episode7 説明

俺は先生の呼び出しされて職員室前にいる。


「失礼します……。」


そう言い、職員室のドアを開ける。その先には担任の先生と校長先生がいた。まさか校長と話すのか?!もしかして退学とか…


「待っていたぞ小鳥遊!」


「すみません。」


「許す。で、なぜ君は女性になったんだ?」


と聞かれたので何も隠さずに、あの集団から薬を渡されて飲んだ事を話した。これに関しては、俺が悪いことはないと思ってる。話した後に校長先生が話しだした。


「そうか、それは全面的に向こうが悪い。こちらの方で厳しく対処をしておこう。そして、これからの学校生活についてだ。今日から君には女性として生活してもらう。反対意見はあるかね?小鳥遊さん。」


やはり校長先生も向こう悪いと思ってくれた。そんなことより今日から女性生活?!心の中とかまだ男なのですけど!そう思いをそのまま校長先生に丁寧に話す。


「反対意見ではありませんが、一つ質問があります。俺は心とか、まだ男のままなんですけど大丈夫なんでしょうか?その…トイレとか。」


「あぁ問題ない。でも初めは、君の周りには反対意見な人も居る。だが、時がたてば次第になれる。頑張りたまえ。」


「わかりました。ありがとうございます。」


「いい返事だ。もう教室に戻って良いぞ。」


「ではお先に失礼します。」


とても緊張した。校長と話すとき心臓が飛び出るかと思った。

いったん落ち着こう。そして状況整理だ。まず第一に、俺は今日から女性という形で生活をすることになる。次に伊藤カイトの集団には厳しい処罰が下る。これに関しては正直ありがたかったけど、これで状況が悪化したら最悪だな。

と、このぐらいだろうか。とりあえず教室に戻ろう。


教室に戻ろうと思った瞬間。教室の前まで転移した。


「え?俺さっきまで職員室前にいたよな…?」


なにか最近俺の身に変な事が起こってばかりだ。全て俺にとっては好都合な異変なのだがな。俺にそんな大した能力なんて持ってるわけもないし本当にどうなってるのだ?また、伊藤カイトの集団の嫌がらせか?違うな。嫌がらせにとっては俺に好都合すぎる。あいつらがそんなことするわけがない。幸い転移したところを誰も見ていないらいし。とりあえず教室前まで来た(転移)ので教室に入った。

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