あなたと初デートですわ 【一話完結】
大枝 岳志
あなたと初デートですわ
箱入り娘の菜摘には小さな頃から想いを寄せる相手があった。
相手は近所に住む幼馴染の隆夫で、彼はもっぱら外で遊び回る活発な少年だった。子分のように年下の男の子達を連れて商店街や空き地で元気な声を響かせる隆夫を、まだ幼かった菜摘は両親の目が離れた場所で追い掛けることさえあった。
いつか隆夫と手を繋いで歩きたい。一緒に商店街を駆け回りたい。仲間と言われたい。そんな思いを秘めながら日々を過ごすのであったが、中学校に入る頃になると隆夫は荒れた。
校内で堂々と煙草を吸い、原付バイクを乗り回し、いかにも頭と素行の悪そうで実際に悪い仲間達を引き連れ、捕まらない程度の悪さをするようになった。
隆夫は近所でも悪評名高い「クソガキ」として知られるようになると、菜摘の両親は実に心配そうな声を毎日のように大事な一人娘に掛けるのであった。
「菜摘。幼馴染とはいえ、隆夫君には近付いちゃダメよ? 不良の道に連れ込まれてしまうかもしれないわよ?」
「お母さま? 隆夫さんは人よりもほんのちょっぴり大人なだけよ? 原付バイクなんてお父さまだって乗っているじゃない」
「あれはお父さんが会社へ行く為に使っているのよ。お父さんの原付はパッパラ音を鳴らしたり暴走したりなんかしないわよ。ねぇ、あなたからも何か言ってやって頂戴」
「菜摘、お父さんが原付に乗るのはな、ベンツで乗り付けると盗む輩がいるからなんだ。だから仕方なく……」
「あなた! 違うでしょ!? 話し聞いてたの!?」
「あぁ……すまない……菜摘、彼は最近ずいぶんと悪いことをしているそうじゃないか」
「それは間違いよ。彼は人より冒険心が豊かなだけなの。それに、悪いことって具体的には何?」
「それは……つまりだな、中学生の癖に不純異性行為をだな……つまり、ダメなものはダメなんだ!」
「お父さま、フジュンイセイコウイってなに?」
「それは、良くない男女のお付き合いのことだ」
「あら? だってオツキアイの時は愛のキューピッドが現れて幸せな二人の仲を取り持ってくれるって、お父さまそう言っていたじゃない。なんで良くないオツキアイがあるの?」
娘からそんな質問をされた父は大いに困った。そして、中学にもなってここまで純粋無垢な世間知らずの娘に育ててしまった自分を恥じた。娘は恋愛がキューピッドの訪れによって生まれるものだと、そして子供はコウノトリが笑顔で運んでやって来るのだと、まるで信じ切っている様子なのである。
それは世間の下卑たものから娘の目を外そうとするあまり、有害図書や刺激的な映像を徹底的に家庭内から排除した結果だった。
父は己の教育の失敗を思わず嘆きそうになった。ここは一発、秘蔵コレクションの海外裏ポルノを地下室の大スクリーンで娘に見せつけ、いきなり人間同士のものを見せるのは刺激があり過ぎるので馬姦ビデオでもって「性(正)教育」を実施してやろうかとさえ思ったが、怒り狂ったヒステリー妻に何を言われるか分かったものではないのでグッと堪える。
「良くないオツキアイ……それはだな、その、たまにキューピッドさんの矢が外れて他の人に当たってしまうことがあるからだ」
「嘘よ。私、この目でしっかり見たもの。五歳の頃にちゃんとキューピッドさんが現れてね、私がお願いしたら隆夫さんの頭に矢を放ってくれたの。まごうことなき真実なのよ」
父はうなだれた。実際、菜摘の記憶は曖昧なのであるが都合良く形成、そして改ざんを繰り返した思い出というものは語る側にとっては常に大いなる真実なのである。菜摘は行く行く隆夫と結ばれると信じて疑わず、何を言ってもまるで聞く耳を持とうともしない。
両親がテーブルに男性アイドルの写真を数枚並べ、小学校の卒業アルバムから引き伸ばした隆夫の写真等を並べると、菜摘は満面の笑みで迷うことなく隆夫を指さすのである。
我が娘はこのまま永遠に隆夫、いや、あの忌々しき悪タレ小僧の品の無さに気付くことはないのか……と思っていた所で、事態は更に悪化した。
近所でも有名な小金持ちの菜摘は、中学校でイジメの的になりかけていた。
菜摘の容姿は決してモデルのように優れていた訳ではなかったが、ハリボテで必死に着飾った駅前通りを抜ければすぐに田んぼに出くわすような糞田舎レベルならそこそこ通用しそうな容姿をしていた。
金持ちで容姿もヨシ、となればそこへ現れるのは当然相場は決まっていて、田舎のマドンナ気取りと、その取り巻きのイモブス連中なのである。
何故か揃いも揃って毛量の多い彼女達は鋭角に剃り過ぎた眉毛を上下に動かしながら、特に目を向けられもしない男子達の目にはつかないように菜摘に絡み始めた。まずは小学校の頃から愛用しているキラキラシールのついた弁当箱を指さし、リーダーの太目マドンナが口火を切る。
「あんたさぁ、その弁当箱マジだっさいんだけど。小学生かよ」
「あら? 物は壊れない限り使えるし、それにお弁当箱で中身の味が変わることはなくてよ?」
「なくてよ、じゃねぇーんだよ! ガキ臭くて目障りだって言ってんだよ! 弁当箱変えろし!」
「拒否するわ。だってこれは私のお弁当箱だもの」
「はぁ!? 金持ちでちょっと可愛いからって調子こいてんじゃねーし!」
「あら、おかしいわね。ちょっとじゃなくてよ?」
「てめぇ!」
この時、菜摘は全く意に介せずといった心持で下水の臭いが充満する部落地区に固まり住んでいる下民のイモブス連中に絡まれてやっていた訳であったが、ここに偶然現れた隆夫がこんな風に声を荒げたのだ。
「おめーら何絡んでんだよ! 寄ってたかって、恥ずかしいと思わねーのかよ?」
登場した隆夫に眉毛はなく、時代遅れのパンチパーマの両サイドの剃り込みは今にも頭頂部にまで達しようとしており、おまけに連日のシンナー遊びが祟って病的なまでに痩せこけていた。
隆夫はこんなイカレ狂った容姿ではあるものの、「不良」という田舎ならではの一流ブランドがイモブス連中の胸と股間をじゅんと熱くさせるのであった。
突然の隆夫の登場に、品を作ったマドンナがツートーン高い声でせがまれてもない言い訳をおっ始めた。
「違うの! あのね、なっちゃんのお弁当箱が可愛いから、何処で買ったのかな? って、ミサト聞いてたの」
「だったらテメェが菜摘に直接聞けばいい話だろうがよ。寄ってたかって吊るしあげなんかしたら例え女でも俺は容赦しねぇからな? そいつは俺の幼馴染なんだからよ」
この瞬間、菜摘の頭の中では四尺玉の輝かしい大花火が退屈という夜空にドカンと華やかに炸裂した。
やはり運命の相手だ! と確信し、自分はこの隆夫によって存在そのものを守られているのだ! と実感したのであった。
そうなるともう後はイモブス連中から何を言われようとも何をされようとも益々意に介さなくなり、やがて卒業を迎えた。
それからも菜摘は隆夫を想い続け、処女のまま大学二年の冬を迎え、晴れ舞台という名の「隆夫との再会」を果たすべく成人式へと出向いた。
その時、暴力沙汰で捕まり少年院を出所したてで、休みがちではあるものの地元の鉄工所で工員として働いている隆夫との再会を見事果たした。
そして、菜摘の方から「大人になったのでデートに行きたい」とモーションを掛けたのであった。
隆夫はシンナーと興味本位で過去に試していたケミカルな物の為に足りなくなった脳味噌でその週のスケジュールをなんとか反芻し、土曜が空いていることをかろうじて思い出した。
「おう、菜摘。そしたら一緒に船を観に行こうぜ。金あるか?」
「船! まぁ、なんて素敵なの! 私、隆夫さんとならどこにだってついて行くわ! お金ならうんとあるんですわよ!」
「そっかそっか。なら仕方ねぇ、デートしてやるよ。待ち合わせの場所はまた連絡すっからよ」
菜摘の頭はその日から土曜までの間、ペルシャ猫が飛び交い満点の星が煌めき満開の花が踊り続けていた。
人生初のデート。それも相手は想い人の隆夫、しかもデートプランは船を観に行くという何やら大人びたものだったからだ。
そして、ついに待ち焦がれた土曜日がやって来た。
「おらおらおらぁ! 何してんだおらぁ! まくれよ馬鹿野郎!」
菜摘の隣で、隆夫は「船」に向かって絶叫している。
ヤニとアルコールと明日を賭けた野郎共の生活臭の薫りに満ちた観覧席で、菜摘と隆夫は確かに船、というよりはボートを眺めていた。それは六艇のボートが競い合い、その決着を予想して金を賭ける場所であり、競艇場と呼ばれる場所だった。
初デートでこんな場所に連れて来られたならば、プライドばかりがバカ高く自己努力はあまり省みようとしない田舎のイモブスや、ハリウッド女気取りで食い物の写真ばかりを撮り散らかし、他人の作ったメシに自己代弁させているようなマス・プロダクション・タイプのデジタルブスならば烈火の如く怒り出し、その度量の狭さを拳に込めて張り手の一発と千の罵詈雑言をネットやメッセンジャーアプリに書き込む所ではあろうものが、菜摘は違っていた。
なんと、熱を上げてボートに向かってゲキを飛ばす隆夫をこともあろうに隣で応援していたのである。
「いかんかゴラボゲェ! 差せやゴラァ!」
「もっとおっきな声で言えば聞こえるよ! 隆夫さん、あと少し!」
「あー! ダメだちきしょー! 悪い、ちょっと行って来るわ」
そう言って隆夫が舟券と五杯目のビールを買いに出た矢先、隆夫の奥で白熱していた髭を生やした小太りで実に小汚い六十親父が何やら神妙そうな顔つきで菜摘に声を掛けた。
「お嬢ちゃんはあれなの、ここの彼の、彼女?」
「彼女だなんて! きゃっ……お恥ずかしいですの」
「あのよぉ、あんま他人をとやかく言うのあれだけど……あの男はやめといた方が俺ぁ良いと思うんだけどなぁ」
「はて? やめるって、一体何をやめるんですの?」
「あんたさっきから彼に金をくれてるだろう? 違うのか?」
小汚い髭親父は実にあざとく先程からジッと二人のやり取りを目の端で眺めていたのであった。そして、こんな心の声を小さな独り言としてついつい漏らしていたのである。
「いいなぁ、羨ましいぁ。俺もあんなカワイコちゃんから金もらって遊んでよぉ、コーマン決めてぇなぁ……あれ、アイツ……ター坊じゃねぇか」
ター坊とは隆夫のことであり、彼は競艇場でも日頃から煙たがれている存在であった。酔って暴れるのはしょっちゅうで、素人相手に予想屋めいたことをしてその本筋の連中から目をつけられ、競艇場の外でボコボコにされたことさえあった。それでも平然とした顔で競艇場へやって来ていたのである。
そんな厄介者のター坊が女を連れ、しかも金まで引っ張っているのだから、生活保護の受給金でこそこそと競艇を嗜んでいる髭親父にも雀の涙ばかりの人情というものが生まれたのだ。
「悪いことは言わねぇ。お嬢ちゃん、今すぐ奴とは縁を切った方が良い。金なんかやっちゃダメだよ」
「あなたが何を言っているのかさっぱりですわ。お金がないという彼にお金のある私が施しをして、それで一体どんな罪があるというのかしら?」
あー、とんでもねぇアーパー女を連れてやがった。そうか、ター坊の野郎、その辺りは流石に見る目があるってもんだ。ってぇと、やっぱりシモの方も緩いパンスケに違いねぇ。とは思えど、髭親父は抗った。
「いいかい? 分かりやすく説明してやる。あんた、買物はするだろ?」
「しますわよ。先日も高島屋で新作のクラッチバックを購入しましたの」
「そうだ。お嬢ちゃんはお金の代わりにバッグをもらったんだ。じゃあ、彼にやった金でお嬢ちゃんは彼の何と交換出来る?」
「何? 何って……この楽しく麗しい時間……ですのよ?」
「それは違う。カップルや夫婦ってのはよ、お金を払ってお願いしますって関係なのかい? お嬢ちゃんのお父さんも、お母さんも、お金を払って一緒にいて下さいなんて、そんなことしているのかい?」
「えっ……考えたこともなかったですわ……確かに、お金は払ってない様子ですの……」
「本来、愛ってのはそういうもんなんだ。金なんかなくたって楽しいのがオツキアイってもんだろ? 違うか?」
「オツキアイは……お金がなくても成立する……じゃあ、どうして私は隆夫さんにお金を……」
「試しに彼に「お金がなくなった」って言ってごらん」
そのタイミングで席へ戻って来る隆夫の姿を目にすると、髭親父はワンピースの胸元から見え隠れしていた菜摘の胸の谷間をバッチリ瞼の裏に焼き付けたことを確認し、スンと他人の顔に戻った。
次のレースも予想を外し、一発大勝負に出ていた隆夫は苛立った声を滲ませる。
「おい。もう一万あるか?」
「隆夫さん……私、「おい」なんて名前じゃなくてよ?」
「あー? 俺とおまえの仲だろ? 頼むよぉ。ここで勝たないと男として帰れないんだよぉ。な? 頼むよ、菜摘。お願い……!」
「もう一万円でしたら……あら、下ろさないと無いですの」
「あー、じゃあ速攻下ろして来てくれよ。時間ないからさ。ダッシュダッシュ!」
「それが……カードは、おうちにありますの」
「はぁ? なんだよそれ! じゃあおまえ意味ねぇじゃん!」
「……意味がないって、どういうことですの?」
「おまえといる意味がねぇってことだよ! 分かれよ馬鹿タレがよ。あー、気分悪ぃ……ったく、帰るぞ」
そこまで言われると、流石の菜摘の目にも涙がうっすらと浮かび始めた。
大好きで仕方のない、憧れの隆夫から浴びせられた罵声はいつかのイモブス連中の言葉の何百倍も重たく感じられ、華やいでいた胸の奥の景色がたちまち翳り、くすんで行くのを感じ始める。
菜摘の言葉に髭親父は無言で頷いていたものの、菜摘は心の中で断らなければよかった……という思いが浮かび始めていた。
小さな頃に比べてずっと大きくなった隆夫の背中を、小さな頃のようにくっ付いて歩きながらトボトボと競艇場を出た。その間にも胸に湧いた暗い翳が深くなるばかりで、ちっとも明るくなる兆しを見せやしない。
せっかくの楽しいデートがなんでこんなことになってしまったのだろうと考えるたび、菜摘は深く沈み込み、今にも泣きそうな心持ちになった。
わずかで良い。ほんの少しでも良いから、隆夫の笑顔が見たい。
そう思った菜摘はクラッチバッグを開けると、前を歩く隆夫を呼び止めて数枚の万札を握らせた。
その瞬間、安堵よりも先に多少の罪悪感が胸を打つのを菜摘は感じていた。
「おぉ? おい……これ、どうしたんだよ?」
「今見たら、お財布の奥にあったんですの」
「そっかそっか! なんだよぉ、おまえ! それを早く言えっつーの! ははははは!」
「もうひとレース、するんですの?」
「…………今夜は、もういいや。帰ろうぜ? な?」
「……はい」
優し気な声でそう言いつつも隆夫は金を菜摘に返す素振りすら見せず、裸のままジーパンの後ろポケットに突っ込んだ。特に会話が生まれる気配もなく、何の盛り上がりのないまま宵の駅前にたどり着くと、隆夫から「じゃあな」と別れを突然告げられ、同じ電車に乗るとばかり思っていた菜摘は軽くショックを受ける。
繁華街に消えて行く隆夫の背中を見送っている内に、菜摘はこんなことを思い始めていた。
――キューピッドさんは、きっともう死んでしまったんだ……。
そう思った矢先、堪えていた涙が零れ落ちた。人が行き交う駅の入り口で、菜摘は一人ぼっちでメソメソと泣き始めた。
時折声を掛けられたが、それでも菜摘は無垢の象徴であったキューピッドの死に泣き続けていた。
「あれ、お姉ちゃんどうしたの? おじさんとどっか行くか? 三万でどう? オマンコしようよ、ね?」
「お姉さん大学生? どうしたん、話し聞くよ? ここじゃよく聞えないから静かな場所に行こっか。おじさん、もうこんなになっちゃった……」
「子猫ちゃんが鳴いてると思ったらどうしちゃったの~? ねぇ、自分を変えちゃうアルバイトなんて興味あったりしない? おっぱい大きいね」
乾涸びたネタを乗せた回転寿司のように訪れては消えて行く下衆な声共に反応することもなく、菜摘は泣き続けた。
やがて涙が止まると、夏の夜の街をふらふらとアテもなく歩き始める。
何処かへ帰る人達は皆楽し気な顔や声を浮かべながら、千鳥足で駅の方へと向かって行く。あの人も、この人も、皆さまこんな痛々しい思いを抱えて生きていらっしゃるのかしら……。
そう思った瞬間に、まるで世間知らずだった菜摘の心にも人の痛みを理解する感情が芽生え始める。
私は大切な人と全てを許し、許される関係でありたい。
なんて浅はかな夢を見続けていたのだろうと自分を省みて、菜摘はもう泣くことを止めた。隆夫に渡した金は授業料と思うことにして、しっかりと地面を踏みしめながら駅へと歩を進める。
すると、『ハッスルクラブ24』と書かれた紫色のいかにも如何わしいネオン看板の奥から聞き覚えのある声が聞こえて来た。
「ターさん、本日もありがとうございました!」
「やっぱアケミちゃんは最高だわぁ! いやぁー、抜いた抜いたぁ! 金玉カラカラだわ!」
「また満タンにして来て下さいよぉ、よろしくお願いします!」
「他人の金で来るソープがいっちばん気持ち良いわなぁ! またな!」
「ありがとうございましたー!」
処女とはいえど二十歳を迎えている菜摘に、その店がどんなものであるかは容易に想像が出来た。男とボーイのやり取りに堪らず言葉を失い掛けたが、次の瞬間には菜摘は地面を蹴って走り出していた。
ふらふらとアテもなさそうに歩く、見知った男の背中がグングン近付いて来る。
小さな頃より大きく見えていたはずだし、実際大きな背中なのだろう。しかし、こうして改めて目にしてみると、なんと頼りない背中なのだろう。
菜摘は生まれて初めて感じるほどの怒り、憎しみを込め、思いきり地面を飛び上がると「死ね!」と叫び、前をふらふらと歩いていた背中に躊躇ない飛び蹴りを食らわせていた。
あなたと初デートですわ 【一話完結】 大枝 岳志 @ooedatakeshi
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