頭の中の宮殿を爆破する
知識は瓦礫の山
理解はそれらの組み立て方
頭の中の宮殿を爆破する
そこには見世物小屋があって
道化師がいて
サーカスの動物たちは
夜に眠ることもしないで笑ってる
王族郎党皆殺し
革命が虚しい跡を引き摺りながら
蛞蝓のように未来へ這ってゆく
知識は瓦礫の山
理解はそれらの組み立て方
眠い
熱い
眠い
熱い
眠い
熱い
眠い
熱い
彼らは
彼女らは
動物たちは
無数の星星と草花は
その宇宙は
その一瞬で
自らの身に
何が起きたかすら分からない
その煌めきに
その鈍色の煌めきに一生を捧げたい
頭の中の宮殿を爆破する
頭の中の宮殿を爆破する
the show is over now get the fuck out.
the show is over now get the fuck out.
詩集【スマートフォンで読む私的宇宙】 路肩のロカンタン @itmightaswellbespring
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます