読んでいくとだんだん事情が理解できて面白かったです。最後に、単なる聞き手と思っていた主人公が兄&その母に共鳴してるらしいと分かり、ひやっとしました。
父親を……というのは、やはりころすのかなと思いますが、父を罰するためなのか、父もそばに連れてきてあげたいからなのか、想像が広がります。
むごい人死にが根底にありながら、それを埋めて覆う桜のある場の雰囲気はゆかしく美しい、その美しさ自体が歪で不気味で、しみじみよかったです。
作者からの返信
感想ありがとうございます!
面白そうなお題だったので書いてみたんですが、楽しく読んで貰える作品になっていたなら嬉しいです。
死体が埋まっている場所といえば、ということで桜を出してみました。不穏な雰囲気をうまく描けていたなら幸いです。
短い中に深い物語がありました。
生まれて来られなかった兄との内緒話、危険で蠱惑的です。
作者からの返信
感想ありがとうございます!
妖しい雰囲気の話に出来ていたなら嬉しいです。