Bランク冒険者の俺があの副騎士団長とパーティーを組むなんて誰が想像出来ただろうか

LAN/らん77o

第1話 女副騎士団長レイン、冒険者になる

「副騎士団長になったぞー」

と意気込んでいたのはつい数ヶ月前、それが今、レインはクビを言い渡せられた。


とっさのことで頭の中で思考を巡らせる、

原因は思いつかない、

だが一人思いついた。

いつもレインを目の敵にしてきたワンダだ。


ワンダは何でも一番だと思っている自己中心的なやつだ。

そして、レインが先に副騎士団長になったことでワンダは苛立っていた。


城に来て早々、もう何もすることができないレインは足早に、家に帰った。


あれから一週間がたった。

「この一週間ずっと剣を振ってなかったので剣を振ろう。でもどこで振ろうかな」

とレインは考えていた、何か思いついた様子

だ。

レインの師匠が言っていた、

「騎士やらなかったら冒険者やりたかったなー」と。

 

そこでレインは決意した。

「私、騎士クビになったし冒険者やろう」と、早速レインは冒険者ギルドに向け出発した。


レインは冒険者ギルドにつき、重い扉を開け

受付嬢のもとに向かった。


「冒険者登録お願いします」

「前職はなんですか?」

周りはレインをみていた。

レインは大勢の視線を感じた。


「ハイあの前職は騎士をやってました」

「では、特別にBランクからです」

「え、なんでですか?」

レインは困惑した

「名のある騎士は一律Bランクと

なっております」

「ありがとうございます…」


こうしてレインは騎士から冒険者となった。
















  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る