テキスト名「こんにちわ」

 

 皆さん、こんにちわ。だいぶ日が飽きましたね。それはつまるところ用水路に落ちた赤子が泣き止んだ頃に、きっとこれもそうなるように出来ているのだと、自覚するけど時が来るんだと信じていますが。

 ですからこれは、その遺書を代弁したような、言わば懐かしのメロディを深夜の高速道路のトラックの中から聞こえてくるようにした鎮魂歌でしょうね。

 料理のレシピはすでにいい加減ですが、何かを作ろうとすれば全てがパンケーキより軽くなってしまいますので、どうかどうか、あの子の耳には入れないようにお願いします。

 回覧板は見ましたか? 有給の欄に私用と書いた時の優越感を噛み潰しましたか? それが染みついた雨とカビの匂いだといつから分かっていましたか?

 友と遊んだ時を思い出しましょう。それは赤い赤い絵の具で持って、必死に笑顔を作ろうとした小腸だったんです。なんであの時あなたがそうもさも、鬼の首をとって煮付けたような笑顔で、

 狼も亀もそうですけど、カモメはずっと帰って来ないから、ゾウが鳩に陰謀を立てられて絵も描けなきゃ意味がないのですよ。

 これはそういう話です。

 そういう話です。

 そういう話です。

 そういう話でしたね。

 声はいつでも排水溝と共に聞こえて髪の毛を引っ張ります。自分の顔がナイばかりか、こいつの顔は最初からチラシの裏にもこびりついて離れないくせに、なんでこうも踏みつけて踏みつけて詰ってついに喉が詰まったんですよ。

 大笑いです。お笑いぐさです。早くこうもなリナたかったと言ってくれますよね?

 だからお前がさっきから

 い

 

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