『グラントエリック建国史』完全版 『初』改変版の友情と恋愛の物語。※途中書きです。

「『初』を元にした友情と恋愛の物語」


 ソエハ  マーティン・シュトーリヒ ウィッグをつけ、髪型を似せる。

 ウノハナ フルール・ホールズワース コキーユと仲良し。花屋の娘。


 ユーナ  オーガスタ・ワインバーグ 明るい女子。建築士の娘。

 リンヤ  ラッセル・マシューズ 明るい男子。美容室の息子。ウィッグ提供。

 シンカ  チェリー・ファレル 変わり者の女子。服飾デザイナーの娘。

 ミソギ  シリル・クライヴ 冷静な男子。自警団員の息子。魔法剣士。

 スミレ  アイリス・ツアミューレン 大人しい女子。隣町の町長の娘。

 セツカ  ノエス・ヨラ クラスで1番小さい男子。喫茶店の店長の息子。

 カイセイ ヨーゼフ・オルグレン 冷静な担任教師。


 シズリ  エリック・ギルバート 主人公。まとめてウィッグをつける。

 ワタユキ ロードリック・ネルソン 闇属性男子。ぬいぐるみの操作と声真似。

 サクハ  コキーユ・フローレンス 三つ編み後にまとめ、ウィッグをつける。

 タカネ  パメラ・ロットナー ツンデレ女子。服屋の社長とモデルの娘。

 ホサキ  ハーマン・カーディフ クラスの真面目系男子。大工の息子。

 ソウスケ ルシェル・ヌヴー 大人っぽい男子。自警団員の息子。魔法使い。

 ランカ  シュゼット・ムーシェ 大人っぽい女子。商人の娘。

 アサナ  ユリアーナ・ニューランズ 優等生女子。マーティンといい雰囲気?


 国王   アルシス・アーモンド ムードメイカー。実家は雑貨屋。お菓子もある。




「台本の内容」


 草原にある木で静かに景色を眺めていたソエハがウノハナに声をかけられる。


 ソエハが異世界にやってくる。

 ソエハはユーナとリンヤと出会い、自己紹介する。

 しかし、国王に呼び出されていたユーナたちは、城へ行ってしまう。

 ついて行くソエハ。


  ソエハ「初めて来たばかりで何もわからない」


 ソエハはユーナのパーティーに入る。


 国王のいる謁見の間に行き、ユーナは命を受ける。


  ユーナ「※国王に対し問いかける。」

   国王「勇者ユーナよ。そなたには、セツカ、スミレ、カイセイとともに敵を倒してき

      てほしいのだ」


 国王のお墨付きの賢者セツカ。

 そのお世話を任されている優しくて強いスミレ。

 これからできる孫たちのために敵を倒しに志願してきた召喚術師のカイセイ。

 こうして、ユーナのパーティーは敵を倒すため、セツカたちを仲間に入れ、旅に出た。


 行き先はセツカが指示する。

 ユーナたちは歩きながら、お互いの身の上話をする。

 最後は異世界から来たソエハの話。

 「敵なのか」と、みんなに構えられるが、「敵とは全然違う」と感じ、みんなはすぐに警戒を解く。


 ユーナたちは敵が出たという街へ情報収集に来た。

 リンヤが街の人達に仲良く話しかけ、敵の情報を聞き出す。

 「海の近くで敵が出た」という情報があり、海へ向かう。


 ユーナたちが海に着き、話している。

 カイセイが後ろを向いているうちに、黒いサメの敵が彼にかみつこうとする。

 カイセイは間一髪でよけるが、完全にはよけきれず、服をかまれ、海の中に引きずり込まれる。

 みんなで海中へ入る。

 カイセイが虹色のバショウカジキマグロ(水、風、闇、光の魔法)を呼び出し、敵を倒す。


 無事に助かったユーナたちは次の目的地、森林へとやってくる。

 森林で、みんなと別れ、シンカからユーナやミソギとの昔話を聞くソエハ。

 シンカの1人語り。ユーナたちの昔話。


 シンカ「ユーナは小さい頃にお姉さんを亡くして、それからずっとリンヤが支えてきたの。私は中等部の頃から一緒にいたけど、ユーナはそんなこと全然感じさせないくらいに笑っていて、逆に痛々しかった」

 シンカ「その後は、3人とも同じ士官学校に入って、15歳で成人して、一緒にパーティーを組んだの」

 シンカ「でも、うまく連携が取れなくて。私は川へ顔を洗いに行って……、そこでミソギと出会ったの」

 シンカ「服を着たまま水浴びしていて。私、最初はミソギのことを女だと思っていたの!

 女の人だと思って謝って……。でも、声を聞いたら男の人で、びっくりしたわ!」

 シンカ「その後、服がぬれたまま歩いて帰ろうとするから、慌てて止めたら、『そのうち乾く』ってさっさと行こうとしたのよ? 仕方ないから、無理やり座らせて、魔法で火を焚いたの!」

 シンカ「ミソギは、最初からどこかのパーティーに入る気だったみたいで、私たちのパーティーに入るって言い出したの。それからずっと、ミソギは私たちのパーティーにいるの」

  ソエハ「そうなのか。……わかった」


 昔話を終えるシンカ。

 急に襲ってくる敵。

 黒くて大きな蜂の姿。

 森林での戦闘。

 シンカが火の矢を風で自在に操り、敵を倒す。

 みんなと合流する。


 滝から敵が来ていることを知り、ユーナたちは滝に向かう。

 ミソギの活躍で黒いワニの敵が倒される。

 ユーナたちはソエハが海の中でもゲートと敵の気配を探っていたことを知る。

 敵が来るのは別の世界からだと知るソエハたち。

 彼らは、もう一つの世界に行こうとしていた。


「第2章」

 一方、もう一つの世界でも戦いが繰り広げられていた。

 島に来ていたシズリたちは、3年前から敵を倒す旅をしている。

 勇者のシズリ。

 シズリと仲の良いサクハ。

 シズリの幼馴染タカネ。

 ぶっきらぼうで無関心だが、優しい召喚術師のホサキ。

 爽やかで大人な男性のソウスケ。

 にこやかで優しいのに物知りで強いランカ。

 異世界のことが知りたくて仲間に入ったアサナ。

 タカネと火先は恋人。

 ある日、敵と遭遇。

 シズリとサクハが戦い、彼の「雪の果て」で戦闘が終わる。

 異世界から敵が現れ、襲われるアサナ。

 しかし、その後から現れたソエハにより、敵が倒される。

 二人は目が合い、恋をするが、まだ無自覚。

 ソエハの後からやってきたユーナ。

 アサナはユーナと再会する。

 アサナはユーナに敵の居場所を聞かれる。


 アサナとユーナの話を聞く。

 島に来ていたそれぞれのパーティーたちは、敵を調査するため、本土へと戻る。


「第3章」

 みんなが敵を倒すため、ソエハやユーナたちも一緒に大きな森の集落までやってきた。

 着いてみると、そこは、シズリたちの住んでいた森だった。

 サクハを見て「姫」と呼ぶ住人に驚くパーティーメンバーたち。

 みんな住人たちの歓迎を受ける。

 落ち着いたソエハとユーナと彼女の幼馴染は、シズリとサクハに話を聞きに来る。

 アサナの隣に座るソエハ。


 シズリの語り。

 シズリたちは、以前は雪の降る山に住んでいた。

 シズリと彼の幼馴染「タカネ」は家族ぐるみの付き合いをしていた。

 シズリの契約聖獣のオコジョ。

 ある日、シズリが8歳のとき、一族たちが住んでいた山が敵に襲われ、追われるように森までやってきた。そこで、シズリの一族たちはサクハと出会う。

 サクハはタカネを助ける。

 一緒に稽古したり、遊んだり、動物が好きな3人は仲良くなっていった。

 ある日、敵の攻撃が激しくなったのを聞き、シズリとタカネが旅に出ようとしたとき、サクハが「ついていきたい」と言った。

 サクハはシズリたちについていくため、姫であることを秘密にするのを条件に、彼らとともに旅に出た。

 森の住人たちに被害が出ないように、姫であることを他の仲間たちにも秘密にしていた。


 サクハはみんなに秘密にしていたことを謝り、赦してもらう。

 みんなで敵と戦うことを改めて誓う。


 次の日、出現した敵と戦う。

 ユーナとアサナ。サクハとタカネ。

 リンヤ、ホサキ、シズリとソエハも途中から加わる。


 夜空の元で、シズリがサクハに告白する。


 最後の敵と戦う。

 戦っているうちに、ユーナたちの世界へ行く。

 ユーナたちの世界で敵を倒すソエハたち。

 敵を倒したアサナは両親と再会する。

 再会を喜ぶアサナたち。

 しかし、アサナはシズリたちといることを望む。

「いつでも帰ってきなさい」

「ありがとう、お母さん、お父さん」

 アサナは泣きながら家族と笑う。

 ユーナはリンヤに声をかけ、アサナを向こうの世界に送っていく。

 ユーナとシズリたちを向こうの世界に連れて行くソエハ。

 世界に着き、シズリたちと分かれる。

 ソエハはアサナに「一緒に住みたい」と言う。

 「……はい!」と答えるアサナ。

 それを見届けるユーナ。

 帰ろうとするユーナのために、ゲートを開くソエハ。

「ずっと繋げておく。……好きなときに来るといい」

 お礼を言うユーナ。

 お別れの挨拶をし、ユーナの姿が見えなくなっても見送るアサナ。

 ソエハが声をかけ、ベルを渡す。

「必要ならば、いつでも呼んでほしい」

「えっ? …………はいっ!」

 微笑むアサナと口元を緩めるソエハ。

 一緒に住むために歩いていく2人。


「エピローグ」

 数日後、ソエハがユーナに会いにくる。

 ユーナがアサナとのことを聞く。

 幸せそうに話すソエハ。

 ソエハは先にベルをアサナに渡したことを話す。

 そして、ユーナはソエハからベルを渡される。

 ベルを渡し終えたソエハは「何かあったら呼んでくれ」と言う。

 送り出すユーナ。

 ソエハは声かけつつ、去っていく。

 ユーナに、後ろから声をかけるリンヤ。

 またいつもの生活が始まる。

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