追放されました
〜第1話 若者は流行に流されやすい by16歳〜
「エルア・カルストール、君をこの勇者パーティーから追放する」
「ーーへっ?」
突然言い渡された追放勧告に対して思わず
「これはすでにパーティーメンバーが賛成した事項だ」
え?追放?俺が?一応勇者なんですけど?
「な、なんで?」
「俺たち勇者パーティーはもうすぐで殲滅級パーティーになる、そんのパーティーに荷物役のお前はいらない!」
「は、はぁ?」
思わず
「心配するな、魔王は俺が倒してやる」
「そうよぉ〜、アリマンが魔王だろうがなんだろうが倒してくれるの、だから荷物役の無能はいらない!」
「そうそう!」
え、魔王って勇者以外も倒せるの?!
「そういうことだ、さっさと無能はこのパーティーから出ていくことだな」
「騎士団長....」
聖女、騎士団長、魔法使い、第一王子vs勇者の図、なにこれ?
最近やけに王子との行為が多いなと思っていたのだが...なるほど、こいつらはハーレムを作り上げていたらしい
「聖剣もなしに魔王を倒せるんですか...(歓喜)」
「聖剣?はっ、俺は第一王子にして勇者であるぞ?聖剣なぞ持っているわ!!」
そう言って王子は剣を
まぁ、いつも赤く輝いているから間違えるのも頷けるが...
「ーーくっ、これが
「ーーーなんか言ったか?」
「...いえ、」
言ってみたかったセリフランキング外も言えたし、脱退するか
「わかりました...このパーティーを脱退します」
「はっ!そうか!
そう王子が意味深に言うと王子ハーレムメンバーたちは顔を赤くした、
てか、趣味悪いっていうな!一応人からもらったんだぞっ!!
「....はい、わかりました」
ここはあくまで悔しがるように立ち去る、うん
そうして俺は泊まっていた宿から出た
「う、う、」
いきなり感情が込み上げてきて
「うぉしゃぁぁあぁぁ!!王子様のごっこ遊びに付き合うのも終わりだぁぁ!!」
っと喜び叫んでしまった、道ゆく人が
え?なんでこんなに喜んでいるかって?
元々俺は一人で冒険者をしていたのだがある日、教国に降りた神託により俺が勇者ということが明らかになった。
その時に国王様から「息子を
と頼まれたためイヤイヤ勇者パーティーを結成したのだ、最初は王子はオロオロしていたのだがいつのまにか後から入った聖女、騎士団長、魔法使いたちとハーレムを結成し、いつのまにか存在を忘れられた勇者は追放された、うん
とにかくまぁ、王子様の面倒見は面倒だったわけでやっと解放された気分になったーーーー
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A 新作です、書き溜めしていないので更新が遅れるかもです
Q バカなの?
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