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第4話 卵の天敵
慎重に行くと決めてから1時間後、あれからベビースライムとベビーワームを数匹倒して、５Levelになっている。
ん、気配感知に当たりが。
周りに弱い気配もいるから、当たりか？
ゆっくりと進んでみると、卵とワームが見える。
ワームに鑑定をかける。
名前 なし 種族 ワーム G＋ランク
Level６／１５
ＨＰ２６／２６ ＭＰ２６／２６
攻撃力２０ 防御力１０
魔力１２ 魔防力１０
敏捷力１０
スキル
悪食Level２ 体当たりLevel２ 穴掘りLevel３ 噛みつきLevel３
卵感知Level３
称号
卵喰い
悪食
どんな物でも食べられる様になる
Levelが上がると毒や麻痺を持つ物も状態異常にならずに食べられる
穴掘り
穴を掘るのがうまくなる
Levelが上がれば効果が増す
噛みつき
噛みつきの威力が増す
卵感知
卵の位置が分かるようになる
称号の卵喰いに卵感知って今の俺の天敵じゃねーか。
まさか俺の位置が分かってたり？
そーっと見てみると、目なのか分からないけどこっちを見ていた。
ぎゃー、めっちゃこっちを見てたよ。
絶対に逃げられないよ。
こうなったら、先手必勝だ。
決意を固め、ワームに突撃していった。
ワームはまさか攻撃をしてくるとは、思ってもみなかったようで動かなかった。
鑑定でワームのＨＰは残り１４だった。
このまま押し切ってやると思っていたら、ワームが噛みついてきた。
ぐはっ、まずい。
残りＨＰが９になっていた。
あと2回攻撃すればと思っていたら。
《経験によりLevelが上がりました》
急にLevelが上がった。
なんでLevelが上がったんだ？と周りを見ると卵が潰れていた。
ごめんと心に思い、ワームに体当たりをした。
ワームは食べるはずだった卵を見て、怒り心頭な感じで近づいてきた。
今だ、と思い勢い良くぶつかる。
《経験によりLevelが上がりました。進化が可能です》
異世界にきて初めての死闘に疲れて、ゴロンと横になった。
進化か、何が出てくるかな。
前回はあまり強いやつはなかったからな。
今回はつよいやつが出てくる様に願いながら進化先を見た。
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