第2話 初戦闘

「ん…?魔王の手勢が近づいてます!初の戦闘ですね!」

「光魔法を試せるかもな。」

ダダダダダッ。こちらへ近づく足音がする。足音を隠さない、そして一心不乱にこちらに向かってくる感じからして明らかに三下だ。たまたまこの辺にいたのだろう。

ザザッ。到着したようだ。

「ちょうど良い所に来た。光魔法を試してやろう。」

とりあえず魔力を固めた弾丸で攻撃してみよう。ん…?闇魔法でやるよりずっと小さい魔力で弾丸が作れる。これなら大量に作れそうだ。

「喰らえ!」

「ドシュシュシュシュシュ!!!」

あれ…?威力が低いな。弾が多いから中々ダメージは入ったようだ。光魔法と闇魔法では性質が全く違うようだ。他にも性質の違いがありそうだ。後で試してみよう。

「とりあえずここは闇魔法でトドメだ。」 

「待ってください!」

「どうしたんだ?光の神。」

「操られてる人は助けたいです!」

「確かにそうだが…あの魔法を解く方法は私は知らないんだ。」

「任せてください!」

「なにを…」

「ドゥワーーーーーー!!!!!」

なんだ!?光の神から光が!これは…魔力か!ただの魔力だ!しかし量がとんでもない!魔法が構造を乱されて解けていく。

「なんて力技…。神なんだな。」

「ほら!もう行きましょう!」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る