再び気持ちを落ち着け、湧き上がってきた思考の数々を整理していく。

 確証はない。だが一方で、どこか真琴の中に“確信”めいた妙な手ごたえが沸き上がってきていた。“タケ爺”という存在の思惑は分からないが、彼が何者なのかという点に、しっくりくる“ピース”を見つけた気がしたのである。


 誰に伝えるべきか――辿り着いた事実にどこか興奮してしまい、一人で焦ってしまう。クラスメイトの面々よりもまずは警察側にこの推測を伝えるべきかと、しばし手元のスマートフォンを眺めながら考えてしまった。


 思考を巡らせる真琴の背後に、足音が響く。振り返ってみると、先程トイレに入っていたサラリーマンが用を終え、ふらふらと出てきているところだった。相変わらず酔いが回っているようで、随分と上機嫌なままゆらゆらと歩いていく。

 いい気なものだ――と、真琴は再び視線を手元に戻し、黙したまま思いを巡らせていった。


 だが、一拍遅れて背後から響いた鈍い音に、目を見開く。違和感を抱きながら、真琴は再び背後を振り返った。


 先程トイレから出てきたサラリーマンが、地面に倒れている。うつぶせになったまま彼はびくびくと体を痙攣させ、低いうめき声をあげていた。

 その予想だにしない光景に、真琴の肉体がかぁっと熱くなる。すぐさま駆け出し、倒れているサラリーマンに駆け寄った。


「どうしました、大丈夫ですか!?」


 酔いが回りすぎたのか、あるいはなにか持病の類によるものか。サラリーマンが倒れた原因を推測しながら、すぐさま腰を落として彼の顔を確認する。

 そこで思わず、真琴は「えっ」と声を上げてしまった。


 サラリーマンはカッと目を見開いたまま、なおも全身を痙攣させ、地に伏せている。ばっくりと裂けた首元からおびただしい量の“赤”が溢れだし、土の上をどす黒く染め上げ始めていた。

 彼は何度も声を上げようとしていたが、その深々と刻まれた“傷”のせいで、もはや呼吸すらままならないのだろう。


 すでに彼の顔からは血の気が引いていた。喉元に刻まれたそれは明らかな致命傷で、真琴が見ている前で彼はぱたりと動かなくなり、事切れてしまう。


 腰を落としたまま、真琴は呼吸を止めてしまった。目の前で首元を切り裂かれ、絶命してしまった彼の姿を見つめたまま、瞬き一つできない。


 一体、なぜ――そこまで考えたとき、再び真琴の肉体が奇妙な“気配”を察知する。


 婦警として長年、危険な場に身を晒し続けてきたがゆえの機微だったのだろう。真琴は加速した意識の中で思考を巡らせ、すぐ近くから感じるある巨大な“圧”に反応した。


 サラリーマンは誰かに切り裂かれ、殺された。

 ならばすぐそばにまだ、その“誰か”がいるはずなのだ。


 視線を走らせ、顔を持ち上げる真琴。そしてその眼前にはすでに、“彼”が迫っていた。


「――ッ!?」


 一歩、真琴は咄嗟に地面を蹴って飛びのく。後退した真琴の目の前で、街灯の拙い灯りを受けた“それ”が走り、網膜に鋭い軌跡を焼き付けた。

 振り抜かれた刃が真琴の首元を捉え損ね、空を切る。真琴が素早く受け身を取って起き上がる中、サラリーマンの死体のそばに“それ”が立っていた。


 2メートル程の距離があるというのに、真琴には“彼”の放つ様々な情報が伝わってきていた。古びた農作業着や、その奥の肉体が放つ臭い。体の内側に滾らせた凄まじい熱。荒く掠れ、不規則に鳴り響く呼吸音。

 それらすべての中で、殊更強く感じるもの――目の前に立つ老人が放つ、凍てつくような鋭さの“殺意”に反応し、真琴の体はおびただしい量の汗を浮かべてしまう。

 

 サラリーマンは、“彼”に殺されたのだ。

 そしてそれは全て――真琴をおびき出し近寄らせるための、“撒き餌”にすぎなかった。


 そんなおぞましい“策”まで看破し、真琴はすぐさま体を起こす。戦慄しながらも、初めて対峙する“それ”に対応すべく、身構えた。


 ついに出会ってしまった“それ”に――かねてから追い求めていた“タケ爺”という存在を、真琴は言葉で制する。


「武器を捨てなさい! その場から動かないで、ただちに――」


 鋭く吼えることで、真正面から叩きつけられる“圧”を切り返そうとした。だが、タケ爺の纏った人ならざる“気”がぶわりと空間に広がり、肉体に纏わりついてくる。


 真琴が戦慄するなか、タケ爺が突進してくる。「おおおおお」という咆哮と共に涎をまきちらしながら、凄まじい勢いで距離を詰めてきた。真琴の放った警告などまるで意に介さず、草刈り鎌を振り上げながら老人が駆ける。


 真琴の目は自然と、振り上げられた鎌の先端を追っていた。街灯に照らし出された分厚い一刃には、先程切り裂いたサラリーマンの血がべったりと張り付いている。鋭く研ぎ澄まされた刃の軌道を、真琴は瞬きすらせずにしっかりと追いかけた。


 だが、やはりこのわずかな隙を、目の前の“怪物”は逃さない。真琴が鎌を注視する中、もう一方の手で彼女の胸ぐらを掴みとってしまう。気が付いた時には真琴は制服を乱雑に引き寄せられ、身動きが取れない状態になってしまっていた。

 恐ろしく狡猾で、そして相手を刈り取ることに躊躇がない。至近距離へと引き寄せられた真琴の首元目掛けて、“タケ爺”は容赦などせずに真っすぐ、鎌を振り下ろす。


 時間にしてほんの数秒。

 絶体絶命ともいえるこの状況下でもなお、やはり真琴は戸惑うことなく動く。

 次の瞬間には彼女の両腕が伸び、それぞれの手が老人の衣服を強く掴み取っていた。


 右手が胸元を、左手が自身を掴む手首を――それぞれの“力点”を確保した後、真琴は身を翻しながら老人の胸元へと肉体を滑り込ませる。

 強く、刺すような体臭が真琴の鼻をついた。だが嫌悪感すらも振り払うように、真琴は歯を食いしばり肉体を加速させる。

 こういう時のために、こんな事態のために幾度となく繰り返し練習してきた。幼少期からずっと、女だからと舐められないようにこの“武道”を肉体に叩き込み続けてきたのだ。


 それが今、炸裂する。

 かつて幼少期、悪ガキ相手に放っていた“それ”を、全身全霊を込めて目の前の“怪物”に放つ。


 “タケ爺”の喉元から「おぉお」という揺らぎが漏れる。次の瞬間、真琴は老人の体を一気に背負い、地面目掛けて投げ飛ばしていた。


 舐めないで――雄叫びこそ上げはしなかったが、真琴は歯を食いしばり、憤怒の形相を浮かべたまま加速する。ありったけの力を込め、自身が肉薄している老人を引きずり落した。


 クラスメイトを――否、人間を殺した“悪”を滅するため、真琴の奥底に眠っていた“正義”が燃える。


 真琴の見事な“一本背負い”が炸裂し、タケ爺の体が地面に叩きつけられる。轟音と共に大地が揺れ、その中に老人の悲痛な唸り声が響いていた。


 手応えは確かにあった。真琴は倒れた老人を組み伏せようと、そのまま流れるように動く。“タケ爺”の腕を掴んだままひねりあげ、関節を極めることでその動きを制するつもりだった。


 幾度となく繰り返してきた、“逮捕術”であった。悪漢相手にも何度も炸裂させ、その度に自分より大柄な相手を制圧してきた。今回だって今まで同様、ほぼ完璧なタイミングで真琴の肉体は動いていたはずだ。


 そんな一連の動作に、“迷い”が生じてしまう。真琴は腕をひねり上げようと力を込めたが、途端、掌に走った激痛に目を見開いてしまった。

 気が付いた時には、彼女の掌に深々と切傷が刻まれている。おびただしい量の鮮血が溢れ出し、燃えるような感覚が手首から先を覆っていた。


 過剰に分泌されるアドレナリンの影響か、なおも痛みに負けず冷静に思考を巡らせることができた。

 何が起こっているのか。なぜ、鎌に触れていないのに肉体が切れたのか。

 その答えを、真琴の目はいち早く見つけだす。


 倒れ込んだタケ爺の衣服――薄汚れた農作業着の襟元に、きらりと光る“刃”が覗いている。平たく、薄い“剃刀”の刃が服の内側に仕込まれ、縫い付けられているのだ。

 真琴が彼を投げようと掴みかかった際に、その掌を切り裂くように仕込んだ“備え”である。


 負傷に一瞬、真琴は怯んでしまう。そのあるかないかのわずかな“隙”が、彼女にとっての命取りとなった。

 “タケ爺”は地に伏せたまま、ポケットから取り出した新たな凶器を握りしめ、迷うことなくすぐそばにいる真琴に突き立てる。鋭く尖った“アイスピック”の刃が、真琴の太腿を深々と貫いた。


 ついに激痛から、真琴が悲鳴を上げる。足元を押さえ込みながら倒れ込む彼女を、ゆらりと立ち上がる老人が見下ろしていた。


 一瞬で形勢は逆転してしまう。真琴は歯を食いしばりなんとか痛みに耐えるが、思うように力を込めることができない。なんとかアイスピックを引き抜いたが、掌と太腿から溢れ出た生暖かい鮮血が、容赦なく地面へと流れ落ちていく。


 滝のような汗を浮かべ、必死に呼吸を繰り返しながら“タケ爺”を見上げた。街灯の灯りを背負い立つ彼は、地面に落ちていた草刈り鎌を拾い上げ、ゆっくりと持ち上げていく。

 逆光になっているにもかかわらず、カッと見開いた眼がらんらんと輝き、こちらを睨みつけているようだった。


 夜の風が公園を走り抜ける。そのど真ん中でうずくまったまま、真琴はなんとか距離を取ろうともがき続けた。

 足を傷付け、機動力を奪った“獲物”に、老人は無機質な視線を投げかけ続けている。彼は容赦することなく弱った真琴を仕留めるため、次の一手に出ようとした。


 倒れている真琴の“首”に狙いを定め、鎌を握る手にあらん限りの力を込める。全体重を乗せ、ぎらつく刃を振り下ろそうと歩み出た。


 倒れたまま彼を見上げる真琴と、こちらに迫ってくる“タケ爺”――二人が共に呼吸を止めた、次の瞬間である。

 遠くから響いた奇怪な“音”に、緊張の糸がわずかに緩んでしまう。


 ピリリリリリリ――という甲高い音色を追うように、野太い男性の雄叫びが続く。


「くらぁあ!! なにやっとるかぁッ!!」


 真琴だけでなく、“タケ爺”も声の方向に視線を向けた。見ればいつの間にか、一人の警察官が立っている。彼は自転車を乗り捨て、携帯していた“警笛”を手に、憤怒の形相をこちらに向けていた。

 その見覚えのある姿に、真琴はたまらず彼の名を叫んだ。


「津村さん!?」


 同じ駐在所に勤めている彼の姿に、唖然としてしまう真琴。先輩警官・津村がさらに近寄ろうとした瞬間、いち早く“タケ爺”が我に返り、動き出す。

 老人は直ちに振り返り、そのまま凄まじい勢いで公園の外へと逃げていってしまった。

 真琴は立ち上がることすらできず、逃げていく“タケ爺”の姿を追うしかない。老人が茂みを飛び越えたところで、ようやく津村が真琴の元に辿り着く。


「おい、平岡。大丈夫かぁ!!」

「つ、津村さん……どうして――」


 津村も真琴同様、村の別のルートをパトロールしているはずだった。彼が本来、この公園の付近に立ち寄ることはない。そんな彼が、なぜここにいるのか――混乱する真琴のそばに腰を落とし、彼は手早く説明した。


「たまたまパトロールが早く終わったんで、ついでだからとお前の様子を見に来たんだ。そしたらどういうわけか、公園のど真ん中であの爺さんと取っ組み合いしてやがるんで、驚いちまったよ」

「そうだったんですね……ごめんなさい、私……奴を――取り逃がしちゃって……私は――こっちは大丈夫です。だから、あいつを追ってください!!」


 真琴のその毅然とした態度に、一瞬、津村は気圧されてしまったようだ。しかし、彼も警察官として長年勤めただけはある。真琴の怪我の具合を確認し、素早く状況を把握した。


「分かった。とにかく、まずは応援を呼べ! こっちは任せろ!」


 言うや否や津村は再び立ち上がり、駆けだす。“タケ爺”が逃げ去った方向へ、腰の警棒を引き抜きつつ立ち去っていった。


 怒涛の展開にしばし呆けてしまっていた真琴だが、ひとまず九死に一生を得たことを悟り、その場に倒れ込む。公園のど真ん中で仰向けになったまま、痛みに耐えながらひたすら呼吸を繰り返した。

 全身が燃えるように熱い。それでもなんとか腰の無線機に手を伸ばし、先輩の言葉通りに応援を要請した。


 恐らくこれで、助けが来るだろう。一安心しながら、真琴は目の前に広がる夜空を――そこに広がる田舎特有の広大な星々を眺め、考えてしまう。

 痛みを負い、満身創痍になってもなお、分かったことがある。直接ぶつかり、接したことでようやく、真琴の中にあった“疑惑”が強い“確信”へと変わり始めていた。


 間違いない。

 “タケ爺”はきっと――自分達を良く知る人間だ。


 過去から蘇った“亡霊”などではない。

 間違いなく現代を生きる、生身の“誰か”なのだ。


 殺されそうになりながら、それでも真琴は必死に考えてしまう。足を負傷し、すぐに駆けだせない自分自身が、ひどくもどかしくてならなかった。

 

 この事実を、誰かに伝えなければ。

 

 気を絶しないように歯を食いしばり、真琴は夜空の星々を睨みつけ続ける。出血が酷いせいか、徐々に肉体の感覚が希薄になりつつあった。

 

 死ぬわけにはいかない。掴み取ったこの“事実”を必ず、誰かに伝えなければ。自身が抱いた“正義”を貫き通すため、昏睡しようとする本能に抗い続ける。

 遠くから近付いてくる無数のサイレンの音色が、空っぽになりかけた肉体には酷く不快で、煩わしく響いていた。 

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る