第34話 Pass my-unreasonable for opponent's own

「・・・・・・ん?」

 そう、ユーマが怪訝な声を漏らしたのは、5度にわたるゴキブリ鋼騎の蹂躙を終えて、しばらく行ってからのことだった。

「待て」

 そう伝え、念の為右腕をL字に掲げる。人型の鋼騎だからこそ出来る、『止まれ』のハンドシグナルだ。

『敵かい、少年?』

『だったらご遠慮願いたいところなんでやすがねえ・・・』

 現状、ユーマたちの鋼騎に損傷の類は無いが、弾薬については殆ど底をついている。満足な戦闘単位として機能するのは、射撃兵装が主武装でないエフリードと使節団の近接護衛を務めるアイリス兄弟の魔導鋼騎くらいだろう。

「いや、違う・・・か?」

『・・・?こりゃ、珍しく煮え切りやせんね』

「映像を回す、見てくれ」

 百聞は一見に如かず。エフリードのメインカメラが捉えた映像をキョウズイたちに回すと、両名からも『・・・んんん?』と呻き声が漏れる。

『こりゃあ・・・人型、でやすね』

『そうだね、アタシにもそう見えるよ』

 そう、カメラが捉えたのは街道を挟むように立つ、2つの人影だ。そしてその大きさから判断するに常人では無く、鋼騎である可能性が高い。

 人型の鋼騎自体はクロノス軍でも運用されてはいる。ただ、人型兵器を運行出来るAIや自動操縦システムの開発にはまだ程遠いらしいので、今回のブリーフィングでは俎上に上がらなかっただけである。

 実際、今まで蹴散らしてきた暴走した鋼騎とやらは全てゴキブリ型。ブリーフィングで説明があったのもゴキブリ型。それがここで突然、という訳だ。

『どうしやす?先手必勝、蹴散らしやすか?』

「いや、確認しよう。ちょっと待て」

 流石に、他国の軍隊に何も知らずに喧嘩を売るのは避けたい。

「・・・・・・こちらエフリード、セリエア聞こえるか?」

 そして、愚者の百案は賢者の一考に如かず。ユーマは使節団の車両に同乗しているセリエアへ通信を行う。分からないことは、分かる奴に訊くのが一番だ。

『聞こえるよ。それよりどうしたんだい、立ち止まったりして?』

「それに関してだが、セリエア。この辺りに友軍かクロノス軍が展開しているなんて話はあるか?」

『・・・え?どういうことだい?』

「街道脇に立つ、人型の鋼騎が見える。事前資料のマップには検問所なんかは無かったはずだから、何か起こったのかと思ってな」

『ふうん・・・ちょっと待ってくれるかい。あの・・・』

 パタパタとした足音から、近くにいるシークレットサービスか外務局の職員に訊きに行ったのだろう。

『旦那、分かりやした?』

「まだだ。だが、一応備えてはおけよ」

『合点承知』 

 幸いにも見たところ、その鋼騎の練度はお世辞にも高くない。警戒する様子も素人丸出しで、この前の訓練生の方がまだマシなレベルだ。ユーマたちならそれこそ、瞬きする間に殲滅出来るだろう。

『お待たせ、ユーマ。結論から言えば、この辺りに部隊を展開しているなんて情報は無いらしいよ。ただ、この辺りを警戒区域としている駐屯地はあるみたいだけど・・・』

 すると、今度はリィエラから共通回線で連絡が入る。一々切り替えるのが面倒なので、ユーマは今使用しているスモールトーク用の回線をそのまま共通回線へと接続した。

『追加情報だよ。念の為にこっちが与えられてる通信コードを全て試したが、応答は無い』

『・・・てえことは、敵?』

『とは、考えにくいね。反応が無いだけで、コード自体は受け付けられてるんだ。この通信コードが更新されたのはいつだい?』

『えっと・・・』

『代わるぞ。こちら外務局のトマス・ランバラン二等書記官だ。通信コード自体の更新は1ヵ月前だそうだが、その内2つは我々が入国する際に特別に設定してもらったものだ』

 対して、無人鋼騎の暴走はユーマたちが駆り出されるより前に起こっている。つまり、サボタージュが起こされた後に設定されたコードを、サボタージュを起こした奴が入手することはあり得ない。

「つまり・・・何者だ?」

『勿論、コードが更新された後に参加した奴の可能性はありやすが・・・』

「ああ。なら、通信が入った段階でこっちに気付いてもおかしくない」

 しかし、その鋼騎は頭部カメラをこっちに向けて呆と突っ立っているだけ。あれが敵ならよっぽど緊張感の無い間抜け野郎だ。

『しかし・・・困りやしたね、旦那』

 その言葉に、ユーマも無言で頷く。

 敵ならば倒せば良い。

 味方なら心配はない。

 ただ、このアンノウン、つまり『何者か分からない奴』への対処は難しい。ことに、今回のような配慮が必要な戦場なら尚更だ。

『こちら、グランダのドライバーだ。追いついちまったが、どうすればいい?』

 それほど考え込んでいた心算は無いのだが、気付けばグランダ―使節団を運ぶヘクサルフェンの同型のことだ―とその警護を行うアイリスたちが間近に迫っていた。

「俺たちじゃあ決められん。ランバラン書記官、方針はそっちで決めてくれ」

『丸投げか!?』

「高度な政治的判断になるかもしれないだろ?ただ単に、アイツらを『ボギー』と呼称してぶっ飛ばせばいいってもんじゃ無さそうだしな」

『しかしだな・・・・・・え!?・・・それは・・・ま、マンティクス、ちょっと待て!』

 そう言うが早いか、ヘッドセットからは通信機を置いたゴトンという音が響いた。

『旦那』

「さあな」

 そして、何やら言い争いをするような声が、雑音の向こうから届いてくる。そんな時間が5分ほど続いただろうか、初めと同じようにゴッゴッと拾い上げるような音がしかたと思うと、トマスの声が再び聞こえた。

『待たせたな。グランダは前進、マンティクス各員は警戒を厳とせよ』

『おや、良いんですかい?』

『・・・外務卿からのお言葉だ。これ以上時間を無駄に使うことは許されん、速やかに卿を新政府まで送り届けろ、とな』

 そのトマスの言葉からは、不承不承という感情が見え隠れしていた。

『尚、その不審な鋼騎との通信はグランダから行う。貴君らは不測の事態に備えておけばいい』

「成程。なら、交渉はそちらでやってくれるということで良いんだな?」

『無論だ。そちらこそ、無用に相手を刺激するなよ』

『それこそ、無用な心配だよ』

 リィエラがそんな太鼓判を押すと、停車していたグランダはゆっくりと前進を再開する。その鼻先に位置していたユーマもまた、慌ててエフリードを前進させた。

「ふう・・・さて、鬼が出るか蛇が出るか」

『あっしとしちゃ、どっちでも無いのが一番なんでやすがね』

「そこについては、あちらさん次第だな」

 先触れのようにグランダの前を行くエフリード。そのカメラには、ようやくノソノソと動き出す鋼騎が捉えられていた。

「ま、碌な連中じゃ無い気はするがな、多分」


 そんな、悪い予感だけは当たるものだ。

『スタップ、待ちな』

 アンノウンから寄越された通信、その声は不遜を極めていた。自分が上だと驕り高ぶった声だ。

『そんなゾロゾロ連れて、どこにパレードしに行く心算だ、ああ?』

『・・・こちらは、帝国軍外務局のものだ。新政府との外交協議の為、首都ウォースザヴに行く途中だ、道を開けてもらおうか』

『帝国う・・・ハッ、どこの誰だろうと、俺たちの許可の無い者は通す訳にいかねえな』

『正気か!?』

 トマスは思わずといった体で声を荒げるが、ユーマも同感だ。いみじくも他国の外交使節相手に、後々問題になり得るような口の利き方をするなんて。

「・・・・・・キョウズイ」

『・・・ええ。旦那はバリアの用意を』

「そうならんことを祈ろう」

 だが、そんな期待を裏切るかのように、アンノウンとトマスの会話は良からぬ方向へと進んでいく。

『貴様らこそ、本当にクロノスの軍人なのか?』

『疑うのはお前らの勝手だ。だが、仮に偽モンだったらどうする?』

『・・・クッ。外務卿、新政府への通信許可を・・・』

『へえ・・・おっと、いけねえ!長距離通信阻害用のジャミング装置を起動しちまった!こりゃあと数時間は停止できねえ、困ったねえ!』

 ハッハッハ、ケッケッケと下品な笑いが木霊する。当然、ワザとだろう。

『・・・何が望みだ、貴様ら』

『望みぃ?そりゃ・・・決まってんだろ?』

 そう言って、アンノウンは鋼騎の指で丸を作り、もう片方の手をスッと差し出した。

『一人当たり、5000出しな。それで通してやるよ』

『5000!帝国(ライヒス)ダーラーでか!?』

『たりめえだろ。紙屑のクロノスダーラー、ましてやチョコレート5000粒だとでも言う気か!?」

 ユーマは開いた口が塞がらなかった。まさか、他国の使節を強請ろうとする奴が軍にいるとは。それも元の世界における軍閥化した失敗国家で無し、一応れっきとした政府が存在する国家で、だ。

『正気か、貴様ら!?』

『何とでも言え。どの道、俺たちが許可を出さねえとここは通さねえ。そして・・・何を以て俺たちが許可するかは俺たちが決める、それを忘れないことだ』

『それは・・・』

『さあ、決めな。出すもん出すか、それとも尻尾撒いて帰るか!』

 ここで使節団が「じゃあ帰ります」となれば、困るのはクロノス新政府側だと思うのだが・・・。生憎と、この連中はそこを斟酌する気は無さそうだ。

「・・・時間の無駄だな」

 トマスは真面目な外務局職員なのだろう。それは使節団の一員として選ばれたことから、そしてさっきからの会話からも明らかだ。

 それは悪いことではないが、その性分からして問題に真正面から取り組もうとする癖があるのだろう。それが、この場合には凶と出ている。

 アンノウン、否、こんな不良軍人なんて、真面目に相手をする方が間違っているのだ。

「馬鹿に付き合ってられるか」

 ズン、とエフリードが1歩を刻む。そして2歩、3歩と続け、忽ち不良軍人らが引いたラインを踏み越えた。初めは唖然として眺めるだけだった連中だが、そこまできてようやく我に返ったか、慌ててエフリードへと手を伸ばす。

『ま、待て!』

「待たない。どうしても取り立てたいのなら、後日マンティクス宛に請求書でも送ってこい」

 そう、外部スピーカーで伝える。無論、出来ないことを見越しての発言だ。

『・・・は?』

「それとも・・・この場で俺たち帝国軍に手を出すか?宣戦布告としたいのなら、いくらでも相手になってやるぞ」

 その言葉に、ようやくその不良軍人たちも自分たちの立たされている位置を見定められたらしい。伸ばされた手は引っ込められ、怖気づくように後ずさる。

「さあ・・・どうする?」

 そして、その鋼騎が退がった距離だけ、ユーマはそいつに向かって踏み出す。

『え?』

「どうする?」

 1歩退がれば、1歩踏み込む。やがて2騎の距離は数メートルにまで近づいた。

『え?・・・え?・・・』

「どうするって、訊いているんだ。答えろよ?」

 ギン、と威圧するようにエフリードのスリットが眩く輝く。助けを求めるようにその鋼騎はもう1騎の鋼騎を探すように右往左往するが、生憎とそいつの前にはエフリードと同じようにディマールが立ちはだかっている。万事休すだ。

『・・・・・・通っていい』

「いい?」

『い、いい・・・です』

「よし、良い子だ。ドライバー・・・」

 鋼騎の前に立ち塞がりながら、チョイチョイとエフリードの指で「進め」のサインを出す。するとドライバーも弁えたもの、直ちにアクセルを踏んでグランダを前進させる。

『あっ・・・』

 不良軍人たちは慌てたような声を漏らすが、後の祭りだ。彼ら2人ともユーマたちに抑えられているのに加え、リィエラとアイリス兄弟の鋼騎が油断なく護衛についている。それら全てを突破してグランダを留めたいのなら、それこそ1コ師団でも持って来いという話だ。

『・・・旦那、そろそろ』

「だな」

 エフリードとディマールの背後をグランダが悠々と通り過ぎた数分後、距離が十分に離れたことを確認したユーマはエフリードを1歩退がらせた。

「・・・さて、皆さん」

 そして、先ほどまでとは打って変わった丁寧な口調で呼びかける。しかし、変えるのは口調だけ、威圧的な声音はそのままだ。

『は、はい!』

「この度はお手数をかけてしまい、申し訳ない。ここに検問所があると分かっていたら、予め連絡を寄越しておいたのですが・・・」

『い、いえ!こ、こ。こちらこそ通知が出来ておらず、申し訳ありませんっした!』

「ああ、そうでしたか。お互い、ツイていませんでしたね」

 いけしゃあしゃあと、思ってもいないことを嘯く。小遣い稼ぎに勝手に設けた検問に、事前連絡もなにもある訳がない。

「では・・・此度の事案は双方の確認漏れが原因ということで、後日報告をさせて頂きます。・・・宜しいですね?」

『は、はい!・・・・・え、ちょっと待て―』

「待て?」

『い、いえ、待って下さい。そこまでしなくても良いっしょう。此度は、不幸な行き違いがあっただけっすから、はい』

「つまり、ここでは何も無かった、と?」

『は、はい!』

 恐らく、コックピットの中では騎者が大粒の汗を流していることだろう。自業自得だ。

 もっと弄びたいところだが、ユーマたちもそれほど暇ではない。

「分かりました、ここでの行いを俺は忘れる。それで手を打ちましょう。しかし・・・」

『しかし?』

「・・・いえ、何でも。それでは任務、ご苦労様でした」

 言いかけた言葉を飲み込んで、相手が呆気にとられている間にユーマはスピーカーのスイッチを切り、先を行くキョウズイの所までエフリードを走らせる。

「・・・まったく、この国はどうなってるんだ?ホントに」


「待たせたか?」

『いいえ、ちっとも』

 ユーマの言葉に、キョウズイは「心配無用」とばかりに魔導砲を振って、そう答えた。

『しかし旦那・・・』

「何だ?」

『あんな手練手管、どこで憶えたんで?』

「ああ、父親の・・・何でもない」

 だが、認めたくは無いが、事実だ。ユーマの父は弁護士で、当然仕事上の話は自身の事務所で行うのだが職業柄、というのは零れ出るもの。理不尽なことに巻き込まれかけた時に丁寧ながら威圧するという手練を傍で見ていた、その経験が生かされていないというのは嘘だろう。

『ま、何でも良いでやすがね。ただ・・・あまり、それを得意にならないで下せえよ』

「分かっているさ」

 ユーマとて、やりたくてやった訳では無い。ただ変に揉めて事態が悪化することや、それにセリエアが巻き込まれることを避けたかっただけだ。

「他人を掌の上で転がすような人間にはなりたくないからな。それに・・・お前も、そんな騎者に乗ってもらいたくはないだろう?」

 なあ、とユーマは呼びかけるようにコンコンとモニターを軽く叩く。

『そいつは良かった。旦那がそっち方面に進んじゃっちゃあ、あっしは姐御に顔向け出来やせんから』

「・・・?なんで、ここでセリエアが?」

『それは内緒で。それより・・・』

「ああ。これは手綱を取れていないどころの騒ぎじゃ無いぞ」

 兵器の管理が出来ていないことは問題ではあるが、サボタージュ犯の腕が良かっただけ、という線もあり得た。つまり、敵に上手をいかれただけで、管理体制に瑕疵がある訳で無い、という希望だ。

 だが、さっきのはその儚い希望を粉微塵に打ち砕くには十分過ぎた。

「まさか、外交使節・・・とは気付かなくとも」

『ええ。他国の偉いさん相手と見りゃあ直ぐ確認するか、最低でも見て見ぬ振りをしやすよ。・・・普通の不真面目ならね』

「だが、違ったと」

 あの不良軍人たちは寧ろ、『他国の偉いさん』を貴果と見た。道理にしか則れない、自分たちが無理を通せる者と見たのだ。

 勿論、それはあの場所だけの話だ。帰った場合は当然として仮に袖の下を払って通った場合でも、後々余計なトラブルの種となるのは必定の愚行である。

『あの軍人連中は、自分の行いで上が不利益を被るなんて、毛ほども考えちゃいやせんでした』

「つまり、こういうことか。連中は自分たちが刹那的に儲かれば、軍や政府が責められても問題無しと考えた、と」

 見下げ果てた連中だ、と吐き捨てたのは果たしてどちらだったか。少なくとも、両名ともにそう思ったのは、まず間違いは無いが。

「軍人に国家への帰属意識が薄い、ということになるのか、これは?」

『まあ、あんなのばかりたあ考えたくはありやせんがね』

 そのボヤキに、ユーマも「だな」と頷いたものの、それをどこまで期待したものかは、不明だ。

「ま、少なくともあの連中の行いは報告され、何らかの処罰はされるだろう。良い気味だ」

『おや?旦那はあの連中に見なかったことにするってえ、言ってやせんでしたか?』

「ん?ああ、『俺は』忘れると言ったがな。だが・・・俺は超能力者じゃないんでね、他の人の記憶まではいじれないんだ。悲しいことにな」

 あの真面目なトマスのことだ。きっと、ありのままの内容を新政府へと伝えてくれるだろう。

『ハッハ、旦那も悪でやすねえ』

「人聞きの悪いことを言うな。俺は嘘を吐いた訳じゃない、ただ・・・相手の確認不足、それだけさ」

 そして、その結果として誰が誰にどう責任を取らせるのかまで、ユーマの知ったことではない。

『いやいや、さっきはああ言いやしたが・・・ひょっとして旦那』

「何だ?」

『そういった口先三寸、得意で?』

「馬鹿言え。それより・・・見ろ、追いつくぞ」

 モニターには先行していたグランダと、それを後ろで守るリィエラ騎の姿が捉えられている。そして、その奥には悠然とそびえる山の麓に並び立つ大小の建築物たち。ユーマの感覚でそれは、大都市と言うよりかは風情のあるヨーロッパの古い町並みに見えた。

「あそこが、例の?」

『ええ。マップ上も間違いありやせん。あそこがクロノスの首都、ウォースザヴで』

 あの風光明媚な街並みの中で、何が起こっているのか。何が待ち受けているのか。

「どうやら、今回も楽は出来そうにないな」


 

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