人として生きる孤独

紅夜

第1話

私は何故生まれてきたのだろうか……。

本当は生まれてきたく無かった。

無意識に生きて、無意識に呼吸をして、無意識に生活をしている、

そんな私が嫌いだった。でも皆んなは自分を一番大切にして上げなさいと言う。

それが私には全く理解出来なかった、

何故私自身を大切にしてあげないといけないのだろうか、

私は皆んなと同じ人間な筈なのに他人の考えが分からなかった。

何故こんなにも、考え方が違うのだろうか……。

人としてこんなに孤独を感じた事は無かったのに、私は辛くて悲しかった……。

私はそんな日々の生活の中で、人として生きる孤独を感じた。

こんなに世界には人が居るのに、

私は普通の考え方と違う故に虚しい気持ちになった。

人として生きる事に疲れ、全てを投げ出してしまいたいと思った。

だが、現実はそう上手くいく訳もなく、死ぬには至らななかった。

私はただ怖かったのだ、人として生きる事を諦めた私自身が……。



次回につづく



【あとがき】

人として生きる孤独を読んで下さりありがとうございました。

次回いつ更新出来るか分からないですが、これからも頑張って

執筆していこうと思いますので応援して頂ければ嬉しいです‼︎

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

人として生きる孤独 紅夜 @wakamaru125

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ