主人公の男性は現代人。
コールドスリープで1000年先の未来に目覚めたのだ。
今では、民間に払い下げられた古い軍艦……スペースシップの船長さんだ。
ここには、AIがいるのだが、そのAIが可愛い。
見た目も平成……おっと、令和のアイドルそっくりで、お目々うるうる、髪つやつや。
勤勉なAIで、主人公に合わせて、令和、いや、昭和なノリでジョークを言ってくれる。
土台はしっかりSFだが、堅苦しい説明は最小限で、主人公と可愛いAI、「アイちゃん」との緩い会話で、物語は進んでゆく。
読者は気軽に読んでいただきたい。