スケルトンは世界を無双する
紅夜
第1話
あれから何年経ったのだろう。あの頃の俺は、まさかこんな事になるなんて思いもしていなかった⋯⋯。
何気ない日々、俺はニート生活を送っていた。
俺の日課は、漫画を読んだりアニメを見て過ごしていた。
でもそんな幸せな日々は突如終わりを告げ、温暖化により人類は滅びてしまった。
と、思われたのだが⋯⋯。あれ、ここは何処だ?
俺なんか身体が軽い気がするような⋯⋯?
まぁ、俺はそんなことを思って森をさまよっていると、森の奥から光が見えた‼︎
無我夢中に走っていると、そこには人間達が街で暮らしていたのだ。
俺はその光景に驚いて居ると、街の人達が俺を見て驚いて逃げて行く人もいれば、
腰を抜かして声がでない人も居たり子供に至っては、大声で泣きだしていた子も居た。
俺はそんな怖い顔してたっけ?っと思い顔を触ると、
ン?頬っぺが無い⋯⋯?、イヤ、そんなまさかねー(笑)
もう一回顔を触ってみると、アレ?俺、髪の毛生えて無い!嘘でしょ?!っと、
一人で落ち込んでいると、街の大人達が縦長の鏡を持ってきて、
コレで俺の姿を見せようと、わざわざ家から持ってきてくれたのだ。
俺は、その鏡で自分の姿を見てみると⋯⋯。
俺は、スケルトンの姿になっていた!俺はその姿に、
特に驚きはしなかった。前世の記憶をその時に思い出したからだ、
要するにフラッシュバックってヤツだな!
なんなら、ニート生活してる時に見てた漫画やアニメが転生系だったから、
そんな場面に耐性が付いていたのだ!まぁ、そんな意外な反応だったからか、
街の人も困惑していたが、幸いにも最初は街の人達が俺の事を怖がってはいたけど、
街の人と話しているうちに、だんだん打ち解けていって中には、
泊まる所が無いなら家に泊まりな!と言ってくれる人も居たのだ。
(一方その頃)
次回に続く
「あとがき」
この度、『スケルトンは世界を無双する』を、
読んで頂き誠にありがとうございます。
次回は、勇者(主人公)について書いていきますので、どうぞ今後ともよろしくお願いします。
作者:紅夜
スケルトンは世界を無双する 紅夜 @wakamaru125
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