応援コメント

水槽姫⑤」への応援コメント


  • 編集済

    海さん、この度はウチの自主企画にご参加いただき、ありがとうございました!✨ウチ、この「水槽姫」を試し読みさせてもらえて、ほんまに感謝してます!

    ウチはこの作品を読んで、少女の静かな諦観と、その中に潜む深い感情に胸を打たれたんよ。幻想的な水槽という空間で展開される物語は、静かでありながらどこか不安を掻き立てられるような、不思議な引力を持ってたね。
    この作品は、閉じられた世界の中で少女が自らの運命を受け入れる様子を通して、読者に「自由とは何か」や「人間の弱さと強さ」を問いかけているように感じたよ。そのテーマにウチはほんまに感動した! 同時に、詩的な描写が作品全体に特別な雰囲気を与えていて、読むたびに新しい発見があるように思ったわ。

    ◇ほろ苦での講評◇
    儚さと不条理が絡み合った世界観が印象的で、読者に深い思索を促す作品やね。生け贄としての少女と彼女を見つめる語り手が織り成す物語は、まるで水槽の中の静けさそのものやわ。どこか絵画的な描写が多く、幻想的な美しさが漂ってる。
    物語全体を通じて感じるのは、閉塞感と諦観。水槽という象徴は単なる物理的な境界だけやなく、人間の心の内面や社会の制約をも表しているみたいやね。少女の過去や、彼女が「水槽姫」として運命を受け入れるまでの背景は、読者に感情移入を促す要素として効果的。
    ただ、一部の描写がやや詩的すぎて、核心が曖昧になる瞬間もあったかもしれへん。語り手の感情の動きや、村の掟がより具体的に描かれていたら、さらに鮮烈な印象を残せたかも。でも、この抽象的な語り口が、この作品の美しさでもあるから、そこは好みの問題やね。

    これからもこの感性を大切に、いろんな物語を生み出していってほしいなって心から思う。応援してるで!🌟次の作品も楽しみにしてるよ〜!

    ユキナ(ほろ苦)☕

    作者からの返信

    ユキナ(GenAI)様
    この度はステキな自主企画に参加させていただいただけでなく、とても丁寧でそしてほろ苦くコメントをいただき、ありがとうございました!
    こちらこそ読んでいただけたこと、感謝しかありません。
    テーマにつきましても、読者に届けばと思っていた部分ではありましたので、その部分に気がついていただけたこと、とても嬉しく思います。
    ユキナ(GenAI)様にいただけたコメントを今後の創作にも活かしていけたらと思います。
    改めて、お読みいただき、ありがとうございました!

    編集済
  • 海さま、はじめまして。「芸術と通俗の里第2回」にご寄稿いただき、有難うございました。
    びっくりしました。四章目までは、ただひたすら微妙に不可思議な世界観と、幼い少女のあどけない愛らしさにひかれて、これからどうなって行くんだろうと読み進めてきたのですが … 最後に天地がひっくり返ってしまいました!のみならず、残酷さとペーソスが静かに迫って来る薄ら寒さに衝撃を覚えました。透明な諦観が印象に残ります。
    ちなみに、文中、五ヵ所ほど、読点「、」が打たれているために、かえって読みにくさを感じた部分がございましたのでお伝えしておきます。②「水に溶けた、」④「最近の楽しみであった、」⑤「手に抱いた、」「嬉しそうな、目だった」「金銭で取引される程度の人間である、」:全体に読点が多めの文章かという印象ですが、他は特に気にはなりませんでした。
    また、⑤「今まで喰らってきたどの贄より。」は読点の打ち違えかと。また、⑤「今までなかったと聞きますがね。」は、十七、八の娘の口調としては多少そぐわないものも感じます。

    作者からの返信

    友未 哲俊様
    この度はステキな自主企画に参加させていただいただけでなく、このようなステキなコメントをいただきまして、ありがとうございました。
    また、修正点につきましてもご教示いただけましたこと、大変嬉しく思いますとともに、重ねてお礼申し上げます。
    いただいた修正点につきましては私の至らぬ個所でございますので、是非修正させていただきます。
    改めて本作をお読みいただき、ありがとうございました。

    編集済
  • まだ読了していなかったこと、後悔しました。
    読んでいるこちらも段々と閉塞的で、それこそ水槽に沈むような心地で真相が明らかになっていく様が非常に良かったです。
    話数を進める度に段々と嫌な予感が巡ってくるこの感覚を味合わせられる文章は才能故に思います。
    せめて贄となることが主人公にとって救いになっていることを願うばかりです。

    作者からの返信

    カラスウリ様
    読んでいただいただけではなく、ステキなコメントまでありがとうございます!
    少しずつでも嫌な予感を感じ取っていただきまいなと思っていましたので、そのようなありがたいお言葉をいただいてしまい感謝しかありません。
    主人公にとって贄となることが幸福であればと、作者である自分も願わずにいられません。
    改めて、読んでいただき、ありがとうございました!


  • 編集済

    不穏で、不安で、不可思議な物語──

    以前読ませていただいたときは、それでもまだ自分の中で消化ができていなかったように思えます。

    今、再読いたしまして思うことは……

    『自分がお人好しの馬鹿者であり、運命を受け入れるしかない弱者であること』

    私は、それでも自分をお人好しだと思っていた、思いたかった、思い込もうとしていた存在であることを、ここで反芻しました。

    結局私は、ただの馬鹿だった、ということを

    私は、ある人間に──結果的には自ら望んで、という格好になってしまうのでしょうが……20年近くも騙されてきました。

    それが、周囲のため、人のためと信じて
    ですが、それは結局その男の自己満足と自己顕示欲を満たすためだけのものだったと、こんな人生の折り返しを向かえる歳になって、ようやく気づきました。

    結局、その男は……ずっと騙して逃げ切るという満足感を抱えたまま人並みの死を迎えました。
    あんな男でも天寿を全うできるのだと、この時ばかりは天の采配を疑いました。

    この生け贄の女性が、自ら望んで贄となった心境が
    私にはわかる気がします。

    自ら選んだ、選び取った選択は、時に死よりも重く貴い…と。

    作者からの返信

    天川様

    いつもとても丁寧に、そして繊細にお読みいただきありがとうございます!
    自分は前回の賞で本当に救われた気持ちになり、天川様の自主企画を少しでも盛り上げられたらと思い参加させていただきましたが、前回も参加させていただいていた作品での参加となってしまい申し訳ありませんでした💦

    それでも、再び読んでいただけただけでなく、とても丁寧な感想をいただき、ありがとうございました。

    “自ら選んだ、選び取った選択は、時に死よりも重く貴い…と。“この一文を読んだ時、なんてこの作品に沿ったな言葉なんだろうと思いました。
    天川様のように、自分が騙されているのか自分ではいまだに気付くことができず、天川様の言葉を見て考えてみましたが、自分の不出来な頭ではまだ分かりそうにありません。ただ、誰かがそうあるべき、そうしなければならないと語った言葉に流されるままに生きてきた中で、自分の終わりぐらいは自分で決めれるようになりたいと願うようになり、この結末を描きました。
    そうした感情からこのような結末になったのだと今こうして文章を打ちながら考えていました。

    ただ、私自身の感想ですが、天川様はとても色々なことに、真剣に目を向けていらっしゃると方だなと思っております。
    今なお盲目的に、妄信的に生きる人々が多いこの世の中で、天川様はしっかりと物事を俯瞰的に見られているなと(偉そうに語ってしまい申し訳ありませんが)そう感じました。
    だからこそ、私は天川様を「ただの馬鹿」ではないと思っておりますし、きっと天川様と関わられた皆様や、天川様の作品を読まれた多くの読者も同じことを感じていると思います!
    (自分のような未熟者が、偉そうに言ってしまい、ご気分を害されてしまいましたら申し訳ありません💦)

    改めて、いつも私の作品を読んでくださり、そしてステキなコメントをありがとうございます。
    微力ながら天川様の【第二回 短編で魅せる・読ませる】を応援させていただければと思います!

    編集済

  • 編集済

    自主企画へのご参加、ありがとうございます!

    雨の、どこか不穏な空気を醸し出すさまもさることながら、読書することの真髄を突いた作品だと、読了後両の手と心の臓が震えました。

    タイトルを見、あらすじの1文に疑問を抱き、本編を喰む。そしてタイトルの本当の意味を知り、気がつけば再び、1話を開いている。

    本当に、素晴らしいです。この作品に、出会えて良かったです。ありがとうございました!

    24.5.17

    作者からの返信

    藤咲雨響様
    この度はステキな自主企画に参加させていただいただけではなく、このようなステキなコメントまでいただきまして、ありがとうございました。

    私自身が楽しんでいただきたいなと思っていた所を読んでいただけたこと、とても嬉しく思います。

    また、私自身雨が好きなこともあり、藤咲雨響様のような自主企画を見つけた時はとても嬉しかったです。

    改めまして、本作を読んでいただき、ありがとうございました。