応援コメント

」への応援コメント

  • 手堅い構成と色彩感豊かな世界造形、そして思春期の少女のあこがれとその終わり。世界の片隅で起きた、ひと冬での小さな出来事の話なのでしょうけれど、なんだかすごくボリューム感のある語りっぷりに、読み惚れてしまったという感じです。
    ヘンリッカは最後にミルヤがついてこないであろうことを見抜いていたのでしょうか? であれば、あえてついておいでと提案したのは、ミルヤの未練を断ち切ってやるための、ヘンリッカの優しさでしょうか? けれども私としては、魔女からもらった勇気を胸に、ミルヤがそれから数年後に村から意気揚々と旅立つ姿を想像するのもいいなあと思いました。あるいは、祝福を受けて旅立つのはその子供か、孫かも知れませんが。


    さて、こんなコメント欄で別件の話を持ち込んで失礼します。いつか読ませていただいた「黄昏トランペット」、このたび私のスコップエッセイで紹介させていただきたいと思い、記事の下書きリンクをお知らせしようと思ったのですが、近況ノートはリードオンリーになっておりましたので、こちらに参った次第。おかげで素敵な短編が読めましたけれども w。
    ここの欄の追記で下書きのリンクを貼っておくのは具合が悪いでしょうか? あるいは、そのような話は辞退しておきたい、という選択もありますが……唐突な話で恐縮です。よろしくご検討ください。

    作者からの返信

    湾多珠巳さん、またしてもお読みいただきありがとうございます!
    前のときもですが、しっかり読み込んでくださっているとわかるコメントで嬉しく思います。ヘンリッカの心情としては、ミルヤはほぼ断ってくるだろうなと確信しつつも、もし一緒に来ると言われたら全力で受け入れる、という感じだと思います。たぶん笑

    スコップ企画わざわざ確認に来ていただきありがとうございます。一時的にですが近況ノートのほうコメントできるようにしましたので、お手数ですがリンクはそちらへお願いいたします!

  • 白銀の針葉樹の森。きらめく鳥たちの運ぶ雲の欠片。温かで少し不思議な魔女の家。ヘンリッカの紡ぐ虹色の糸……情景が目に浮かぶかのようでした。
    最後に現実を選んだミルヤの決意も十分理解できます。いつか年老いたミルヤが懐かしく空を眺めて、ヘンリッカとの思い出を孫に話す日が来るような……そんな想像までしてしまいました。
    美しい物語を読ませてもらいました。
    ありがとうございます。

    作者からの返信

    水奈川葵さん、コメントありがとうございます!
    ミルヤの未来にまで想いを馳せていただいて、とても嬉しいです。この話を書いて良かったなあと思いました。
    星レビューもハートも本当にありがとうございます!