第2話 出会う

ここからルナ( 主人公)視点です



「はぁーこんなもんかー」

「俺はここまでかな」

と独り呟いた

それもそのはずルナは、つい10年ほど前は期待の新人とも言われ注目を浴びていた。

それが今やBランク、中の上といったところだ。

Aランクや、ましてやその上のSランクをみたら力量差は明らかだろう。

唯一武器があるとしたら、冒険の経験ぐらい。

「うーん。次のクエスト何しようかぁ」

「よし。気分転換に合同クエストいくか」

と気合をいれ冒険者ギルドに向かった。


冒険者ギルドに着きクエストを選ぶ。

一つ、目に止まった。

オークの討伐クエストだ、夏になると数が増えるらしい。

「危険は少ないだろうしこれにしよう」

と考えながら受付嬢のもとに向かう。


「このクエストお願いします」

「こちらのクエスト承りました。明日の早朝集合してください」

「ありがとう」

クエストはこれで受理された。

「よし。明日に向けて準備しよう」

いつもより早めにルナは寝た


翌朝ルナは集合場所につき、ある人物がいることに驚いた。

「あれ?騎士から冒険者になったレインじゃないか」

それに、あのパーティーはグランのパーティーじゃないか。


「おーい。ルナじゃないか!」

どうやら先に呼びかけられた様だ。

素早くグランのもとに向かう。


「久しぶりだなグラン」

「あぁ久しぶりだな!ルナ」

じつに3年ぶりといったところか


「ルナ元気だったかぁ!」

相変わらず声がでかい

「その前に自己紹介しないか?グラン」

レインは何もわからないという顔をしている

「あぁそうだな!まず俺のパーティーを紹介しよう」


「まず僕から刀を武器にしている、サンだ。

 よろしく。」

「次は私ね、魔法使いのノエルよ。よろしくね」

「次は私、補助魔法と短刀を使う。ミリアだ。よろしく」

「最後は俺、グランだ。タンクをやっているよろしく頼む」

流石全員Aランクパーティーだ。バランスがいい


「次は私、騎士をやっていたレインよ。よろしく」


「最後は俺、ルナだ色々使う。よろしく。」


「よし!みんなよろしく!」 とかなりの声でグランが言った。


「グラン。もう出発しないと遅れるよ?」

ミリアが言った

「よし!行くか!」


俺達は討伐クエストに向け出発した。
















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