『竜族ドニーとギルバート家』プロット ※途中書きです。
「プロット」
第1章
ドニーは城塞を建設しに、レナントルイスヘ向かう。
みんなの結婚式には参加していた。
ドニーがみんなに会えるのは、基本的に行事のときだけだが、終わるとすぐいなくなる。
ドニーは週に1回はシュトーリヒに戻ってくるが、研究で忙しい。
ドニーの偏食。エリックの作った料理を4日に1回食べないと食事をしなくなる。
エリックの作った一口パイを持ち歩いたり、送ってもらったりしている。
城内にいてもエリックたちとは会わず、作った食事は別の人によって運ばれてくる。
レナントルイス内の施設も作り直していた。
レナントルイスの施設建設中。
「初めまして、ドニー様。ラティフォリア様のご紹介で、今日からここに配属になったデクスター・プラントと申します。よろしくお願い致します」
「ああ、ヘリオフィラとラティフォリアから話は聞いている。こちらこそ、よろしく頼む」
デクスターとドニーが出会う。
それからしばらくして、忙しくて久しぶりにエリックとコキーユに会ったドニーは、初めて赤ちゃんを抱っこさせてもらう。
初めて抱っこさせてもらったのが、アントベルだった。
オデオンも彼の近くにいた。
ドニーは、アントベルが抱っこする度に髪を引っ張るので、「この髪が邪魔なのかもしれない」と勘違いする。
ドニーは体が丈夫で引っ張られても痛くないため、あまり顔色を変えたりしない。
そのため、エリックとコキーユはドニーが何を考えているのか全く気付かなかった。
結局、アントベルはドニーの髪の毛で遊んでいただけだった。
※ホリーは2人の結婚後、レーツェレストに隠居した。
その日の夜、遅くまで仕事をしていたドニーは「伸びた髪が邪魔だったのかもしれない」ということを思い出し、髪をハサミで適当に切ってしまう。
切った髪は、すぐにごみ箱に捨てた。
シュシュは手首にはめた。
ドニーはエリックたちと朝食をとるため会いに行き、ギザギザになっていた髪を見た2人に驚かれる。
※エリックはみんなの朝食、コキーユは隣で離乳食を作っていた。
※キッチンにはリングスタンドが置かれている。
※エリックとコキーユの結婚式にリフラがリングスタンドをプレゼントしてくれた。
その後、ドニーはコキーユに髪を整えてもらう。
『ミモザの恋愛』
ミモザはコックを探していた。
エリックが国王になり、ミモザの弟のマーティンが宰相になった。
しかし、問題は山積みで、敵の残党がいる中、信頼できるコックが必要になっていた。
※エリックの祖父母が店を辞めて、切り盛りしてくれている。
今のままでは人数は少ないが、毒を盛るかもしれない人間をコックにするわけにもいかず……。
ミモザは料理の専門学校生を城のコックとしてスカウトしに向かう。
ミモザが家庭教師をしていた伝手で、紹介してもらったコック志望のローリーと出会う。
初めてお嬢様を見たローリーは気後れするが、ミモザは気にせず話しかける。
ローリーはミモザの話を聞いている内に、城のコックに興味を持つ。
何より「国王のお役に立てるならば、それもいい」と思っていた。
「コックがあまり足りていないの。あなたの知り合いで、いい人はいないかしら? ※セリフの変更あり。」
ローリーはクラスメイトのランプリング、バターフィールド、スロコンブを紹介する。
ミモザはそれぞれに料理を作ってもらい、みんなの人柄を見るために、次の日も、その次の日も、彼女は調理師専門学校に来て、ローリーたちと話をする。
ミモザが「ローリーたちは合格」と判断し、ローリーたちは城のコックに内定する。
その後、学校に来なくなったミモザをローリーが気にしていると、みんなにからかわれる。
卒業後、城のコックになったローリーたちは、王族の家庭教師をしていたミモザと再会する。
厨房に顔を出すミモザと話をするローリー。
ミモザはローリーのことを褒め、ローリーは照れる。
ローリーもミモザを褒めて「ありがとう」と微笑む。
ミモザは挨拶をしていなくなり、ローリーは同僚たちと話す。
城にいると噂話も絶えない。
もちろん、ミモザもローリーも城の人たちに噂されている。
ミモザの噂を聞くたびに、ローリーは「すごい人だ」と思う。
※まだ考え中です。
※料理を作る。プレゼントする。最後に花をプレゼントする。変更可。
※『グラントエリック建国史』を書こうとしているミモザは悩んでいた。
『お菓子』
ドニーは、オセアンとメーアとも仲が良く、子どもたちに何をしたら喜ぶのか教えてもらう。
オセアンとメーアは王子たちの家庭教師として雇われていた。
今は、エリックの家を貰い受けて住んでいる。
オデオンとアントベルとビオレッタとドニーの昔話。
オデオンとビオレッタの描写。
オデオンがアントベルを甘やかす。
ビオレッタが「お兄ちゃん、ずるい!」と、オデオンとアントベルに甘える。
しっかり者だけど、まだ甘えたい年頃。
ドニーがお菓子を持ってやってくる。
ドニーの足にアントベルがしがみ付き、オデオンは挨拶する。
ビオレッタがもう片方のドニーの足にしがみ付く。
ビオレッタはアントベルと競い合っているように見えて、2人に甘えている。
結構な衝撃だったが、ドニーは全くこけない。
ドニーにお菓子をもらい、喜ぶ2人はお礼を言う。
ドニーはオデオンにも声をかけ、お菓子をプレゼントする。
アントベルたちの分までお礼を言うオデオンをドニーが褒める。
またオデオンがお礼を言う。
オデオンを見て、にこっと笑うアントベルと、ふふっと笑うビオレッタ。
いつの間にか、ドニーも微笑んでいた。
『ホット・チョコレート』
アントベルと黒猫ホットの出会いから契約聖獣になるまで。
「ホット」という名前を付け、一緒に住むようになる。
ドニーの部下・デクスターと知り合う。
数日後、3人で一緒に「ホット・チョコレート」を飲む。
『カラーリリィ』
中庭でアントベルが遊んでいると声をかけてくれるデクスター。
アントベルの遊び相手になってくれる。
アントベルの最初の友達は、デクスターだった。
中庭にはコキーユが頼んで植えてもらったカラーリリィが植えられている。
コキーユの杖と昔話。
レーツェレストの祖父母の話。
戦争前の願い。現在の2人。「ビオレッタ」の話。
自分もコキーユの持っているような「カラーリリィの杖がほしい」とアントベルは言う。
『マイペース』
ビオレッタとケルソーと家族の話。
マイペースな弟のケルソーを心配する姉のビオレッタ。
小さい頃からケルソーは1人でどこかに行ってしまったり、違うことをしていたりということがよくあった。
ビオレッタはよくケルソーを連れ戻していた。
ビオレッタに遅れてやってくるのは、アントベルだった。
小等部に入学したアントベルは、人見知りが昔よりマシになっていた。
アントベルはケルソーとビオレッタに声をかける。
「アップルパイを焼いたんだ! 一緒に帰ろう?」と言い、ホットも「ニャア」と鳴く。
3人で手を繋いで帰っていく。
家には他の家族とドニーがいて、温かく迎えてくれる。
『お昼寝』
ドニーとアントベルたちが一緒にお昼寝する。
アントベルが学校に通う前の話。
第2章
『なじまない幼馴染』
オデオンとアントベルとヘルヘーニルの小さい頃と学生時代の話。弟と妹も出す。
ドニーの足の後ろに隠れていたアントベルは、ホットとの出会いとデクスターという初めての友人ができたことにより、人と話すことが前よりできるようになっていた。
ヘルヘーニルと会うときも、オデオンの後ろに隠れるようにしていたアントベルは、ようやく少しだけ話せるようになってきた。
でも、やっぱりオデオンより一歩引いたところから話していた──。
城の中では、ホットをいつも連れているアントベルは、いつの間にか平常心を保てるようになっていた。
小等部に通うようになったが、ここにはホットがいない。
しかし、学校には通わなければいけない。
ドニーもデクスターもホットもいない。
オデオンも学校にはいたが、1つ年上の兄なので、学年が違う。
同じクラスにいるのは、幼馴染のヘルヘーニルだけだった。
初めての学校にそわそわと落ち着かないアントベルに、ヘルヘーニルが声をかけて来た。
アントベルは少しびくびくしながら顔を上げると、ヘルヘーニルはふっと笑って「行こう? アントベル」と声をかけた。
2人はその後も、一緒に学校生活を送る。
『グラントエリック建国史』
ミモザが『グラントエリック建国史』を書き始める。
色々な人に話を聞く。
『ロデオンの恋愛』
リフラの弟「ロデオン」が恋をしたのは、グリーンガーデン領主の娘でした。
※ハーミントとペリラの娘。双子の兄も登場する。
※少女は白いロングヘアにボンボンのついたリボンを編み込んでいる。
『契約聖獣の黒猫ホット』
アントベルが8歳のとき、ホットと契約聖獣の契約をして、学校に一緒に通うようになった。
校内に護衛が何人かいる。
オデオンとヘルヘーニルがモテるので、あまり恋愛対象にならないアントベル。
2人と仲が良くて少し羨ましがられるアントベルだが、第二王子なのでイジメられないし、魔法使いとしても優秀で、成績も学年2位。
更に、アントベルは人前では少し気が弱いところはあるが、ホットと仲良くして笑顔になる姿を校内で目撃され、見た人に「可愛い」と思われて「まあいいか」と言われるような憎めない性格。
隠れファンは存在しているが、気が弱い子が多く、オデオンかヘルヘーニルがいつも近くにいるせいで、2人が眩しすぎて近寄れない。
近づいたら2人のファンだと勘違いされそうになるのもある。
『家庭料理』
アントベルが学校の食堂で料理の隠し味を教えてもらう。
アントベルがお礼に家庭料理のレシピを教える。
多分、ホットの好物の話から教えることになる。
「初代国王の第二王子から教わった王家秘伝のレシピ」として残る。
「あの竜族の英雄ドニーが好んで食べたという秘伝の料理!」
多分、「ドリア」と「かぼちゃのホットサラダ」。
学校に通っている間、オデオンは1日に1回アントベルに会いに行っている。
アントベルと一緒に帰るビオレッタ。
オデオンとヘルヘーニルは生徒会の仕事。
アントベルは帰った後、ドニーの研究室まで遊びに行く。
休みの日は、改良した料理を食べてもらう。
ドニーからOKが出たら、レシピに加わる。
エリックたちとも一緒に食べる。
いつの間にか、歴史とは違うのに、バニラアイスに聖剣が刺さっているメニューまで食堂に誕生している。
『シーティアのその後』
炎の研究施設。
グリーンガーデンに逃げていたり、レナントルイスで捕まっていたりしたシーティアの元・住民たち。
「シーティアに住みたい」という要望が出ている。
今のシーティアは、草もほとんど生えていない荒野と化し、寒くてとても住めたものではない。
住んでいた頃より状況は悪化していた。
オセアンとメーアに意向を聞きに行くドニー。
オセアンに「彼らをシーティアに住まわせてください」と言われ、ドニーが提案したのは、地下に炎の施設を作り、大地を温めるというものだった。
その意見に悩みながらも、オセアンは「お願いします」と答えを出す。
早速、調査に行くドニー。
しばらく会えなくなるのは寂しいと思っていたアントベルだったが、ドニーに料理を作る人が必要になり、学校が長期休暇に入ったため、一緒について行くことになる。
シーティアに着いた二人。
ドニーが薬草を取り出し、少女のケガを治し、クッキーをあげる。
第3章
『戦争後のアステラレス家』
ヘリオフィラとリフラの戦争後の話。
マトリカリア家の復興のため、ピアナを引き取るヘリオフィラとリフラ。
ヘリオフィラとリフラの子どもたちとマトリカリア家の子どものピアナ。
今までの過去。
アントベルたちも登場する。
遠慮するピアナをリフラが抱きしめて、甘えてもいいことを教える。
ピアナがアステラレス家になれてきた頃の話。
「ピアナ、ビシアビローザ」
「ヘリオトロープ?」
「兄さん!」
「ピアナ、『ヘリオトロープ』ではなく、『お兄様』だよ? ビシアビローザ、『兄さん』ではなく『兄上』と呼んでくれないと、一族の方に怒られるから、ね?」
「みんな〜! ご飯よ〜!」
「あ、母上!」
「リフラさん!」
「お母さん!」
3人は駆け寄り、リフラに抱きつく。
リフラは少しだけよろけるが、3人の可愛い子たちを優しく抱きしめる。
「ヘリオトロープ、ピアナ、ビシアビローザ。──さあ、お昼を食べに行きましょうか?」
3人の頭を順番に優しくなでる。
「「「はい!」」」
みんなで、ふわりと笑った。
仲良くなったアントベルと長男のヘリオトロープ。
「ヘリオトロープさん!」
「やあ、アントベル」
駆け寄ってくるアントベルに、にこやかに笑うヘリオトロープ。
マーティンたちがサポートしてくれている。
アントベルが士官学校の学生になり、休みの日に一口ミルフィーユを作って、ヘリオフィラたちに食べてもらう。
カスタードとイチゴクリームで、サンドイッチのようにカラフル。
初めて食べるミルフィーユに感動するドニー。
ビシアビローザとピアナの結婚式。
マーティンたちが結婚したビシアビローザたちを応援する。
ビシアビローザはマーティンからアレキサンドライトのついたスカーフどめをプレゼントされる。
マトリカリア家の復興に着手する。
ビシアビローザは錬金術の品物を作り、貿易で収益を得る。
ピアナはマトリカリア家当主の仕事と錬金術の仕事をしている。
ラティフォリアの長男で、ドレスの仕立屋「ブロード」は品物を提供し、錬金術師の長女はビシアビローザたちを手伝っている。
『錬金術』
ヘリオフィラとアントベルの関係。
アントベルは小さい頃からヘリオフィラの元へ遊びに行くたびに錬金術を教わっていた。
レーツェレストに家が出来る頃、お城の書庫に来たアントベル。
オセアンとメーアに声をかけ、錬金術の本を借りていく。
書庫から戻ったアントベルがドニーに錬金術の本をすすめる。
「この錬金術の本は、読んでおくと役に立ちそうですよ」
ふとドニーの周りにある資料を見たアントベルは、申し訳なさそうに口を開く。
「すみません。──ドニーさん、忙しいですよね?」
「──うん? 錬金術の本は、俺も読もうと思っていたから気にしなくていい。アントベル、後で読むから、そこの隅に置いてくれないか?」
今度来るヘリオフィラから、また錬金術を教えてもらえると喜ぶアントベル。
「ドニーさんも一緒にどうですか?」
「ああ、頼む」
ドニーも一緒に勉強することになり、2人でヘリオフィラに錬金術を教えてもらう。
その数日後。
デクスターと用意した薬草を使い、2人で錬金術の実験をする。
国王になる兄のオデオンに出来たイヤリングを渡しに行くアントベル。
後日談。
ドニーと錬金術の実験をしようと約束したアントベル。
ドニーが実験道具と新しいレシピを用意していると、アントベルが実験の材料を持ってくる。
「前回は、デクスターさんに用意するのを手伝ってもらいましたけど、今度は1人で用意しました」
以前のレシピと違い、薬の浸透力を上げる薬草を加える。
粘りのない液体を作ることにより浸透力を上げ、短時間で液体を染み込ませ、魔力を注ぐ。
「1度だけ全回復する耳飾り」の作成。
時間を短縮する実験をする。
実験は成功し、いつか付けるためケースにしまうアントベル。
この耳飾りに相応しい人間になるため、修行に出る決意を固める。
アントベルはドニーにリーフパイとコーヒーを出す。
「これもパイなのか?」
「はい、バターを生地に練り込んだもので、作り方は違いますが、パイです」
「これはこれで、おいしいな……」
第4章
『オデオンの国王就任』
若いオデオンに国王の座を譲ることを気にしているエリック。
国民のために働くことをいとわず、国王の座に就くことを全然気にしていないオデオン。
国内一の魔法使いであるアントベルを推す者もいたが、大半の国民たちの意見はオデオンが国王になることで一致していた。
ファッションに疎いオデオンのために、家族全員でパーティー用の服を贈った。
パーティー料理を振る舞うアントベル。
『ドニーの護衛兼コック』
ドニーの護衛として白羽の矢が立つアントベル。
小さい頃からドニーのことが大好きだったアントベルだったが、いざ護衛となると緊張してしまう。
服には無頓着なドニーをアントベルが買い物に誘う。
ドニーと買い物をしに来たアントベルは不安を口にする。
しかし、いざドニーの護衛として生活してみると、危険なことはほとんどなく、どちらかというと専属のコックのような扱いを受けている。
カリッとした本当に小さなパイを作った後に、チョコレートでコーティングして、バニラアイスに混ぜるスイーツをアントベルに作らせる。ドニーに食べさせる。
いつもの休日と変わらない日常に、アントベルは拍子抜けしてしまう。
ある日、視察にいくドニーとアントベル。
襲ってきた人たちを倒すが、向こうが勘違いして襲って来ただけだった。
アントベルとドニーが本当の犯人を取り押さえ、事なきを得る。
アントベルは苦笑しながら、毎日の鍛錬に力を入れようと思うのだった。
『スノー』
スノーとヴァルムの馴れ初め話。
2人は幼馴染として出会う。
オセアンとメーアになつくスノー。
特にオセアンになつき、魔法も教わっていた。
アルムとスノーとヴァルムは幼馴染で仲がいい。
アルムがスノーを守ってくれていた。
アルムとヴァルムは学友であり、親友。
アルムは騎士団の話も、ヴァルムに相談していた。
ある日、事件が起こり、スノーが犯人の1人を捕まえる。
駆けつけたアルムとヴァルムも共に戦い、犯人たちを捕まえる。
いつも守られていたスノーの違う一面を見て、彼女のことをもっと知りたいと思うようになる。
仲を深めた2人はデートを重ね、婚約する。
番外編『温かな夜』
家族みんなで鍋を囲む。
『アントベルの決意』
「修行に行きたい」とアントベルがドニーたちに話す。
ぬるま湯につかるような生活をしていては、自分の精神が成長しないと気にしていたアントベルは修行に出ると決意する。
修行先として選んだのは各地にある騎士団だったが、それだけでは駄目だとアントベルは思う。
そんなとき、エリックの仲間のファインドライトと久しぶりに会い、自分の仕事に付き合わないかと誘われる。
外回りの騎士団が足りない中で、フォローに当たっていたファインドライトに付き合い、修行することに決めたアントベルをエリックたちは応援する。
『雪どけの春、ある晴れの日』
アントベルが修行に行く前日で、スノーの結婚式の日。
エリックがレーツェレストの祖父母の家を訪問する。
うつ病の治った2人を優しく抱きしめるエリック。
スノーの結婚式の招待状を持ってきた。
一緒に行こうと誘うエリック。
近くに住むマーティンの祖父母も一緒について行く。
みんなでスノーの結婚式に出席する。
『結婚式』
スノーとヴァルムの結婚式。
エリックの仲間たちやその子どもたち。
たくさんの人が出席する賑やかな結婚式となる。
第5章
『アントベルの修行』
修行に出るアントベル。
ファインドライトと修行に出ることにしたアントベル。
エリックから昔着ていた魔法使いの服と同じものをプレゼントされる。
コキーユからはお弁当をもらい、ドニーとビオレッタに心配されながら旅に出る。
『親子か兄弟』
修行に出たアントベル。
ドニーは昔からいつもいたアントベルがいなくて寂しい。
昔はドニーのズボンを掴んで足の後ろに隠れ、お菓子を差し出せば喜んで受け取っていたアントベルが、今はいない。
子どもが独り立ちしてしまった父親のように落ち着かないのだが、自分の気持ちがわからず困惑するドニー。
様子が変なドニーを心配そうに見ているエリックたち。
ドニーは、アントベルの手紙に「今は、遠くの町にいます」と書いてあったのを思い出す。
科学者としてモヤモヤしている気持ちが何なのか気になり、確かめるため、ドニーはこっそりアントベルの様子を見に行こうと思い立つ。
ドニーは契約の証で、レジェドシュヴァイクの山からこっそりアレクシスを呼び出し、彼の背中に乗る。
アレクシスに乗ってアントベルの修行を見に行こうとするドニーと、それを発見して止めるエリックたち。
何とかドニーを引き止めることに成功する。
家に帰って一息ついたところに、エリックとコキーユがコーヒーとお菓子を持ってくる。
いつも通りホットを膝に乗せて、ドニーは一緒に休憩する。
「その気持ちは、子どもが独り立ちしてしまった父親の気持ちだよ」と教えるエリック。
話をして落ち着いてきたドニーは、アントベルのために今何が出来るか考え、彼のために杖を作ろうと決心する。
早速、ドニーはアントベルのために、杖の製作に取りかかる。
エリックは、ドニーを見て、仲が良かった2人のことを思い出し、くすくす笑う。
「ドニーも俺の子どもであり、アントベルの兄弟かもしれない」とエリックは思う。
ドニーがロニーのことを思い出す回想シーン。
アントベルの杖を作った後、ヘルヘーニルから「オデオンの剣を作ってほしい」と依頼を受ける。
ドニーはオデオンの剣も作成する。
『オデオンの婚約者?』
オデオンに婚約者がいないことを気にするヘルヘーニル。
誰かいないと探していた。
ある女性に白羽の矢が立つ。
しかし、オデオンはその話を断る。
オデオンは相談に乗ってもらおうと、ある女性に声をかける。
※婚約者になる子を決めておく。コキーユが王妃だった頃の護衛騎士見習い。
『ヘアカット』
アントベルが髪を切る話。
アントベルの赤ちゃん時代、ドニーが髪を切った話を思い出す。
コキーユに話してもらって知っていたが、アントベルはドニーのロングヘア姿を見て見たかったと思う。
写真は一応あるらしいが、奥に仕舞われ、なんだかんだでタイミングが合わず、見せてもらえていない。
グラントエリック建国の際に撮られた写真で、歴史的に価値があるものの様だった。
その1枚しか、ドニーのロングヘア姿は写っていないらしい。
以前はコキーユがドニーの髪を切っていたが、修行に出る前はアントベルがドニーの髪を切っていた。
三面鏡を使い、自分の髪を切っていく器用なアントベル。
アントベルはスッキリした髪に少しだけ満足する。
ファインドライトへのお礼のために1度だけ「全回復する耳飾り」を作る液体を作成する。
帰る前に、ファインドライトのイヤリングを借り、錬金術で「1度だけ全回復する耳飾り」を作成する。
第6章
『成長』
1年後、修行から帰ってきたアントベル。
髪を切り、エリックにもらった魔法使いの服を着ている。
逞しくなったアントベルに、ホットが前よりなつき、すごく喜んだ。
アントベルは再会したドニーから新しい杖をもらう。
出迎えてくれたオデオンを見たアントベルは、彼の剣が新しくなっていることに気づく。
アントベルがいない間、エリックとコキーユがドニーの護衛を引き受けてくれていた。
アントベルは2人にお礼を言う。
アントベルが無事に帰ってきて喜ぶ2人。
みんなでパーティーを開く。
国章や家紋入りの丸いチョコを乗せたケーキを出す。
※手紙に封をする家紋入りのロウのようなチョコレート。
アントベルが考えて作ったケーキで、城や騎士団の寮、学校の食堂で提供されている。
アントベルは次の日からドニーの護衛を再開する。
勝手にどこかに行ってしまったドニーを追いかけるアントベル。
「ドニーさん!」
途中でデクスターとも再会する。
アントベルとロゼアの出会い。
ドニーの部下であり、デクスターと同じ植物分野の女性研究員。
主に農作物の品種改良をしている。
アントベルは優しく笑いかけてくれる彼女に好感を持つ。
アントベルがドニーにお菓子を作る話。
久し振りにミルフィーユを作るアントベルと喜ぶドニー。
最近は、コキーユからも訓練を受けているアントベル。
アントベルは何回かロゼアと会ううちに、彼女の人柄に惹かれていく。
花の領地・フローラを作る計画が持ち上がり、ドニーから招集がかかる科学者たち。
科学の領地・サイアントが廃墟となり、その跡地に花の領地を作る計画。
デクスターとロゼアにも招集がかかる。
紅茶とパイシューを出すアントベル。
『アントベルの恋愛』
フローラを作る計画のために、各地の植物を調査するドニー。
アントベルも護衛として付いていき、ロゼアと会う暇もない。
ロゼアも違う地域で植物の調査と分析をしている。
アントベルは綺麗な花をお土産に持って帰る。
アントベルはロゼアを応援する。
ロゼアも応援してくれるアントベルのことが気になり始めていた。
そんな中、イエン家の遠い親戚が釈放され、少ししてから国内に不穏な噂が流れ始める。
第7章
『国の危機』
国内に不穏な空気が流れる中、ついに事件が起こってしまう。
国を護るため、ギルバートの一族が奔走する。
オデオンも現場に現れ、戦う。
エリックの過去の仲間とその家族たちがともに戦ってくれる。
エリックとコキーユがともに敵と戦闘するシーン。
昔の仲間たちも現れる。
マーティン、ツイーディア、ヘリオフィラ、リフラ、ファインドライト、ザハラ、ラティフォリア、みんなの子どもたち。
アントベルとドニーを1番活躍させる。
アントベルがロゼアを助ける。
実は1番強い竜族のドニーと魔法使いのアントベル・ギルバート。
全ての敵を倒し、ドニーが作った牢に収容する。
第8章
『アントベルとロゼア』
お互いが気になるアントベルとロゼアが恋人になり、結婚する。
途中でメリベルを出す。
メリベルがグラントエリック王国まで来たけれど、様変わりしてしまった国を見る。
それなりに楽しんでいたが、最後は添葉たちのことを思い出し、西大陸に渡り少しだけ残っていた子孫に会う。
水の花を残し、エジェティカス王国に行き、アルドリック王国に戻っていく。
※現在はマルディの代理でアルドリック王国を護っている時もある。
メリベルが誰なのかイマイチわかっていないドニーとアントベル。
最後の番外編
『兄弟から親友へ』
BLよりも、もっとハッピーエンドを目指す。
2人が結婚し、2人目の子どもが生まれた。
アントベルはドニーに「ずっと長い間一緒にいるから、もう呼び捨てでいい」と言われる。
あたたかな雰囲気の家族。
庭で赤ちゃんをあやしていたアントベルは、近くにいたドニーを呼び、自分の子どもを抱っこさせる。
喜ぶ赤ちゃんと微笑むドニー。
アントベルともう1人を抱っこしていたロゼアが、2人を見て嬉しそうに笑う。
その光景は、エリックとコキーユとの思い出に似ていて──。
つながっていく物語。竜族ドニーとギルバート家の物語。
「備考」
ドニーが可愛いのは、髪型が変わるところですね!
服も可愛い!
完全に異世界人っぽい感じが好きです!
軍服の裾が足首まであるのは、アントベルを足の後ろに隠すためですね!
あと、白衣代わりです!
完全についでですけどね!😆
あと、「うん?」が可愛い!
癒し系!
シリアスな戦闘物のはずなのに、こんなに和やかになって、安心感があるのはドニーのおかげ!😆
本当に可愛い!
いちごジャムの一口パイが大好きなドニー!
懐かれたホットの影響で、ホットミルクまで好きになるドニー!
サヘットの影響でキャラメルナッツが好きになるドニー!
可愛い!😍
最初の出会いが間抜けな青年に見えるのに、実は120歳で、武器も作れて、めちゃくちゃ身体が頑丈で、通常攻撃は一切受け付けないドニー!
そして、防御魔法がかからなくても、ダメージゼロ!
破れた服は自分で直す!
さすがドニー!
ドニー最高!🥳
たまに見せる笑顔が素敵!
もっと笑顔を格好良く描きたかった!
能力のなさを痛感したのは久しぶりだ!
ロニーとの関係も可愛い!
アレクシスとの関係も可愛い!
絶対、異世界に呼ばれる前から仲良くしてた!
懐いているアレクシス!
冷静に見えるのに穏やかな性格で、動物に好かれるドニー!
最高!😍
懐かれるドニー!
子どもたちにもエリックのクッキーを分けてあげるドニー!
子どもたちにも英雄として、優しい人として好かれているドニー!
赤ちゃんだったアントベルを抱っこするドニー!
アントベルが髪を引っ張るので、「邪魔なのか」と思って髪を切ったドニー!
髪を切った方が楽だと気づいたドニー!
アントベルのために絆創膏を持ち歩いていたドニー!
人見知りなアントベルを庇うドニー!
アントベルのためにお菓子を用意しているドニー!
ホットのためにミルクを用意しているドニー!
成長したアントベルの料理を美味しそうに食べるドニー!
アントベルよりホットに懐かれるドニー!
理由は飼い主のアントベルがドニーを頼りにしているから!
アントベルの護衛がなくても充分強いドニー!
アントベルの杖を作るドニー!
アントベルとロゼアの仲を取り持つドニー!
アントベルに呼び捨てしていいと言い始めるドニー!
アントベルとロゼアの赤ちゃんを抱っこさせてもらうドニー!
その後も、アントベルたちの子孫を可愛がるドニー!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます