第3話 進化

 《進化先は6個です。

  ベビーインセクト Gランク

  昆虫種の幼生体  進化先が昆虫種に固定


  ベビーバード Gランク

  鳥種の幼生体   進化先が鳥種に固定


  ベビーウルフ Gランク

  狼種の幼生体   進化先が狼種に固定

 

  ベビーゴブリン Gランク

  小鬼種の幼生体  進化先が小鬼種に固定

  

  ベビーフィッシュ Gランク

  魚種の幼生体   進化先が魚種に固定

  注意 

  水中でしか進化をできません


  モンスターエッグ(上位) Gランク

  産まれてくる魔物の種類が上位種になる


  以上となります》


 すっげー悩むな、これ。


 幼生体とはいえ、卵から孵るか、上位種まで待つか。


 進化先が固定なのは少し不安だな。


 ん~、ここは待ちかな。


 モンスターエッグ(上位)で。


 進化が始まり、少し卵が大きくなった。


 名前 なし 種族 モンスターエッグ(上位) Gランク

 Level1/15

 HP20/20 MP20/20

 攻撃力10 防御力10

 魔力10 魔防力10

 敏捷力10

 スキル

 鑑定Level3 捕食Level1 体当たりLevel2

 称号

 異世界からの来訪者


 初めて見たステータスよりはましになったな。


 以前よりも動ける様になったからLevel上げも楽になるかな?


 少し周りを確認して進む。


 《経験により気配感知を習得しました》


 おおっ!良さげなスキルが手に入った。


 近くに弱そうな魔物が見つかるな。


 少しすると、あれはスライムか?


 名前 なし 種族 ベビースライム Gランク

 Level3/10

 HP13/13 MP13/13

 攻撃力3 防御力3

 魔力3 魔防力3

 敏捷力3

 スキル

 溶解液Level1 体当たりLevel2 

 称号

 なし


 ベビースライム Gランク

 スライム種の幼生体


 溶解液

 相手を溶かす液体を当てる

 Levelが低いと効果が少ない

 

 あれならすぐに倒せそうだ。


 そう思い、体当たりを使用する。


 《経験によりLevelが上がりました》


 《経験によりLevelが上がりました》


 無事倒せたようだ。


 見つけた魔物は俺の経験値に変えてやる。


 そう思い、進みだした。


 進んでいると、急に大きな気配を見つけた。


 これはやばい、見つかったら殺される。


 そうじゃん、ここは現実で死んでも大丈夫なゲームじゃない。


 今更ながらこのことを実感し、慎重に行こうと考えじっとしていた。


 スキルを育てたり、相手のことを分析していくと心の中で誓う。


 気配が去っていったので、ゆっくりと進みだした。


 


 


 


 

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