episode27 くじ引き

炎帝結界(インフェルノ)を破壊した数秒後、名がは知らないが先輩の一人が慌てていた。恐らく結界を張ったのはあの人だろう。それにしても何のため…って考えるだけ無駄か。なるべく海原さん以外の先輩と関わりたくないし。


門が開門の時間。校門の方から馬鹿でかいバスにがやってきた。見た目だけでもロンドンの2階建てのバス並みの大きさがある。やがてバスは停車し、バスからLAMIA学校の校長らしき人物に続き、代表メンバーが続々と降車する。

こっちに近づいてきたかと思えば、何か僕たちがしたのか知らないけど


「臭ッッww」


「この校庭ゴミすぎんだろww」


「交流会意味ないだろwww」


他にも大量の罵倒を浴びせられた。まぁ僕は前からそうだったから慣れたものだが、他の人達はブチギレていた。平常心を保とうと抑えている人、頭の血管が切れそうなほどにブチギレている人、などなど様々な人がいた。逆に僕がおかしいのか?と疑いたくなるが今はどうでもいい。そこで、


「まぁまぁ落ち着いて。実力で分からせればいいじゃないか。煽るのはそれからだ。相手を侮るなよ?」


こっち側の校長…いや学園長が。空気こそ最悪だが、話を変えることに成功させる校長は尊敬する。そもそも僕は語彙力がないし、話すのが苦手だけど。


相手側の校長が挨拶と、ルール説明をする。


「私はLAMIA学校校長、田所だ。これよりLAMIA学校とFalsum Atlantis学園の交流会を始める!ルールは簡単!くじ引きで順番を決め、1番vs2番、3番vs4番、5番vs6番……17番vs18番の順で戦っていくトーナメント戦だ。そして戦闘不能になるなるまで戦う。最悪死人が出ても仕方がないが、できれば出さないようにしてくれ。ルールは以上だ。」


シンプルだが死人が出ても大丈夫なのかよ?!頭おかしいだろこの大会………ところでくじ引きだが、できれば後ろの方の番号を引きたい。最悪負けてもいいけど、多分だが相手の攻撃がほぼ僕には効かないし。

考えていたらもうすでに、くじ引きが始まっていた。チームのリーダーがくじを引くらしい。


17番or18番来いっ!

そう思い引いた。僕はおそるおそる、くじを開く。


「17番だ!」


後での戦闘確定キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! って内心はめちゃくちゃハイテンションだが表面はそれを殺して報告をしに行った。





次から戦闘シーンが始まります。お楽しみに!

そしてもうすぐ1万PVへ到達します!感謝でしかありません!m(__)m

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